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昭和58年創業の洋食屋さん

東京の銀座に佇む、昭和58年創業の老舗洋食屋

「銀座レストラン みやざわ」

おしゃれなカフェもいいが、私はこうした昔からの常連客に愛される古き良き雰囲気のお店に足を運ぶのも大好きだ。

銀座レストラン みやざわ

まず驚いたのが「喫煙OK」の店内であったことだ。

最近はほとんどの飲食店が禁煙となり、食事の際に煙を口にすることはまずなくなっていた。

私はタバコのにおいは苦手。かなり苦手だ。できればタバコを吸う人とはご縁をいただきたくないと思うほど苦手。
頭痛になることもあるので、大抵の場合は避ける。

最近は、避けることもしなくていいほど、飲食店は禁煙が当たり前だと思っていたので、私の中ではすでに、食事の席と煙は縁がない生活になっていた。

でも、そんな私でも惹きつけられた理由は、なんといっても、昭和な店の雰囲気だ。残念ながら写真は撮っていないので、インスタで見ていただきたい。

入店するなり、スタッフの方から「喫煙OKの店ですが、大丈夫でしょうか?」と確認された。

私たちが一見さんとすぐに分かったようだ。
(ていうか私はいかにもお上りさん風ではある)

最初に案内された席から、その後、端っこの席に再度案内してくれた。

幸い、店内でタバコを吸っているお客さんは一人で、煙は漂って来なかった。

手前のAランチをいただいた。

このお店は昔ながらの空気感を大切にしながらも、タバコを吸わないお客さんにも細かな気配りをしてくれていたが、今ではどこに行っても肩身の狭い、喫煙マイノリティたちにも優しいのだ。

喫煙マイノリティの方々にとっては、ここなら堂々とタバコが吸える。
私からすれば、タバコなんてさっさとやめちまえ!と思うのだが、それはそれとして、人それぞれの生き方があるのも事実だ。


名物 玉子サンドをテイクアウトした。
みやざわ さんdo

名物の玉子サンドをテイクアウトし、店を後にした。



このお店に、もう足を運ぶ機会はないかもしれない。

この店で過ごした時間は、食事以上の価値があった。昭和の香り漂う店内で、新たな発見や思い出を作ることができたのだ。

この一期一会の縁を大切にしておきたく、記事に残した。


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