☕️まきのくみ

整理収納アドバイザーとタスクシュート認定トレーナーの資格を持つ整理力トレーナー。モノも…

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整理収納アドバイザーとタスクシュート認定トレーナーの資格を持つ整理力トレーナー。モノも時間もメッシーからスッキリへ。 ここではジャンル問わないエッセイを書いています🌱月イチで【ユタカジン】に寄稿🌱三男児の母🌱コーヒーとトマトが好き🌱シュガーフリー挑戦中🌱効率化好きのめんどくさがり

マガジン

  • ユタカジン 〜自分らしい時間的豊かさを追求するマガジン〜

    • 159本

    「ユタカジン」は「自分らしい時間的豊かさを追求する」ことを理念に運営されているnoteマガジンです。 目の前のことに「ゆっくり」「じっくり」「たっぷり」と時間を注ぎ込み、1日に安らぎと満足を得る生き方を広めています。 「時間がない」「時間が足りない」「時間に追われる」 そんな悩みを解決するコツやヒント、テクニックを持ち帰っていただき、今日からあなたの実生活で生きる知恵を更新していきます。 タスク管理や時間管理に造詣の深いメンバーが執筆します。記事は毎日更新されます。ぜひマガジンをフォローしてみてください! 👇マガジンのコンセプトや運営に関するさらなる詳細はこちらをご覧ください https://note.com/jmatsuzaki/n/n5f3e9849c0af 👇ユタカジングッズも販売しています https://suzuri.jp/yutakajin/products

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アイスコーヒーと一緒に遅刻する男【ユタカジン】

午前9時の授業開始に、毎回遅刻してくる台湾人の男性がいました。 昨年の11月から12月にかけて、フィリピンのセブ島に親子で語学留学に行った時のことです。 彼はいつも片手にアイスコーヒーを持って"Good morning~♪"と涼しい顔をして教室に入ってきました。 彼と一緒に受けた授業は1ヶ月。その間、彼が定時に出席したことは一度たりともありませんでした。 初日から最終日までです。 この、『片手にアイスコーヒーの遅刻男』が、今回のお話しの主人公。 私は彼を通して、思

    • 今になって、夫婦で子育ての学び直し

      第一子誕生は21年前だが、 夫婦の間で「こんな子育てをしよう」と共有しないままに、お互いがそれぞれに「正解」と思うことを信じてやってきた。 関わる時間の多い母親である私が、独断でやってきたといっていい。 子育ては親だけがするものではないという認識はずっと持っている。 とはいえ、親の責任は半分は占めているという感覚。 現在一緒に暮らしているのは14歳の末っ子だけ。 彼は1年半、ほとんど学校に行っていない。 この子の子育てを毎日夫婦で振り返る時間を取ることになったのだ。

      • 日常の宝物【ユタカジン】

        時々、昔の手帳を読み返します。 パラパラとめくっていると、昔の私から、今の私へのメッセージを受け取ることがあります。 2014年9月、三男が四歳だったころです。 四歳の男の子ですから、それはそれは毎日が大変でした。 ある一日の一コマ。私はこのように書いていました。 このように書き残したのには理由があります。 当時の私にとっては「特別」だったからです。 私は、男の子3人を育てていましたので、毎日がバタバタとしていて、心の余裕を持てていませんでした。 当時は「ワンオペ育

        • 私と、トモさんと、竹馬

          私はチビで、トモさんはノッポだった。 私が小学生のころは、学校には大量の竹馬があり、みんなスイスイと、まるで自分の足の一部のように乗っていたのだが、私にはどう考えてもあんな細い棒の上に乗れる気がしなかった。 しかし、どうしてもどうしても、何が何でも乗れるようになりたかった。 どういういきさつで そうなったのかはまったく覚えていないのだが、ノッポのトモさんは昼休みになると、私の「竹馬チャレンジ」に付き合ってくれた。 毎日昼休みになると私とトモさんは竹馬を持って運動場の端

