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日光かわず庵雑記帳

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作家・たくき よしみつ のWEB日記『のぼみ~日記』(https://nikko.us/nikki/)の中から、コラム的なもの、時事問題的なものを選んで再編集し、集めました。
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2022年5月の記事一覧

『用務員・杜用治さんのノート』を書籍化

『用務員・杜用治さんのノート』を書籍化

もう5月も後半戦。連休後のこの時期は軽く遠出するのにいちばんいい季節なのだが、歳のせいか、社会情勢のせいか、気持ちが盛りあがらない。無理して出かけることもないしなあ……と思っていたら、お仕事の話が舞い込んできて、ちょっと驚いた。
秋には食料・エネルギー危機やら物価高騰、あらゆるものの品不足、物流停滞やらなにやらで、世の中えらいことになっているだろうし、これから気持ちをしっかり持つだけでも大変だなと

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ギリギリの選択

ギリギリの選択

昨日からずっと『3.11後を生きるきみたちへ』のあとがきに書いた一節を反芻している。

自分はもう、こうしたモヤモヤからも逃れて、ただの傍観者、観察者として余生を過ごせるかなと思っていたのだけれど、やはり完全には自由になれそうもない。
そんな中、妻が録画していた「NHK高校講座 ノーベル賞学者 大村 智 ~微生物を暮らしに役立てる~」を見た。
高校講座としてはずいぶん子どもっぽい演出だなあと思うけ

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「ヤバい世界」にいた人たちの証言(2)新コロワクチン編

「ヤバい世界」にいた人たちの証言(2)新コロワクチン編

ウク問題(露制裁)は日本にとって食糧危機やスタグフレーションに直結するという点で大問題だが、やはり今の日本でいちばん「命に関わる」問題はワクチン詐欺犯罪だろう。
これに関しても、実際に「ヤバい現場」にいた人たちが衝撃的な発言をしているので、いくつか拾ってみる。

ヘールト・ファンデン・ボッシュ(Geert Vanden Bossche)博士

この博士はワクチンを製作する立場の世界的権威であり、製

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ヤバい組織にいた人たち(1)戦争編

ヤバい組織にいた人たち(1)戦争編

ロシアとアメリカ(& NATO)の攻防についてはすでにいろいろ学びすぎて気持ちが悪くなっているのだが、中でもいちばん現実味を持って読んだのが前国連兵器査察官スコット・リッター氏に独立系ネットメディア「グレーゾーン」がインタビューした動画。
The Sun Snorer Pressさんがその全部を日本語訳してくれたおかげで、英語ができない私もその内容を知ることができた。感謝。
この人の献身的な情報提

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水瓶座(アクエリアス)の時代?

水瓶座(アクエリアス)の時代?

2020年12月25日、みずがめ座で土星と木星が最初に結合した後に、みずがめ座の時代への移行が始まったんだそうですよ(知らんけど)。
で、改めて1969年にヒットした 5th Dimension の名曲『アクエリアス』を聴いてみた。
あのとき歌われていた「アクエリアス」の時代というのはまさに今なのか……と思いながら聴いていたら、やはり後ろにくっついている『Let the Sunshine In』が

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「ウクライナの子どもたち」

「ウクライナの子どもたち」

遅まきながらいろいろ勉強したので、現在のウクライナという国が東部と西部ではまったく異なる文化圏、社会なのだということは分かった。
今、日本で「戦争で避難を余儀なくされるウクライナ人」と報道されるときの「ウクライナ人」は基本的には西部ウクライナの人たちのことで、「爆撃で殺されている」と報じられる「ウクライナ人」は主に東部ドンバス地域の人たちのことだったりする。
その区別もできないまま日本のテレビ報道

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「2つの世界」を見ながら生きる

「2つの世界」を見ながら生きる

ワクとウクで完全に「2つの世界」に分かれてしまったような今の人間社会。
世界的に見れば、私は決して少数派ではないと思うのだが、日本では完全に異端者グループみたいなことになってしまっている。
信じられないことだけど、そうなんだよなあ……。
だからまあ、せめて見るもの、読むものは、健康をこれ以上害さないように、バランスを考えてる。

養老さんが元気だった頃の動画はやっぱり面白いね。

BSよしもと の

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シュレスキューな日日

シュレスキューな日日

雨と雨の間の1日。今年はシュレの流出卵塊に会うことはないかと思い始めていたけど、一か所にどさっとあった↑
しかし、シュレーゲルアオガエルというものを、川内村で暮らすまでは知らなかったんだよなあ。今思えば信じられないことだけど、ほとんどの日本人はそんなものだと思う。

話は少し脱線するが、うちは高齢者夫婦揃ってテレビのクイズ番組を楽しんでいるのだが、「東大王」(TBS)というクイズ番組の堕落ぶりに愛

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