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日本の花農家さんを支える想いとは? “国産花”だからこそつくれる、喜びの循環。

Instagramなどでお届けした花を紹介するとき、日本国内の生産地を一緒に記載していることにお気づきでしょうか?そこには、+hanaの取り組みに共感とご協力をいただいている、市場の方の想いも込められています。

花にもある、国産品と輸入品

いつも皆さんが花屋さんなどで目にする花は、野菜と同じく国産と輸入品があります。

国産の切り花出荷量は2000年以降どんどん減少しているのですが、それと反比例して輸入は増加しているのが現状です。特に今年初出荷の際にもお送りしたカーネーションは輸入品が国産品を上回っているそうで、シーズンオフの真夏に店頭で販売されているものは輸入品が大半なのだとか。(出典:農林水産省 花き生産出荷統計)

花の農家さんには比較的若い方が多いというデータもあるようですが、実態は新規就農者が減少しているにも関わらず高齢化が進み、輸入花に押されて国内の花農家さん自体も減少しています。


国産の花を仕入れることで農家を応援

このような実情を目の当たりにされている市場の方は、品質の良い国産の花を積極的に仕入れて出荷することで花農家さんの持続可能な生産体制を支えていきたい、日本国内の花の生産者さんから安定して花を仕入れたいという想いを持たれています。

私たち+hanaも、想いは同じ。+hanaに参加して花を飾って楽しんでいただくことで、単に花を買うだけでなく、自然に花やそれに関わる生産農家さんなどの応援につながり、美しく新鮮なのに行き場を失ってしまった花を救うことができたらということが、コンセプトのひとつだからです。

そこで+hanaから皆さんにお届けする花は、葉物に至るまですべて国産のものを仕入れています。

これは、市場の方の想いに共感した私たちの応えでもあるのです。

ツナグ ツナゲル +hanaのネットワーク

国産花にある数々のメリット

国産の花を仕入れることは応援になるだけでなく、飾る方々にも嬉しいことがたくさん。

まずは採花からの日数が少なくて済むので、より新鮮で日持ちのしやすい花を皆さまにお届けすることが可能になります。

また、つぼみから散るまでの花の変化を楽しむこともできます。輸入花だと輸送のために加工が必要となり時間もかかるため、どうしても届いた時の開花状態からすぐ枯れてしまいがち。国産だとつぼみがどんどんふくらんで花が開き、散りゆくまでの美しい移ろいを味わうことができます。これは生花ならではの大きな魅力。

さらに、国内の花農家さんは家族経営でたくさんの品種を少しずつ育てるところも多いので、バラエティに富んだ品種を楽しむことができます。その花々の姿や香りとともに、日本特有の四季を感じることができるのも魅力的です。

蕾でお届けして開花が楽しめるシャクヤク
2021年6月にお届けしました

わたしたちにできる、これからのこと

今後も少しでも日本の花農家さんが永続的に花を育てることができ、それを皆さんにも楽しんでいただけるよう、+hanaも微力ながら応援していこうと思います。

また市場や農家の方も、どんどん新しいことに挑戦されています。そのひとつの応援として、今後は国産花の品質の良さをもっとお伝えできるよう、箱を開けた時に香りがするものや長持ちする葉ものなども積極的にお届けしたいと考えています。さらに、新しくチャレンジして発展途上にある植物もテスト的にお届けして、花農家さんに協力していくことも考えています。

もし皆さんのところにお届けする定期便にそのような植物が含まれる時にはお知らせしますので、ぜひご自宅で愛でながら、日本の花農家さんの取り組みを応援していただけると嬉しいです。

一人ひとりのちょっとした動きが、日本の花農家さんにとっても、市場にとっても、そして花を購入してくださる皆さんにとっても嬉しいものになる。そんな喜びの連鎖がさらに大きく循環していく仕組みづくりを、これからも+hanaでしていきたいと思います。

皆さまからのご意見やご感想も、花農家さんにフィードバックしていきたいと考えていますので、ぜひお気軽にメッセージもお寄せください。

 info@tasuhana.com

公式サイト https://tasuhana.com/

『あなたの楽しみは花のために、花の魅力はあなたのために』をコンセプトとし、季節に合わせた素敵な花を、手ごろな価格でご自宅のポストにお届けするサステナブルな花の定期便「+hana(タスハナ)」の、リーダー&立ち上げメンバー。実現したい思いや夢を中心に、花のあるくらしや魅力、花の世界にあるさまざまな情報をお伝えします。

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