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マツコデラックスやはるな愛が人気なのは、日本がマイノリティに寛容な証拠なのか

Twitterで「最近、多様性多様性うるせー」みたいな時代錯誤なツイートが流れてきてきました。それに対して「日本は既に多様性に寛容。マツコデラックスやはるな愛が人気なのは、日本がマイノリティに寛容な証拠」と返信している人がいて、「いや、なんか違う」と一人でモヤモヤしていました。

これがもし、タレント業界に「オネエキャラ」としてLGBTQの人たちが多くいるだけではなくて、俳優、アナウンサー、政治家、スポーツ選手など、あらゆる業界にLGBTQの人(カミングアウトしている人)たちがもっといる状況なら、日本がマイノリティに寛容な証拠だと言えるかもしれません。

オネエキャラの方が人気なのは、テレビが「男が女みたいな格好して、女言葉で話してるのウケるだろ」みたいな演出をして、視聴者がそれを素直に面白がっているから思えます。寛容とは全く別の話です。(それだけでオネエキャラの方が人気になったとは思っていません。)

もし日本社会が性的少数者に寛容だったら、氷川きよしさんがカミングアウト的な発言をした時、あんなに面白おかしくメディアは取り上げないし、LGBT法案も見送られないし、同性婚は認められているだろ、と思います。

そんなことをモヤモヤ考えている時、アメリカでプレーしているサッカー選手の横山久美さんがYoutubeを通してカミングアウトされたのを拝見しました。

それに対し、バイデン大統領を含め多くの著名人から激励のツイートが寄せられていました。

寛容ってこういうこと〜〜〜と一人で納得。横山選手のカミングアウトのYoutubeでも「アメリカにいて、カミングアウトしてもいいかなと思った。日本にいてたら思ってない」と発言されていて、日本で生きるLGBTQの方の生きづらさを改めて実感しました。

寛容な社会、どうやったらできるのでしょう。

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