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アフリカ在住二年目の駐在妻。二人の子供がおり、4歳の息子が自閉症の診断を受けています。…

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アフリカ在住二年目の駐在妻。二人の子供がおり、4歳の息子が自閉症の診断を受けています。駐在を決めるまでの過程や現在のアフリカでの発達障害児の子育て情報を発信していきたいと思っています。海外での子育てに興味がある方の少しでも参考になれば、嬉しいです。

最近の記事

モンテッソーリ幼稚園での最近の息子の成長

 昨年から通い始めたモンテッソーリ幼稚園生活、1月から新学期がスタートしました。息子は日本ですと年長さんの年に当たります。引き続き、同じ先生、同じ教室ですが、昨年はクラスのメンバーのほとんどが息子より1歳上のお友達だったので、その子達はLow elementalyへ移動(同じ校舎で2階のクラス)、代わりに息子と同い年の新しいメンバーが何人か増えました。慣れた環境なので、行き渋りはなく順調にスタートしました。  昨年と比較して成長したのは、英語力です。前回の先生との面談で、英語

    • 息子の自傷についてTherapyに通っている話

       昨年11月頃から自分に不都合なことが起こった時に自分を叩く自傷が始まった。急に始まった自傷と同時に、「ママはおねーちゃんと僕、どちらが好き?」「僕のこと好きな人、手をあげて~」と私たち家族に聞くことが増えた。強くは叩かないが、我が子が自分を叩く姿は恐ろしく、将来がとても不安になった。今までのこだわりや困りごとはあせらず、いつかできるようになればいいと感じたが、今回の自傷は療育の本で学んだ「他者や本人に危害がおよぶ場合」に当たり、早急な対応が必要だと感じた。 1.まず自傷が

      • 特性がある息子の為にアフリカに持ってきてよかったもの

         今私達が暮らしている国には、日本のスーパーがなく、日本製品を購入することができません。渡航前に療育の先生にアドバイスを頂いたりしながら、自宅での療育に使用できるグッズを購入して、船便で送りました。その中でも特に役立ったものを書きたいと思います。療育の先生からは、息子が好きな事に関連したもの(本、ゲーム、100均のあいうえおカードなど)をすすめられました。皆様のお子様が興味があるものが一番役立つと思います! ①四谷学院 療育55段階プログラムA 同じ特性があるお子さんを持つ

        • 妖怪かるた

           2歳3歳ころの息子の好きなキャラクターはパウパトロールでした。(今でも遊びます。)それから、YoutubeでAlphabet lore やNumber blockのキャラクターにはまりました。元々文字や数字が大好きでしたが、それに表情がついていてさらに大好きになったようです。最近主人に言われて改めて実感したのが、息子は「1度はまったものを飽きずにずっと好きでいることができる」ということです。Alphabet loreにはまった時は、その塗り絵を毎日3枚ずつ描くことを何か月も

        モンテッソーリ幼稚園での最近の息子の成長

          特性がある息子を帯同する海外駐在 事前準備について

           今回は我が家が、出発日までに自閉症の息子の為にどのようなスケジュールで準備を進めたかを書きたいと思います。今後、駐在を検討されている方の参考になれれば幸いです。  我が家は主人が1年前から既にアフリカへ渡航しており、家族も帯同希望を出していました。しかしちょうどその頃から息子の特性が分かってきたところだったので帯同すべきかどうか直前まで迷いました。日本に残った場合の幼稚園入園手続き、またアフリカに行った場合の2通りの準備を進めました。  出発まで半年という時期に、海外子

          特性がある息子を帯同する海外駐在 事前準備について

          初めての遠足

          2024年になりましたね。アフリカに来てから2回目の年越しです。あとどのくらいこちらに住めるか分かりませんが、子供達の日々の小さな成長をしっかりと記しておきたいと思っています。 昨年10月、息子にとって初めての遠足がありました。通常通りの時間に登園、8時30分幼稚園からバスに乗り、動物の博物館へ向かいます。この博物館は家の近くにあり、何度も遊びに行ったことがあるので少し安心です。しかし、ルーティンが好きな息子なので、いつもとは違うスケジュールの遠足には行き渋るのではと心配し

