ららら

イスラエル在住。

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最近の記事

「ダイニングテーブルとは?」と聞かれてなんと答えますか?〜西洋人と東洋人の考え方の違い〜

最近、YouTubeで「How culture made Japanese Internet design "Weird"(文化が日本のWEBデザインを"奇妙"にする理由)」という動画を見ました。これがWEBデザインの域を超えた、ものすごく面白い内容です。 英語に抵抗がなければ、ぜひ一度、動画を見てほしいのですが、内容としては、欧米のWEBデザインはシンプルでミニマルなのに対し、東洋(日本、中国、韓国)のWEBデザインは情報がぎっしり詰まった、マキシマムなものが多く、その理

    • 前の恋人と話がしたいのだけれど

      イスラエルではドライフルーツが手軽に手に入ります。大きなスーパーに行くと、必ずと言っていいほど量り売りで販売しているので、好きな量だけ買うことができます。種類も豊富で、レーズン、パイナップル、あんず、キウィ、デーツなど、たくさんあります。私のお気に入りはいちじくで、濃厚な甘味と中のプチプチとした食感が大好きです。 美味しくて健康的なドライフルーツ、難点なのは、あまり安くないということ。クッキーやポテトチップスなど、他のお菓子に比べればという話ですが、それでもあまりバクバクと

      • 趣味の鳥と、私の特技

        前回、鳥を撮るためにカメラを買った話を書きました。あれからまだ飽きることなく、ほぼ毎日鳥を撮っています。 まだ遠出はしていないので、見れる鳥の種類はそれほど変わりません。しかし、その日の天気、時間帯、止まっている場所など、その時々の状況で写真は大きく変わります。同じ鳥、同じ場所でも飽きずに楽しんでいます。 もちろん、初めて見る鳥に出会う喜びはひとしおです。撮影に成功した後はすぐにグーグルレンズで調べます。便利な時代に感謝です。Wikipediaにはかなり詳しく生態が記載さ

        • 鳥とカメラ、新しい趣味

          先日、カメラを購入しました。 きっかけは鳥の写真を撮りたいなと思ったこと。パートナーとほぼ毎日散歩していて、近くの公園では、たくさんの種類の鳥を見かけます。イスラエルはある意味ヨーロッパ、アフリカ、アジアの真ん中に位置しているので、大陸を行き来する多種多様な鳥が見られるみたいです。 綺麗な鳥を見つけて、スマホで写真を撮ろうと思っても、木の上にいる遠くの鳥は全く綺麗に撮れません。「鳥撮るためにカメラ欲しいね〜」と長らく話していました。そんな中日本滞在中に、日本のほうが安くて

        「ダイニングテーブルとは?」と聞かれてなんと答えますか?〜西洋人と東洋人の考え方の違い〜

          言語を勉強してみて思うこと

          イスラエルに引っ越してきて1年が経ちました。 引っ越してきたと同時にヘブライ語の勉強を始めたので、ヘブライ語勉強歴も1年になります。英語以外の言語を勉強するのは初めてで、勉強してみて思うのは、言語習得は本当に、本当に、大変だということ。英語だと改めて勉強しなくても知っている単語がたくさんありますが、それ以外の言語だと「行く」とか「食べる」とか基本的な単語もイチから覚える必要があります。正確な単語数は分かりませんが、日本人が勉強せずに知っている英単語をやっと1年で覚えれたかな

          言語を勉強してみて思うこと

          Where are you from? と尋ねるよりも

          彼と公園を歩いていると、前から歩いてきたカップルから「シャローム(こんにちは)」とヘブライ語で話しかけられました。 少し話した後、「なにか他の言語は話しますか?」と尋ねられました。日本語を話すと答えると、「実は大学で言語学を専攻していて、アジアの言語に興味があるんです」と、知っている日本語を披露され、とても近所に住んでいることも分かり、また会おうということで会話は終わりました。 5分にも満たない短い会話でしたが、とても話していて気持のいいカップルだったと感じました。 ま

          Where are you from? と尋ねるよりも

          異文化だとは分かっていても

          イスラエルで生活して2ヶ月が経ちました。 ビザも無事に下り、とりあえずこっちで1年間は暮らることになりました。ビザが下りてすぐに語学学校に申し込んだのですが、初心者クラスは十分な人数が集まり次第開講と言われ、まだ通えていません。仕事も日本での仕事をそのまま家でしているので、人と関わる機会がまだあまりないのが残念です。早く友達が欲しい。 こんな生活をしていても、この国は人と人とのコミュニケーションが活発だなと感じます。 彼とバス停でバスを待っていると、タクシーが目の前で止

          異文化だとは分かっていても

          遠い場所に引っ越しました。

          先月、イスラエルに引っ越しました。 彼がイスラエル人で、こちらでパートナービザを申請中です。日本でたくさん書類を用意したり、翻訳費用や海外に書類送ったりで時間もお金もかかりましたが、思ったよりもすんなりと滞在ビザが下りました。 先日、パートナービザのための面接を移民局で受けました。わたし達が本当にカップルかを確かめる面接で、彼はコーヒーに砂糖どれだけ入れるかとか聞かれました(笑)労働ビザ狙いの偽カップルもいるみたいなので、結構厳しいみたいです。今は結果待ちです。無事にビザ

