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北欧のクリスマス

当時Facebookに書いた文章をnoteに載せてみたくなりました。

=2013.12.21の投稿=
「北欧のクリスマス」

いま我が家の本棚ではブックフェアが開催中です ♪


本棚のクリスマスブックフェア。その中から素敵な1冊をご紹介します。

『イェンセン家のクリスマス ー北欧、手づくりの暮らしに教わる-』


シックでシンプルな表紙を開くと、そこには雑誌「クウネル ku:nel」みたいな空間が広がっていました。デンマーク人の旦那さん、日本人の奥さん、2歳になる息子さんの親子3人が過ごすクリスマス。デンマーク流のクリスマスが紹介されていてそれがすごく素敵でした。

北欧の手作りの素朴でナチュラルなあったかいクリスマス。デンマークの実家だけじゃなく、親子3人が暮らす日本でのデンマーク流のクリスマスも紹介されていて、これなら自分たちでも実践できそうだというアイデアがたくさん詰まっています。こんなクリスマスの楽しみ方もあったんだ!と、目からウロコでした(^^)。

例えばクリスマスまでのカウントダウンに使う小物としてアドヴェンツクランスと呼ばれるキャンドルがあるそうです。

12月に入ると4つの細長いキャンドルに毎週日曜1本ずつ火を灯します。1週目は1本、2週目はひとつ増やして2本、3週目は3本、4週目に入ると4本すべて。1週目からのキャンドルは4週目になるとかなり短くなります。2本目、3本目、4本目と段々になった長さの異なるキャンドルが、過ごした時間の経過を目に見えるカタチにしてくれます。見えないはずの時間がこんな形で表現されるなんて素敵じゃないですか?

日本の感覚だとクリスマスは"やってくる"ものだけど、デンマークの感覚だとクリスマスは"迎える"ものだと、この本を読んで思いました。

12月に入って少しずつ家をクリスマス仕様に飾っていく過程も含めてクリスマスを楽しんでいるようです。紙や布、木などで作った素朴な手作りの小物をクリスマスツリーや窓辺に飾っていきます。それをまた翌年にも使うので、少しずつ手作りのものは増えていきます。

子どもが生まれた年に作った飾り小物はきっと良い記念になるでしょう。家族の成長とともに増える飾り。成長するクリスマスツリー!ここにもまた時間の経過を見ることができます。クリスマスに使う特別な食器なども時間をかけて少しずつ揃えていくそうです。

飾り小物の作り方やクリスマスのレシピなども紹介されていて、ちょっと試してみようかなと思わせてくれる素敵な本です。おススメします(^^)。


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