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PMI-ACP(PMPのアジャイルバージョン)の取得方法

 先日、無事PMI-ACPを取得しましたので、取得の経緯&勉強法をご紹介したいと思います!特に後半の勉強法については、これから目指す方や取得を検討している方々に役立つ情報かと思います。絶対買うべき(合格を手繰り寄せてくれた)参考書も記載しています。

①   人物背景

  • PMP取得済み、製薬会社勤務(IT屋さんではないし、IT部門でもない)

  • Experience Description はIT系のアジャイル実践ではなく、一般業務にアジャイル概念を導入し実践した経験を説明し申請。申請に用いたプロジェクトではサーバントリーダーとして参加していました。

②   取得の経緯

  •  プロジェクトマネジメントを極めたい、プロジェクトマネジャとして活躍したいという思いで製薬会社に入社したため、PMPにはずっと興味がありました。

  • PMI-ACP資格を知ったきっかけは、IT系の研修を受講した際の講師が保有資格に記載していたことでした。当時、PMPの勉強をしていましたので、PMIがPMP以外の資格を持っていることを知らず、調べてみたのがきっかけになります。

  • 社内でも“アジャイル”という言葉をちらほら聞いていましたし、PMPの中でも“アジャイル”の内容が出題範囲になっていましたので、いつか体系的に勉強してみようと思っていました。

  • PMPだけでは他のプロジェクトマネジャと差がつかないと思い、様々なプロジェクト手法を知っていることが差別化ポイントになるのではないかと思い取得することを決意しました。実際はわかりませんが、少なくともPJに関する資格を持っていますとアピールできる材料にはなると思いますので、プラスになると判断しています。

③   PIM-ACPとは何か?どのような資格なのか?


(1)人数
 
2020年までのデータしか見つけることができませんでした。PMI-ACPはPMIの実施している講座の中で3番目に受験者の多い資格らしいです。

日本国内
2016年:24人
2017年:35人
2018年:60人
2019年:94人
2020年:163人
 
世界全体
2016年:14,021人
2017年:19,295人
2018年:24,998人
2019年:32,781人
2020年:39,575人

出典:イープロジェクト(株式会社TRADECREATE)H.P.

(2)認知度
 PMI日本支部 アジャイル研究会の資料によると、74%の方に認知されているようです。ただし、PMI本部会員または日本支部会員が73%のアンケート結果ですので、世間的にはまだまだ認知されていない資格だとも言えます。そもそも、~士、~師のような世間の認知度が必要なのかといった疑問もありますが。

出典:2022年度「アジャイルプロジェクトの実態」に関するアンケート(PMI日本フォーラム2022)

④   受験費用

 私はすでにPMPを取得していましたので、申請やテスト価格は、PMP取得者の流れと受験費用になります。

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