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成功して幸せになるのではなく、幸せだから成功する

こんにちは@tateshina_lifeです。

今日は、人は成功した結果として幸せになるのではなく、幸せだからこそ成功することができる、ということについて書いてみます。

成功するために沢山勉強して、良い友だちをつくり、良い大学に入って、良い会社に就職し、一生懸命働いてお金を貯めて、ようやく幸せがでに入ると思っていませんか?

幸せになるためであれば多少の我慢や犠牲は必要であり、自分が今不幸な状態に置かれているのはその過程であるから仕方がないと思っていないでしょうか?

実際は違います。

幸せが先にあって、成功はその後に来るのです

朝起きて、まだ眠くてぼやっとする頭で、その日のべき事を思い憂鬱な気分になって二度寝をする。結果、ギリギリの行動になって、通勤やリモート会議の準備に大慌て。余裕がなくなった結果として、外部環境の影響による予想外の出来事に対してイライラしたり当たったりすること、ありますよね。

他人の境遇や社会の不公平や不条理について気を揉んでモヤモヤしたりすることもあるのではないでしょうか。

気分が落ち込んだ状態における人間の脳は防御状態に入り、萎縮しますこの状態ではポジティブなことを考えたり行動することは構造的にできません。できるのはそこからどう逃げ出すか、どうやって身を守るかを考えたり、相手からの攻撃を最小化するためにあらゆる筋肉を硬化させることです。

創造的な方向で自分の潜在能力を最大限に発揮することなどできません。普段から怖い上司がイライラしている隣の席で良い資料は作れません。平均台を難なく歩くことができる人が、2つのビルの屋上に張られた同じ幅の板を歩けないこととは有名な例えですね。

自分が幸せな状態であれば、潜在能力を創造的な方向で最大限に発揮できます。赤ちゃんやペットを見れば分かりますよね。彼、彼女たちは両親の無償の愛に包まれて、何も制限されることなくやりたいことをやり、表現したいものを表現します。それを見る人も暖かい気持ちになり、幸せになるでしょう

ですから自分自身が世界の中で最高の存在であり、今この瞬間が一番幸せであると思えるかどうか、味わえるかどうかについてとにかく集中するのです。我慢や犠牲の先に成功があり、幸せがやってくると思わないことです。

どうしても幸せであると思えないのであれば、それを阻害する要因から距離を置くことです。

イライラしている上司の席から離れて資料を作る。他人の境遇や社会の不公平や不条理について、自分の創造性で何かできることがなく無力感にさいなまれるのであれば、考えること自体をやめるのです(そういった他人や社会の情報を取りに行くことをやめた方が良いケースがほとんどです)。

僕も子どもの頃は少なからずそう思っていました。周囲の人々が皆そうやって生きているし、そうやって生きることが”正しい”と教えられてきたからです。

一方、自分の殻に閉じこもって幸せな妄想の世界に浸ったり、我慢や犠牲が発生するタイミングについて反撃もしました。社会人になって仕事は極度に忙しかったのですが、それでもクライアントの前では自分の言いたいこと、実現したい世界について熱く語りました(そうすることを許してくれる先輩方、同僚、風土・文化があったことを感謝します)。

イライラ、モヤモヤ、不安などを感じてる人に成功は訪れません。常にライオンに猟られる状態にある人にとって、固有の潜在能力を発揮することなどできないからです。

何度も言います、今この瞬間に世界で一番幸せな自分、世界で最高の能力を発揮できる自分がいることが何よりも先に立つのです。最高の自分が世界を導き、再構成するのです

成功は結果としてのおまけみたいなものなのです。

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