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ユタカジン 〜自分らしい時間的豊かさを追求するマガジン〜

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「ユタカジン」は「自分らしい時間的豊かさを追求する」ことを理念に運営されているnoteマガジンです。 目の前のことに「ゆっくり」「じっくり」「たっぷり」と時間を注ぎ込み、1日に…
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#時間

シン・「1度しか触らない」ルール【ユタカジン】

おつかれさまです。 この『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。 月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとが担当します。 *** タスクシュート協会理事のjMatsuzakiさんと佐々木正悟さんがパーソナリティを務めるPodcast『3 Ways』が8月か

時間管理は第五世代まで来た【ユタカジン】

おつかれさまです。 この『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。 月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとが担当します。 *** 『7つの習慣』という古典的かつキングオブ自己啓発書ともいえる本があります。 本書の知名度やその影響力を、このマガジンの読者の

思い出の価値は【ユタカジン】

おつかれさまです。 この『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。 月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとが担当します。 *** はじめにみなさん、3連休はいかがお過ごしだったでしょうか。 会社員は人によってはお盆休みをくっつけることで夏休みを実現している

「これさえ終われば時間ができる」は幻想。【ユタカジン】

頭では分かっているはずなのに、いつもその罠に陥ってしまう。 スケジュールが詰まっていたり、残業が続いたりして疲れがたまっている時、やろうと思っていることになかなか手が付けられないとき。 「この仕事にキリがついて時間ができたら、アレを始めよう」 「今の状況が落ち着いたら、少し手が空くはず」 ついつい未来に期待してしまうけど、自分が思っているような「余裕があるスバラシイ日」なんていうのは、ほぼ来ない。 「いまさえ頑張れば」も同類で、それをやっていると終わるころに、次の「頑張

タスクシュートのススメ(その1)。

 暑い日々が続いていますが、1分着手できてますか。先送りが発生している時は、すでに過去に「はじめる」ことができています。  ということは、今できていなくても、過去にはできたのです。ですから、不安や心配があったとしても、できるのです。  さぁ、「はじまるよ」の発声とともに、今から実際にやりはじめてみましょう。  夏休みだからこそ・・・。  学生はすでに夏休みに入っていますが、社会人など働いている人にはなかなか休みが回ってこないかもしれませんね。でも、仕事にしても家事にしても

ミヒャエル・エンデの『モモ』とタスクシュートの共通点

ミヒャエル・エンデの名作『モモ』を読んだ。 フリーランス友人のエリさんが最近また読み返しているらしく、気になったから。 読むのはたぶん、人生で2回目。 初めて読んだのは中学生か高校生だっただろうか…… その時、私はこのお話がどうにも好きになれなかった。 モモを目の敵にしていた理由『モモ』が嫌いだったワケを考察して、下記のnoteに以前書いた。 該当部分だけを引用してみる。 まさに私自身が、幼い頃から灰色の男たちに時間を盗まれてしまっていたんだ。 ……大人でもな

自分らしい時間的豊かさを追求している方々と、一緒になる時間のバリエーションが増えている状況に、豊かさを感じる。【ユタカジン】

どうも、タスクシュート認定トレーナーのタナシンです。 今回のユタカジンでは、最近私の確信になってきている、 「自分らしい時間的豊かさを追求している方々と、一緒になる時間のバリエーションが増えている状況に、豊かさを感じる。」 について書いてみたいと思います。 最後まで読んでいいただけますと嬉しいです。 お察しの通り、自分らしい時間的豊かさを追求している方々とは、言い換えると「タスクシューター」になります。 認定トレーナーになる以前には全くなかった時間の使い方2023

タスクシュートで私は何が変わったか? BEFORE AFTERを大公開【ユタカジン】

タスクシュートを実践し始めたことによるメリットは正直色々あるし、他のいくつかのnoteにも書いてきた。 ただ、 「まとめたらこの辺かなぁ……?」 という内容を、ここらで1回まとめてみようかと思う。 ※ タスクシュートとは 大橋悦夫さんによって1998年に開発された、タスクと時間を同時に管理できるメソッド。タスクの整理ではなく実行にフォーカスする点が特徴的。 焦り・落ち込みが減ったまず 「うわー、今日特に何もしていないのに、もうこんな時間……」 と落ち込むことがなくなった

