偶然見つけた名店を食レポ
宮城県登米市で良い店見つけた
用事があり、生まれ故郷の栗原市を訪れた。
その際、そちらも幼い頃から地元と同じくらい馴染みのある、栗原市のお隣、登米市でお昼ご飯を食べようと偶然足を運んだお店がとても良い店だった。
というのも、私の暮らす仙台市にも素敵なお店は溢れているのだろうが、なんだかリピートしたくなるような、私の心もお腹も満たしてくれるお店が、そうだしっくりくるお店がこの頃は見つからない。最近はそうなのだ。
自分を満たしてくれるお店の基準は人それぞれだろうが、私の場合は、口に入れた瞬間に手間暇をかけていそうだと思える味付けや素材、丁寧な料理、それから口当たり、他には無さそうだ、とても特別だ、と感じる歯応えや食感、つまり作ってる人の感情が現れた感じだ。それから気さくながら、細やかに気遣ってくれ、静かに食事をさせてくれる雰囲気だろうか。
近頃の私の好みはそのような空気感だ。ガヤガヤしているところが苦手になったというのもあるが、流行りの同じようなお店には少し物足りなさを感じるようになった。
本日発見したお店は以下だ。
仮面ライダーの作者、石ノ森章太郎の故郷、宮城県北部の登米市佐沼に所在する
「BistroVendange(ビストロ ヴァンダンジュ)」
森の中に発見した山小屋のような建物に、ツタ植物が覆うお店の外観がとてもかわいらしい。
創業やオーナーさんなど、詳しくは聞かないでしまったのだけど、とにかく味や店の雰囲気が格別だった。
カジュアルなフレンチレストランらしいけど、他のネット情報を確認したところ、ワインとチーズにもこだわっているようだ。
私が注文したのは「若鶏のトマトソース煮込み」だった。フォークを指すと鶏肉がほろろと崩れ、口に入れるととろけた。トマトとチーズの味付けも濃すぎず絶妙。添えてある野菜や、自家製パンも絶品だった。
サラダやドリンク、プチパンが付いて、千円台というコスパの良さ。それにどのお料理に使われている野菜もシャキシャキで新鮮、とても幸せな気持ちになった。
店頭で販売されている、シナモンロールやキャラメルナッツなどのパンも最高。登米市に行ったらまた立ち寄りたい、そんなお店を発見してしまった喜びで嬉しい土曜日となった。
こんなお店があったなんて、の幸福感に包まれた今日。是非近くまで行かれた際はお勧めしたい。
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