精神疾患のお薬は、副作用もヘビーって皆んなに広まれ!
内科や外科の疾患、ケガは人間を物理的に死に至らしめます。癌や失血など。よって処置や服薬による副作用や制限はヘビーです。死なないためにはある程度のリスク・副作用は受け入れる必要があります。
死にたくないしね。
精神疾患は自死や社会生活が送れなくなります。家族や身内に致命的な迷惑をかけることもあります。わたしは社会的な死とよく言います。
生きる屍です。
よって、精神疾患に処方されるお薬もそれ相応のリスク・副作用のあるヘビーなものとなります。
化学や作用機序の原則から、効き目が高い=副作用が重い、ものです。効果だけあるハッピーなお薬は存在しません。基本的に。
ここから本題。
精神疾患で処方されるお薬(抗うつ・向精神・抗不安など)は直接脳に働きかけるので、副作用もそこそこヘビーです。もちろん薬効の方が大きいので処方されるわけですが。。。副作用を抑えるための薬を処方されことも多々。
そして、抗がん剤の副作用がかなりヘビーなことと同じくらい世間に広まって欲しいです。以下、体験済みです。マジでツラみ。
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食欲亢進・太る
とにかく食べたい。よってお菓子や炭水化物、ジャンクフードにより体重が激増します。あまり知られてないけどメジャーな副作用。精神疾患は痩せるイメージあるけどしっかり医者にかかると太るんです。抑うつ状態で栄養失調になるよりマシですが…
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頭がポケーっと重い
こちらもメジャー。短期記憶や認知、判断がかなり衰えろれつが回らないことも。精神疾患急性期は往々にして致命的に間違った判断をするので安定とも言えます。自死や心中するよりマシですからね…
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身体が震える
身体がプルプルと震えます。特に手足に出ます。メジャーです。こんな症状は副作用に入らないくらいメジャーです。手足が震えても生活は出来ますからね。物理的な副作用なんてお茶の子さいさいです。
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身体かムズムズ痒い
ダニや小さな虫でもいるかのように身体中がムズ痒いので冷静さは失われます。脳に作用しているので、もちろん痒み止めの塗り薬が効くわけもない。不快マックス。
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喉の渇き
一次副作用の高血糖化から二次副作用の喉の渇きとなるケースもあるし、一次副作用で喉がカラカラになることもあります。水分をよく採るので必然的に頻尿になるのも難点。喉の乾き方も、やはり通常と異なるので辛いわけです。
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じっとしていられない・座ってられない
アカシジアと呼ばれる最強の副作用。狂ったように歩き回るなどすることになる。完全にイカれてるので最強にツラいが歩き回るしかない。生きている心地がしません。脳が乗っ取られた感じ。
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ビンシャリ感
厳密には服薬を止めたり急に減らしたりする時に出る離脱症状。通常生活で筋肉を動かすとビンビンして、頭はキンキンシャリシャリする。かなり鬱陶しい。なかなか言葉では伝えにくいのが難点。
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頭痛
脳の奥底からとズーンとした頭痛。体液の圧力や気圧のバランス崩れて頭が破裂でもすんのかなーって感じも。精神疾患の症状でも多いですが上述にもあった離脱症状でもかなり多い。
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わたしがわたしでない
離人症といわれる幽体離脱のように脳が浮いて自分を観察しているようになる。自分が小人になったような、巨人になったような感じもするので気持ち悪いというか疲れるというか。不快マックス。
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妄想・希死念慮・感情爆発・感覚過敏
もう、副作用のほうが強くて服薬を減らすか止めるレベル。詳しくは別記事にしようかと。
精神疾患をちゃんと本気で治そう、共存していこうとしている人ほどしっかり医者にかかるので服薬の副作用が出ます。
こちらも精神疾患同様に理解が進んで欲しい限りです。癌は肉体的に致命的になり得るので抗ガン剤の副作用は有名ですが、精神疾患は社会的に致命的になるので同じレベルで広まれ〜
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