          遠い場所に引っ越しました。

          マツコデラックスやはるな愛が人気なのは、日本がマイノリティに寛容な証拠なのか

          Twitterで「最近、多様性多様性うるせー」みたいな時代錯誤なツイートが流れてきてきました。それに対して「日本は既に多様性に寛容。マツコデラックスやはるな愛が人気なのは、日本がマイノリティに寛容な証拠」と返信している人がいて、「いや、なんか違う」と一人でモヤモヤしていました。 これがもし、タレント業界に「オネエキャラ」としてLGBTQの人たちが多くいるだけではなくて、俳優、アナウンサー、政治家、スポーツ選手など、あらゆる業界にLGBTQの人(カミングアウトしている人)たち

          マツコデラックスやはるな愛が人気なのは、日本がマイノリティに寛容な証拠なのか

          店探しのときに「どこでもいい」と言う人

          ついこの間、桜が満開で気持ちのいい日に自転車を乗っていた時の話です。 横断報道を渡る一歩手前で信号が赤になりました。その横断歩道は小走りすれば1秒で渡れてしまいそうなくらい短くて、おまけに平日の昼間だったので車通りも全くなく、無視してしまっても危なくはない状況でした。ただその時は急いでもいなかったし、天気もよかったので、信号が青になるのをゆっくり待っていました。 私のすぐ後に2人の人がその横断歩道で止まりました。2人ともきちんと信号を守り、私と同じように青になるのを待って

          店探しのときに「どこでもいい」と言う人

          思い出すきっかけのはなし

          最近、音楽はずいぶん聴かなくなってしまいました。 高校生のときは自転車通学だったので登下校時によくウォークマンで聴いていました。RADWIMPSがすきだったので、同じアルバムを何度も繰り返し聴いていました。あとは高校生のときの遊びといえばカラオケだったので、カラオケで歌えるようにとaikoやいきものがかりも聞いていたと思います。 21歳でニュージーランドに留学した時も、勧められた洋楽をよく聴いていました。英語が簡単だという理由でテイラースウィフトやビートルズ、その時すごく

          思い出すきっかけのはなし

          小学校で「あだ名禁止」と聞いて

          最近、小学校ではあだ名禁止・さん付け義務の動きが進んでるらしいです。 結構前からこのあったみたいですが、私は今日初めて聞いて、まあまあ衝撃でした。 テレビのインタビューで実際に「あだ名禁止・さん付け義務化」を行っている小学校の校長先生がインタビューに答えていたのですが、「あだ名は身体的特徴や、過去の失敗に結び付けられているものが多く、いじめの原因や生徒の精神的苦痛に繋がる」と答えていました。 私も嬉しくないあだ名をつけられたことがあります。背が高かったので「のっぽ」とか

          小学校で「あだ名禁止」と聞いて

          リサイクルよりも、してほしいこと

          先日「ドローダウン 地球温暖化を逆転させる100の方法」という本を購入しました。 世界中の科学者たちが気候変動へのアクションを検証・評価し、効果がある順にランキングにしています。女性への教育支援や、冷媒の処理が気候変動に影響があるのは知識として知ってはいましたが、この本にはその理由や具体的なアクション、どのくらい効果があるのかが詳しく書かれていて、すごく勉強になります。 環境問題に関する本とか情報は基本的にネガティブな内容(これだけ温暖化は進んでる、このままでは○○年まで

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          今年の抱負といった大それたことではないけれど

          あけましておめでとうございます。2021年、キリが悪いですね。早く2022年になってほしいです。 年が明けてから9日も経ってしまいましたが、2020年を少しだけ振り返ろうと思います。コロナのせいで多くの人にとって予想外の一年になってしまい、わたしにとっても随分と思っていたのと違う1年でした。2月に新卒で入社した会社を辞めて、世界をゆっくり旅行する予定でした。できれば1年以上日本を離れたかったので、住民票も抜きました。最初の目的地ミャンマーへの航空券を購入し、ミャンマーではビ

          今年の抱負といった大それたことではないけれど

          観光客としての誠実さ

          海外旅行が好きです。違う文化、言葉、食べ物、人、建物。朝起きてから夜寝るまで、すべての体験が新鮮でワクワクします。 そして旅行中は浮かれます。皆、浮かれます。お酒をいつもより飲みすぎたり、財布の紐が緩んだり、普段は着ないような派手な服を着てみたり。私も浮足立っていると思います。悪いことではありません。ただ、普段は持ち合わせている誠実さや謙虚さまでもが失われているような気がするのです。 環境公害(英:tourism pollution)が問題視されています。オーバーツーリズ

          観光客としての誠実さ

          髪が短くしたら「男みたい」と言われて考えたジェンダー問題

          先日、髪を短く切りました。耳が丸見えになるくらい短く、髪を洗うのが楽ですごく気に入っています。 切る前は肩くらいまで長かったので、会う人会う人に色々な反応をされました。その中で一番多かった一言が「男みたい」でした。 髪が短い=男こう言う人たちは大抵しかめっ面で、間違いを指摘するような言い方をしてきます。私が無反応でいると、「まあ、いいんじゃない」みたいな言葉で締めてきます。「髪型に良いも悪いもないし、あなたに良し悪しをジャッジされる筋合いもない。髪型にジェンダー見出すとか

          髪が短くしたら「男みたい」と言われて考えたジェンダー問題