無意識に積み重ねてしまっていることを意識して、その質を変えてみると人生の豊さが増す。【ユタカジン】

どうも、タスクシュート認定トレーナーのタナシンです。 今回のユタカジンでは、私が日々を過ごす上で大切にしている「無意識に積み重ねてしまっていることを意識して、その質を変えてみると人生の豊さが増す。」という考え方について書いてみたいと思います。 無意識に積み重ねてしまっていることとは、具体的に言えば、移動、呼吸、睡眠、血流、などです。 私はこのようなものにできる限り意識を向けて、その質を変えていくことに取り組んでいるのですが、このきっかけは2018年当時Twitterで以

アイスコーヒーと一緒に遅刻する男【ユタカジン】

午前9時の授業開始に、毎回遅刻してくる台湾人の男性がいました。 昨年の11月から12月にかけて、フィリピンのセブ島に親子で語学留学に行った時のことです。 彼はいつも片手にアイスコーヒーを持って"Good morning~♪"と涼しい顔をして教室に入ってきました。 彼と一緒に受けた授業は1ヶ月。その間、彼が定時に出席したことは一度たりともありませんでした。 初日から最終日までです。 この、『片手にアイスコーヒーの遅刻男』が、今回のお話しの主人公。 私は彼を通して、思

「やることレイアウト」を工夫する 【ユタカジン】

かめりんです。 どんよりとした天気の日が多くなってきてしまいましたね。 1日は24時間、1440分です。誰にとっても当たり前の事実です。 1日という時間は延びるはずないのに、やるべきことは際限なく増えていく。 私たちは、この事実を目の当たりにして「時間がない」と口々に発します。 そんな事実を前に私たちがどうするかというと、やるべきことの効率化です。 一つ一つのやるべきことにかかる時間を短縮して、1日にできることを増やそう、というわけですね。 たとえば、ショートカットキー

日常の宝物【ユタカジン】

時々、昔の手帳を読み返します。 パラパラとめくっていると、昔の私から、今の私へのメッセージを受け取ることがあります。 2014年9月、三男が四歳だったころです。 四歳の男の子ですから、それはそれは毎日が大変でした。 ある一日の一コマ。私はこのように書いていました。 このように書き残したのには理由があります。 当時の私にとっては「特別」だったからです。 私は、男の子3人を育てていましたので、毎日がバタバタとしていて、心の余裕を持てていませんでした。 当時は「ワンオペ育

人生をゴールから「逆算」して自分を追い詰めるの、そろそろやめませんか?

私の愛しいアップルパイへ 「こころざし高くヴィジョンを持って、そのために命を使うべく、今日やることを決めよう!」 家と会社の往復にうんざりした当時26歳の私は、トニー・モンタナにでもなったつもりで力強く立ち上がり、人生を逆算的に考えることを始めました。人生に対する不満から、自分の人生を価値あるものだと信じさせてくれる根拠のようなナニカが欲しかったというのが実情です。 「あなたの人生にはどれほどの価値があるのですか?」 と誰かに問われたとき 「私の人生には無限の価値が

今日やるタスクの決め方【ユタカジン】

こんにちは、Keiです。 ブログの記事やXで発信するテーマを考える時、「これは面白い!」と自分が思ったテーマで書くよりも、いつも自分が当たり前にやっていることをそのまま書いた時の方が「え?なんでこれがウケるの?」と思いながらも反響が良かったりします。 しかし頭ではわかっているつもりでも、せっかく何か発信するなら面白いこと・興味深いことを書きたいと思ってしまうのはある種の逆算思考なのでしょうか? そういう訳(?)で、今回は私が普段タスクシュートを実践する中で行っている「今