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          ”スタンバイモノ”

          たまには片付けの話でも。 モノの整理をしようと思ったら、「スタンバイ」しているもの以外は全て手放すことができれば、劇的にスッキリとしてくるのは間違いない。 こんまりさんの「ときめくモノ」のように、「スタンバイモノ」の定義を理解できれば、これまで手放せなかったモノが手放しやすくなる。 では、"スタンバイ"の定義について。 多くの人が、スタンバイと思っているモノが、実はスタンバイ状態ではなくただ持っているだけに過ぎず、いつまでも使われることのない"無駄"になっている場合が

          ”スタンバイモノ”

          昭和58年創業の洋食屋さん

          東京の銀座に佇む、昭和58年創業の老舗洋食屋 「銀座レストラン みやざわ」 おしゃれなカフェもいいが、私はこうした昔からの常連客に愛される古き良き雰囲気のお店に足を運ぶのも大好きだ。 まず驚いたのが「喫煙OK」の店内であったことだ。 最近はほとんどの飲食店が禁煙となり、食事の際に煙を口にすることはまずなくなっていた。 私はタバコのにおいは苦手。かなり苦手だ。できればタバコを吸う人とはご縁をいただきたくないと思うほど苦手。 頭痛になることもあるので、大抵の場合は避ける

          昭和58年創業の洋食屋さん

          ラクに楽しく仕事する【ユタカジン】

          資料作成の締め切りは一ヶ月先。 一ヶ月あれば余裕、と思っていたらもう一週間後に迫っている。 今からやれば間に合う、と思っていたのに前日になってイヤな汗をかきながら徹夜する。 なんとかなるも、かなりの消耗。 実は以前、こんなことを繰り返していた私です。 頭では「今からやれば間に合う」と分かっているのに、一向に着手できない。あるいは、取りかかるつもりが残念ながら全く別のことをしていた、など。 このような経験は、誰かに話すのは恥ずかしいものです。こんなことをするのは私だ

          ラクに楽しく仕事する【ユタカジン】

          レジのプロ、タケウチさん

          私は彼女のレジにしか並ばない。 10年以上通っているスーパーのレジのタケウチさんと私は、ただの店員と客の関係のなにものでもないのだが、お互いの家族構成や、子どもの年齢などを知っている。 彼女のコミュニケーションスキルは高い。 いつもお天気の話題を振ってくれて、私は一週間先のお天気を彼女から聞けるので、ここ数年天気予報を見ていないほど。 天気の話題のほか、その季節、その時期の話題を何気なく話しかけて来てくれる。 「その日は家族とタケウチさんとしか話していない」という日

          レジのプロ、タケウチさん

          馬鹿の一つ覚え料理

          馬鹿の一つ覚え推しだ。 『バカ』というくらいなので、小馬鹿にした言い方がなんだかいい。 解釈をいいかんじに変えると、 『同じことを繰り返して、脳と身体に染み込ませる』ということだ。 自分をロボット化するのだ。 私が最も『馬鹿の一つ覚えの恩恵』を受けているのは、料理だ。 子ども達が「オイシイ」といってくれた料理は、しばらくの間、週イチのペースで食卓に上がることになる。 子どもが喜ぶから、というのが頻繁に作る一番の理由ではあるが、何度も作っているうちに自然な形でオリジ

          馬鹿の一つ覚え料理

          開けない箱の存在意義

          時間がかかる、と勝手に想像していると、なかなか手が付けられないことが多い。 私は整理収納アドバイザーではあるが、実は子どもの思い出のモノの整理を先送りにしてきた。 正確に言うと、学年の終わりに子ども達とある程度整理をしたら、そのあとの見直しはやっていなかった。 3人の子ども達の思い出のモノを収納場所の許す限り残していて、スマホで撮った写真は、「おもいでばこ」に突っ込んだままだ。 「大切に取っておく」 という言葉は、モノの整理において、非常に都合の良い言葉になる。 た

