マガジンのカバー画像

伴走型支援とは

76
NPO法人ルネスかごしまが行う「伴走型支援」がどういうものなのかを開設した投稿をまとめています。
運営しているクリエイター

2022年7月の記事一覧

「手持ち花火大会」をやる理由

「手持ち花火大会」をやる理由

鹿児島県内はまだそんなことは無いのかもしれないのですが、都会では「手持ち花火」をやったことが無い子どもも増えているそうです。

たしかに、空き地がどんどんなくなり、公園では「危ない遊び」は禁止され、手入れが面倒だということで庭を持つ家庭も減っているので、子どもたちが自由に手持ち花火をすることができる場所は減っているように思います。

もちろん、広い庭があったり、キャンプなど有料のイベントに参加でき

もっとみる
挑戦中(4日目)のクラウドファンディングですが、当初目標を達成しました。

挑戦中(4日目)のクラウドファンディングですが、当初目標を達成しました。

みなさん、本当にありがとうございます。

しかも、プロジェクト開始から約100時間・支援者数100人・応援のコメントも100という、とてもきりの良い数字での達成となりました。ありがとうございます。

しかし、100万円というお金はあくまでも、シェルターと自立支援施設の設置にかかる費用で、安定的に運営をしていくためにはたくさんの費用が掛かってしまいます。

来年度以降には、なんらかの形での助成金など

もっとみる
子どもの心を受け止める~傾聴の技術について~(2022.07.22鹿児島市立大龍小学校人権同和教育資料)

子どもの心を受け止める~傾聴の技術について~(2022.07.22鹿児島市立大龍小学校人権同和教育資料)

0、子どもさんの話を聴く前に「あなたの話を聴いてくれる人はいますか?」
 
 人は誰かに話を聴いてもらいたい・自分のことをわかってもらいたいものだと思います。それは、年齢や立場は関係ありません。
あなたが子どもさんのお話をちゃんと聴くことができるように、あなた自身がまず、ご自身の話をちゃんと受け止めて、聴いてくださる方を確保してください。ご友人・親・親戚、あるいは、ひだまりカフェのような場所で、そ

もっとみる
「どうして、「公的なシェルター」ではなく、「民間のシェルター」が必要なのか」

「どうして、「公的なシェルター」ではなく、「民間のシェルター」が必要なのか」

「民間のシェルターが必要だ」と言うと、「公的なシェルターがあるんだからそれでいいじゃないか」「どうしてわざわざ民間のシェルターなんて作るんだ、必要無い」ということを言われることがあります。よくあります。
 
これは、鹿児島市や鹿児島県に限ったことではないのですが、実は公的なシェルターというのはとても使い勝手が悪いのです。
 
自治体によって異なる部分はあると思いますが、たとえば、門限があったり、市

もっとみる
民間DVシェルター、居住支援施設の設立・運営のためのクラウドファンディングを開始します(プレスリリース用文章)

民間DVシェルター、居住支援施設の設立・運営のためのクラウドファンディングを開始します(プレスリリース用文章)

「あらゆる困りごとを抱える方と、これからのことを一緒に考える」NPO法人ルネスかごしまでは、2022年5月に居住・生活・就労・自立支援のための施設を鹿児島市冷水町に設立いたしました。

また、DV(家庭内暴力)の被害を受け、パートナーから離れての生活を望む方は多くいらっしゃいますが、現在のところ、公立の施設では、市町村在住者でないと居住できないなど要件が厳しく、誰もが必要な時にすぐに駆け込むことが

もっとみる