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”所有から使用へ”の言葉に隠された本質とは?

こんにちは@tateshina_lifeです。

今日は資産を持っておくことの大切さについて書いてみます。

今日は東急リゾートタウン蓼科で新しい物件の引き渡しの日。これから半年間くらいは一時的にですが家を4件(東上野、蓼科で2つ、蘇州)持つことになりました。

4つの物件のうち3つ、蓼科の2つと蘇州の家は現金で購入しました。東上野の都心型マンションについてはローンを組んでいますから負債が残っているものの、ここ数年の都心マンションの高騰によって含み益が出ている状態です。

不動産以外で言えば、僕は海外のETF等に投資をしています。長期ホールドするのが目的で、現時点ではアメリカの利上げの影響で運用成績はマイナス、含み損の状態です。

ここでは詳細は省きますがグローバルETFについては長期目線で見れば上がり続けると思っているので損切りを含めた短期での売買をせずに持ち続けるつもりです。

所有から使用の時代において、資産と負債が増えていることは逆行しているのかもしれませんが、現預金はほとんど持っていません

先日のnoteで書いたように、僕にとってのセーフティネットは奥さんなのですが、彼女にとっては資産を持つということなのです(中国語で言うところの”安全感”のベース)

僕は昔、資産=物を買うことで現預金が減ることに恐怖感がありました。それが、彼女と出会って一緒に生活していく中で考え方が変わりました。

資産=物の全てがセーフティネットになる訳ではありません。流動性が高く換金できること、価値が上がることの2点に着目して物を持つこと(もしくは持たない判断をすること)が本質です

上記の2つに該当しないものは消費財です。

すなわち消費することで価値が減っていき、最後にはゼロとなるものです。例え換金性があったとしても時間とともにセーフティネットとしての価値はなくなり、最後はゼロです。

所有から使用の流れの中、現預金を持っておくことの安全性が語られます。しかし、日本がスタグフレーション(景気後退と物価高の同時進行)の渦中にある中で日本円だけを資産として持ち続けることは危険です。最近の物価高騰の影響で、ようやく広い範囲で認識されるようになったのではないでしょうか。

そういった意味で不動産や現預金以外の金融資産は良く調べて購入すればセーフティネットになります。

ウイルスや戦争が常態化した世界において、日本ではインフレが続きます株式を含めた物を持っておくことや、外貨を含めた海外資産を持っておくことがむしろセーフティネットとなるのです。

所有から使用へ、という言葉が流行るということは必ずその裏側にルールメイカーが存在します。言葉に踊らされるのではなくその本質を見極めることです。

所有から所有へ、持ち方や持つ物の場所が今までと変わるということです。世の中、実はあまり変わっていないのです。

資産の多寡は関係ありません。持ち方や場所について皆さんも再検討してみてください。そしてご自身の日本円現預金が減っていくことの恐怖を克服し、本質に戻ってください。

何事もバランスが大切なのです。

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