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B/S「資産ー純資産=???」

こんにちは!waseです。

損益計算書にまつわるテーマをこれまで3回に分けて取り扱ってきました。ぜひそちらの記事も併せてご覧ください!


今回からは貸借対照表について解説をしていきます!損益計算書とともに「財務諸表」と呼ばれ、企業の状態を知るために必要な情報が盛り沢山のものとなっています!

主な用語についてしっかり確認しておきましょう。

1、貸借対照表とは

貸借対照表とは、ある時点(通常は事業年度末)における、企業の財政状態(財産の状態)を表す財務諸表のことです。

バランスシート(Balance Sheet : B/S)とも呼ばれます。

貸借対照表は、大きく分けると「資産の部」「負債の部」「純資産の部」に分かれます。そして、資産の部と負債の部は「流動(流動資産、流動負債)」と「固定(固定資産、固定負債)」に分類されます。

2、「流動」と「固定」の違い

資産と負債は、それぞれ流動と固定に分類されます。

その分類ルールについてここではざっくり見ておきましょう。少し難しいのと、今後「流動資産について」や「固定資産について」などそれぞれスポットライトを当てて説明する予定なので、その時具体的に触れて初めて気づくこともあるかと思います。

今は「こういう分類ルールがあるのね」というくらいに確認しておきましょう。

(1)正常営業循環基準

まず一つ目の基準は「正常営業循環基準」と言います。

これは、例えば売掛金や受取手形、買掛金といった取引先との通常の営業取引によって生じた債権・債務や商品などの棚卸資産を流動項目に分類し、それ以外は固定項目に分類するという基準です。

簡単に言えば「営業上の借金や資産なのか、そうでないのか」という分け方です。

(2)一年基準

こっちの方がわかりやすいです。正常営業循環基準とは「営業上の借金や資産であれば」流動資産だったり、流動負債とするよという決め方です。

もし「正常営業過程外」の資産や負債と分類された場合に、この「一年基準」が登場します。

ルールは簡単で「決算日の翌日から1年以内に決済期日が到来するかどうか」です分類します。

1年以内の場合は、流動に。1年を越すものは、固定に。

名前の通りの分類方法ですね。

3、まとめ

貸借対照表とはなにか。そして固定、流動の分類方法は何なのか。

これらについて見てきました。ここから細かい内容に入っていきます!

ぜひ読んでいってください。ある単語がどういう意味で、そこから何がわかるのかについて説明をしていきます。

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