今になって、夫婦で子育ての学び直し
第一子誕生は21年前だが、
夫婦の間で「こんな子育てをしよう」と共有しないままに、お互いがそれぞれに「正解」と思うことを信じてやってきた。
関わる時間の多い母親である私が、独断でやってきたといっていい。
子育ては親だけがするものではないという認識はずっと持っている。
とはいえ、親の責任は半分は占めているという感覚。
現在一緒に暮らしているのは14歳の末っ子だけ。
彼は1年半、ほとんど学校に行っていない。
この子の子育てを毎日夫婦で振り返る時間を取ることになったのだ。
初日は1時間半もかけて、
・子どもに対してどんなポジティブな声かけをしたか
・声かけは適切だったか
・最低限のルールを守らせることができたか
・表情を見ることができたか
・感情的にならなかったか
・どんなところを褒めたか
・結果だけを褒めていないか
・プロセスや挑戦を褒めることができたか
・共感する表現や表情や声かけはできたか
など
話し合うことは山ほどある。
2人で話す際にも、気づきがある。
その日のふりかえりが「言い訳」のようになってしまう時は、自分の行いを責められているような気持ちになってしまった時だ。
夫は私を責めているつもりではないことは当然分かっているのだが、それでも言い訳がましくなる理由は、自分の自信のなさが原因だ。
私たち親のマインドセットがポジティブかネガティブかも、話し合いの中でよくわかる。
夫が提案したことがうまく行かなかったときに、夫が謝ってきた。
提案はしっかりと考えられた上で私も納得したことだ。
「考え方自体は正しかったのだから、次からまた変えていけばいい」というポジティブな声かけをしあうこと。
つまり、夫婦同士で自己肯定感を高め合うことも、子どもへの接し方に大きく影響する。
起きていることは全て正しい。
だから、過ぎた時間を取り戻すという気持ちではなく、起こったことを受け入れて前に進んでいきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?