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たかぱん
2024年3月24日 00:35
なんとも思想らしくないタイトルである。同時に、一般の人が手に取りやすいタイトルである。「人生」を問うことが、哲学であるかのように見なされやすい日本の風土では、こうした誘いは適切であるのかもしれない。 だが、実のところ、この問いは、哲学の中では案外疎い分野である。問われて然るべきであるのに、あまり問題にされない。日本人だからこれを問う、というのではなく、もっと原理的に、根柢的に、この問題は扱われ
2024年3月14日 11:20
息子たちが、私のできなかったことをやろうとする。それを見るのは、頼もしくもあり、ありがたくもある。哲学に興味をもっており、とくに音楽というものについて、関心が強いようだ。同時にそれは、芸術や文化というものについて、思いを懐いているということでもある。 音楽は、時間と共に成立する。絵画のように、静止画像でそこにある性質のものではない。もちろん、静止画でも、それを眺める側には時間が発生している。が