アフリカへの駐在についてきた理由

 2022年5月から主人のアフリカ駐在に、子供2人(当時7歳小学2年生と3歳年少)を連れてきています。一年前から先に赴任していた主人についていきたい気持ちはありましたが、2歳半から発達の遅れがある息子がいましたので、療育や発達障害児へのサポートなどの情報が少ないアフリカに行くべきかどうかとても迷いました。
 ことばの発達の遅れから、市の発達センターの集団療育に週1回通いましたが、6人程の少グループにもかかわらず、泣いたり、暴れたりと、スムーズに過ごせたことはありませんでした。もう一つ民間の療育にも通いました。個人のクラスは比較的好きなようでしたが、5人の集団のクラスでは、机の下に隠れてしまい「怖い」と言ったりと大変でした。そんな息子の様子を見て、療育施設のサポートを全てやめて、海外に行くことが不安でしょうがなかったのです。ですが、なぜ海外赴任について行ったか。それは、誰もがアフリカで暮らすことに反対しなかったからです。お医者さんも、療育の先生も、「息子に何がベストかは分からない。息子のことを大事にしてくれるパパが近くにいることが、何よりも大事かもしれない。」と。また、タイ在住で海外在住の邦人家族に無料の子育て相談をしてくださっている、Cryistal Childrenの先生にもアドバイスをいただき、「お母さんが1番楽な道を選んでいいんですよ」と言っていただきました。そこで、私は、息子を大事にしてくれるパパがいて、家族一団となって息子をサポートする生活がいいと決断し、渡航を決めました。また、日本でワンオペ育児に疲れ切ってしまっていて、何か環境を変えたいという願いが強かったように思います。子供達が海外の生活に合わなければ、また日本に帰ってるという選択肢も残して。

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