          開けない箱の存在意義

          所要時間を計るメリット

          今日の音声配信では、「片付けるときに時間計ってみて」という話をしてみた。 人はハッとする時に自分に気づきを与えることができる。 ハッとする瞬間は、あたかも偶然起こったかのように思えるが、割と必然なことが多いように思う。 なぜなら、自分がなんとなくアンテナを張っているがゆえに気づくからだ。 つまり、「気づきのきっかけ」的なものを日頃から持っているということだ。 「興味」というのが一番シンプルかも知れない。 この配信では、その、きっかけ作りを話している。 「片付け」

          所要時間を計るメリット

          家事は大マジメに手を抜け

          とある日の家事の時間を全て書き出してみた。 タスクシュート(TaskChute Cloud)で記録を取っているので、ほぼ正確な時間が残っている。 時系列にリストアップしてみた。 朝食作りと書いてあるが、実際にはほとんどやらない。前日の汁物が朝食になる。お弁当は現在、夫の分1つだけだ。 夫の見送りは家事には入れないでおきたいが、玄関掃除込みなので家事w 卵焼きに使ったフライパンを洗う程度 リビングのリセットをする。 三男が時間差で起きてくるので対応。 せっかちなタ

          家事は大マジメに手を抜け

          時間的豊かさに繋がる「心のゆとり」【ユタカジン】

          つい、誰かにイラッとしてしまったり、普段だったらスルーできるような誰かの一言にもチクンとしたり・・・ 突然割り込んできた車に対しても、心にゆとりがある時とない時とでは、私たちの反応は異なります。 「お急ぎならばどうぞ」と穏やかな気持ちで譲れる場合と、 チッっと舌打ちしたくなるときと・・・ この違いは一体何なのでしょうか? 同じ自分なのに。 「ああ・・・今の私、心のゆとりがないな」 そう感じたことはありませんか? 今回は、タスクシュート協会の理念「自分らしい時間

          時間的豊かさに繋がる「心のゆとり」【ユタカジン】

          食い物の恨み

          食い物の恨みは一生続く。 間違いない。 私は20年間も続く、「食い物の恨み」が、夫に対してある。 私は長男を妊娠している時に長い入院生活をした。 その時に母が買って来てくれたさつまいもの天ぷらはこれまで食べた中で一番美味しかったと20年経った今でも思う。 あまりのおいしさに、母と私は、そのさつまいもの美味しさについて語りながら食べたほどだ。 「ここまで分厚くてふっくらしているのはナンデ?」とか 「いったん蒸しているのでは?」とか。 ゆっくり味わいながら、そして母と

          便器の中を見て嬉しかったハナシ

          トイレに入ったときに、便器にウンコが付いていたら、気が萎える。 ただ、自宅の便器と、公共のトイレの便器とでは、感じ方が違う。 公共のトイレは、場合によっては別のトイレに変更することもある。 自分の好きなカフェのトイレだと、掃除道具があれば掃除する。 家のトイレの場合も、掃除する。 一番萎えるのは、実は、自宅の便器なのだ。 なぜか。 それは、自分の家族が 「どうせオカンが掃除してくれるだろ」と思っているんだ、と思うからだ。 案の定、そのまま放っておいても、誰も掃除し

          便器の中を見て嬉しかったハナシ

          指摘し指摘される勇気

          誰かと一緒にいい仕事をしたいと思ったら、持っておきたい勇気。 私は以前、パートで無印良品に勤めていた。 すでに整理収納アドバイザー1級の資格を保有していたため、店舗の倉庫整理には、目をぎらつかせながら取り組んでいた。 ある特定の分野の プロであったり、得意であったり、自信を持っていたりすると、その分野の取り組みが楽しく思える一方で、問題点にも気付きやすくなるものだ。 当時の私はその問題点すら楽しめるほどだった。 倉庫の中、業務の仕組みが改善されていくと、これまでかかっ

          指摘し指摘される勇気