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レビュー

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#ホラー

丁度よく怖いラインが無かった話

丁度よく怖いラインが無かった話

私は小さい頃とても怖がりで、ホラーはもちろん、アニメやコントに出てくる少し怖めのオバケや普通の大きな人形や銅像や…とにかく色んなものが怖かった。

実況者のわいわいさんを見てても思うけど、怖がりすぎる人って、怖いことが起こるのを先に想像しすぎなんだろうな。
毎日「どんな怖いことがあるんだろう…きっと想像を絶するものすごいことだ」と思って怯えていた。

そしたら中学生くらいの頃、大槻ケンヂさんに出会

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何も知らずに「テイキング・オブ・デボラ・ローガン」観た

何も知らずに「テイキング・オブ・デボラ・ローガン」観た

※ネタバレは、そんなに無い

今年二本目に観た映画がコレで、1本目が「LAMB」だったんだけど、これでいいんだろうか。

パッケージの写真で「まぁ、怖い系かな」と思って見始めて「ん?ドキュメンタリー寄りのサスペンス?」と思ったら、きっちりホラーでしたね。
「ヴィジット」に続く「ボケてるのかと思ったらヤバいやつでしたシリーズ」。

品のいいお年寄りが叫ぶわ暴れ倒すわ脱ぐわ襲いかかるわする系のやつって

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「ゴーストランドの惨劇」と「マーターズ」観た

「ゴーストランドの惨劇」と「マーターズ」観た

”トム・ブラウン みちおさん オススメのホラー映画”ということだったので、「ゴーストランドの惨劇」を観た。

ネタバレにならない程度にあらすじを説明すると

「亡くなった親族が残した屋敷に、母親と娘二人が引っ越してくる。
家に入ると、突然 人形を持った大男と性別不明で長身の人物が3人に襲いかかる。
命懸けで娘を助けようとする母、逃げ惑う姉妹…
そこで起きた悲惨な出来事を忘れられないまま大人になった

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普段ほとんどホラー小説読まないけど「天使の囀り」読んだ

普段ほとんどホラー小説読まないけど「天使の囀り」読んだ

*「天使の囀り(貴志祐介著)」の感想です。ネタバレあり。

評判のいいホラー小説を検索したら速攻でコレが出てきたので、何も調べずに読んだんだけど、びっくりするくらい面白かった。

「そりゃ、このアイディアが出たら面白くなるに決まってるよね」と思ったし、アイディアとストーリーの間を埋めてくる知識量がすごい。
割と分厚い本だったから読み終わるまで時間かかるかと思ってたけど、二日で読めちゃった。

─こ

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