          初めての遠足

          切ないMother'sday と嬉しかったFather's day

          5月幼稚園でMother's dayのイベントがありました。今通っている幼稚園では、親が参加するイベントは年に2、3回だけ。大勢の人がいる場所が苦手な息子にとって、イベントが少ないのはありがたく感じています。Mother's dayは、母親がマイマグカップを持参して幼稚園に行き、園庭に置いてあるクッキーやケーキをコーヒーを飲みながら自由に食べるスタイル。子供達が前日に幼稚園で作ったバナナケーキかすごく美味しかった!和やかな時間が過ぎ、発表タイムへ。きっと踊れないだろうなぁ、で

          切ないMother'sday と嬉しかったFather's day

          モンテッソーリ幼稚園

          1月から始まったカナダのモンテッソーリ幼稚園。行き渋りなどを心配していましたが、問題なく幼稚園生活がスタートしました。この幼稚園では、18ヶ月から11歳までの子供が在籍、6歳までの子は、年齢に合わせて3クラスに振り分けられ、その子自身の英語力や精神的に準備できていると判断されれば、上のクラスに上がるようになっています。息子は年齢からすると、クラス2でしたが、自閉症の子供への教育経験がある先生が担任のクラス3へ。午後は少し難しい活動をする為、息子はクラス2へ移動します。1クラス

          モンテッソーリ幼稚園

          アフリカでの療育探し

           幼稚園探しと同時に療育の情報も探し始めました。渡航前にネットで調べましたが情報がなく、こちらには療育そのもののサービスがないのかもしれないと覚悟をしていました。しかし、ある幼稚園の園長先生が私に、知り合いの療育の先生を紹介してくれたのです。ポルトガル語の療育の先生を見つけるのも大変な中、英語の療育の先生を見つけるのはさらに困難なことなので、これを逃してはいけない!と思い、すぐにコンタクトを取りました。  彼女は、Sun rising programという手法の療育を提供し

          アフリカでの療育探し

          アフリカのイタリアン幼稚園

          6月23日初めて登園。何度か泣き、おもちゃや遊具を独り占めしたりとヒヤヒヤもありましたが、先生と砂でチョコレートケーキを作ったり、ブロックで遊んだり、みんなと一緒にスナックを食べる様子も見られました。最後はお友達と順番に滑り台を楽しんで帰りは車で爆睡と、大成功の1日でした。明日も行きたいと言われ、びっくり!次の日からは1時間、慣れたら3時間、お昼までと徐々に幼稚園で過ごす時間を増やしていきました。  5日目に行き渋りがでてきましたが、難しいのは朝のバイバイする時だけで、迎えに

          アフリカのイタリアン幼稚園

          アフリカの幼稚園探し

          長女の学校生活が落ちついてきたので、自閉傾向がある息子の幼稚園探しを始めました。こちらに来てから1ヶ月は、公園とおうち療育をして過ごしました。なかなか幼稚園探しに踏み切れなかった理由は、日本で息子を受け入れてくれる幼稚園の少なさに絶望感を味わった経験があったからです。  息子が2歳の頃、自宅近隣で幼稚園探しをしましたが、受け入れてもらえたのはたった1件。「プレに入れるが、座れない子は入学できません」「年中さんから入学はどうでしょうか。」と言われました。2歳、3歳の頃の息子は多

          アフリカの幼稚園探し

          アフリカのインターナショナルスクール

           昨年5月にアフリカでの生活が始まり、長女はインターナショナルスクールの2年生に入学しました。繊細な性格から日本の小学1年の1学期には母子登校を経験したので、こちらの学校が合うかとても心配でした。長女の通う学校は、現地の子ども達が80%くらい、残りが海外から来ている子供達といったように、アフリカの特色が強い学校です。主人も私も、せっかくアフリカに来るなら現地の子と触れ合ってほしいという思いから、この学校を選択しました。また、私は自分の留学経験から、色んな人種の人と触れ合う素晴

          アフリカのインターナショナルスクール

          アフリカへの駐在についてきた理由

           2022年5月から主人のアフリカ駐在に、子供2人(当時7歳小学2年生と3歳年少)を連れてきています。一年前から先に赴任していた主人についていきたい気持ちはありましたが、2歳半から発達の遅れがある息子がいましたので、療育や発達障害児へのサポートなどの情報が少ないアフリカに行くべきかどうかとても迷いました。  ことばの発達の遅れから、市の発達センターの集団療育に週1回通いましたが、6人程の少グループにもかかわらず、泣いたり、暴れたりと、スムーズに過ごせたことはありませんでした。

          アフリカへの駐在についてきた理由