ラクに楽しく仕事する【ユタカジン】
資料作成の締め切りは一ヶ月先。
一ヶ月あれば余裕、と思っていたらもう一週間後に迫っている。
今からやれば間に合う、と思っていたのに前日になってイヤな汗をかきながら徹夜する。
なんとかなるも、かなりの消耗。
実は以前、こんなことを繰り返していた私です。
頭では「今からやれば間に合う」と分かっているのに、一向に着手できない。あるいは、取りかかるつもりが残念ながら全く別のことをしていた、など。
このような経験は、誰かに話すのは恥ずかしいものです。こんなことをするのは私だけではないか、こんなことを人に話しては、信用を無くされてしまうのではないかと思っていました。
しかしながら、私のような人は意外と多くいて、それそれ悩みを抱えていらっしゃるということが分かったのは、タスクシュート認定トレーナーになってからです。
確かに、徹夜で当日の朝に仕上げようが、前もって早めに仕上げておこうが、あるいは期限ピッタリに仕上げようが、結果的に仕事が終わるのは変わりません。
「締め切り効果のアドレナリン大放出」を狙って一気にやる方が自分に合っており、気持ちよく仕上がるのであれば、それでもいいかもしれません。
しかし、徹夜して変な汗をかくのが気持ちいい人など、ほとんどいないでしょう。大半の人は、締め切りに追い込まれながら、大きなストレスを背負い、心身ともに不調になって、「早くからやっておけばよかった」と後悔の念に駆られるはずです。
それでもなぜかまた、同じことを繰り返してしまう…。
今回は、タスクシュート協会の理念「自分らしい時間的豊かさを追求する」に沿いながら、
以前は「スリル満点アドレナリンジャンキー」だった私が、どのようにして
「期限にジャストフィットなユタカジン」になったか、お話ししたいと思います。
※こちらの記事は、タスクシュート協会公式マガジン【ユタカジン】に寄稿しています。
誰かの正解が自分の正解か
例えばプレゼン資料作成には、できあがるまでに、多くの行程があります。
・テーマの選定
・テーマに基づいた資料の構成を計画
・リサーチと情報収集
・スライドを作成
・デザインの修正、グラフや図の挿入
・最終チェック
・プレゼン練習
このように見ると、ゴールまですべきことは、あらかじめ「正解」があって、その手順に沿ってやればうまくいく、と思われるでしょう。
でも、何をすればいいか、ちゃんと「正解」が分かっているはずなのに、着手出来ないから困っているのです。
実は、この誰かによって用意された「正解」が、着手のハードルを上げているという可能性を疑ってみてもいいと、私は思っています。
もちろん、初めてやってみることなどは、調べる必要がありますが、果たしてその方法は自分が、ラクに楽しくできるかどうかです。
なぜなら、期限ギリギリまで先送りしてしまうのは、そのタスクが重いものと捉えてしまうことが原因だからです。
タスクが重いと感じてしまうから、「やる気が出たら一気にやってしまおう」とか、「締め切り効果のアドレナリン大放出」を狙ってしまうのです。
自分の行動記録を元にする
「資料作りは、いきなりPCに向かってはいけない」というのが「正解」だと、私は教わりました。
でも今は、いきなりパソコンを開き、Canvaの画面を開きます。なぜなら、この方法が一番自分がラクに楽しくできるからです。
数々のテンプレートの中から、今回はこんなイメージでいこう、と思ったものをピックアップしていきます。色々なテンプレートを見ていると、自然とアイデアも出てきますので、それをメモしておきます。
最初のタスクはこれだけのスモールスタートです。次にすることは、メモしたアイデアの中にあります。私はこのように、自分自身がラクに、やりやすい方法に沿って、少しずつ仕事を前に進めるようになりました。
もちろん、これが最終的な答えとは思っておらず、今後も自分の実行記録を元に、よりラクに楽しくできる方法を変えたり、アップデートしたりするつもりです。
ラクに楽しくスモールスタート
プレゼン資料作成を例に挙げましたが、さまざまな仕事や家事で応用できます。誰かの正解を自分の正解と思わず、自分にとってラクに取りかかれるスモールスタートは何か?という問いを持っておくのは大切です。
「やる気が出たらやろう」と思ってしまっているということは、
「タスクが重い」と感じている証拠です。
この、自分自身のSOSに早く気づき、ラクに楽しくできるスモールスタートを探し当ててみてください。きっと、仕事がラクに楽しくなるはずです。
今回お伝えしたような、タスクシュートメソッドにご興味を持っていただき、家事や仕事に取り入れていきたい方は、こちらの講座をご利用くださいませ。
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最後までお読みくださりありがとうございました。
タスクシュート協会公式マガジン【ユタカジン】が、あなたの時間的豊かさを追求していく「友」となりますように。
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