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”勉強になりました”と言わないことが大切な理由

こんにちは@tateshina_lifeです。

今日は「勉強になりました」と言わずに「○○する」というアクションに変えると人生が好転する、ということについて書いてみます。

以前、使わない方が人生がより良くなる言葉たちについてまとめた際にもこの言葉について触れました。

勉強って本当は嫌いなはずなのに良く聞く言葉です。何のために勉強をしているのか、今日学んだことで何をやりたいのか、そう思った今何を感じているのか。僕が聞きたいのはこういうことです。聞くことによってこちらも相手の物語を一緒に歩むことができた、と感じられるからです。

以前のnoteより

更に一歩踏み込むと、相手は上記の意思を知った上で”その時、その瞬間に、あなたがどのような行動をとるのか?”に興味があります。行動しない、という選択も含めて、後から答えるではなく”今何をするのか?"、です。

何のために勉強になったと思うのか?
結果として今をどう生きるのか?

このセットによって相手はあなたがどのような人であるのかをその場で”体験”することができます

人生とは”今、この瞬間における行動”の連続です。ここでは詳しく書きませんが人間は古い脳にもとづく習慣的な行動が先にあり、理由は新しい脳によって後付けされます。

ですから理由を述べなかったとしても、行動を相手に返すことこそが自分の固有の性質が発揮された状態が相手と交錯する、言わば真のコミュニケーションを返すことになるのです。

勉強は手段のための手段です。

目的を達成しようとする行動(手段A)をより良くするための手段Bです。手段A=行動をとらずに、目的(手段Aを行う理由)を説明しないのであれば、それは相手と真剣に向き合っていないことと同じです。

更に言えば、自分自身と真剣に向き合っていないことなのです。
相手=自分と置き換えてみれば理由は分かりますね。

先ほども書いたように、人間は習慣化された固有の行動パターンを無意識に発揮する生き物です。

ですから何かをインプットしている時に、目的を忘れることが少なくありません。また、日常生活をしていて他人との会話の中で、自分に向けた何らかの意図のある情報をインプットされることもあるでしょう。

その時、その時で”なぜこのような状態(手段Bを行っていること)が発生しているのか?”、”手段Bに対する手段A、そして目的は一体何なのか?”を意識的に考えてみることです。

それらが見つからないのであれば”行動をしないこと、その理由が目的に沿わないこと”を相手に示します。合致するのであれば手段Aを実行に移すこと、もしくは移していることを相手に示します。

こうすることで勉強に価値が与えられます。
あなた自身が目的に沿った行動に戻ることができます。

そして、それはあなた自身ありのままの状態です。

僕はそんなあなたを見て美しいと感じるでしょう。

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