タンドール窯(仮)

インドカレーとナンが好き。blenderやfusion360等で何か作る! 最近3D…

タンドール窯(仮)

インドカレーとナンが好き。blenderやfusion360等で何か作る! 最近3Dプリンター(i3-MEGAとprusa i3 MK3S)買った。 CG系はArtstationにも投稿しています https://www.artstation.com/tandorx

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最近の記事

i3 megaのヒートベッドをマグネット付きシートに交換する

(2021.04.11:記事内、作業内容を修正しました。) 1.はじめに i3 megaのULTRA BASEが劣化してきたので、これを機にマグネット付きシートに交換しました。かなり力技な部分がありヒートベッド自体の破損にもなりかねない場合もありますので、参考にする際は御注意ください。 2.主に用意するもの・マグネット付きPEIシート  マグネット付きシートはaliexpressから調達しました。  i3 megaのULTRA BASEにピッタリのサイズが無かったので

    • Printbite+のレビュー

      1.はじめに 以前、Printbite+というビルドシートが大変定着性に優れている、という話を聞いたことがあり中々試す機会がなかったのですが、ようやくPrusa i3 mk3sで使う事が出来ました。PEIのシートとやや勝手が違いますが、幾つかの点でPEIより優れていると感じた点がありましたので、レビューという形で紹介します。 2.Printbite+について そもそもPrintbite+とはF3Dというメーカーが販売しているビルドシートです。3Dプリンターで使われる素材のほ

      • i3 megaにtitan aeroを取り付ける その2 ~モータードライバの電圧変更とコード修正~

        1.はじめに 以前の記事でi3 megaにtitan aeroを取り付けを紹介したのですが、幾つか追加の作業が出てきたのでまとめました。 2.作業内容2-1.モータードライバの電圧変更 titan aeroにしてから何度か印刷を試みたところ、エクストルーダーモーターが非常に高温になっていました。測定したところ約95度と、モーターの損傷を起こしかねない状況です。原因をあたっていたところ、電圧調整のついて書かれていたE3Dのページを見つけました。  また、はるかぜポポポ氏のダ

        • ダイレクトエクストルーダー化に伴うi3 mega用スプールホルダーの変更

          1.はじめに 前回i3 megaのダイレクト化を行いました。それに伴いスプールホルダーとフィラメントセンサーの位置を変更する必要があった為、いくつか部品を作成し脇から上部へと移動させる事にします。 2.主に必要な物・スプールホルダー ・フィラメントセンサーブラケット ・コードブラケット 上3つはthingiverseにあげました。 ・AWG24電線(フィラメントセンサーのケーブル延長用) ・インシュロック(3.5mm幅) ・はんだ道具 ・6001Zベアリング

        i3 megaのヒートベッドをマグネット付きシートに交換する

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        • 3Dプリンター
          14本

        記事

          i3 megaにtitan aeroを取り付ける

          1.はじめに i3 megaにtitan aeroというダイレクト式のエクストルーダーを取り付ける事にしました。ダイレクト式にすると、造形品質が上がるとの事ですが自分がこの方式に切り替えたのは少し異なる理由があります。  i3 megaを通してボーデン式を使い続けていたのですが、フィラメントの準備を非常に手間と感じていました。エクストルーダーからホットエンドまでのチューブにフィラメントを送り出し続ける一連の動作が、です。以前手動送りノブを取り付ける事で改善はされたのですが、

          i3 megaにtitan aeroを取り付ける

          3Dプリンターのトラブルシューティング

          1.はじめに 3Dプリンターに限った話ではないのですが、使用していてトラブルに遭遇する事は常に起こりえます。「いつもどおり使っていたら不具合が発生した」に始まり、「何もしていないのに壊れた」などその事情は様々です。  ここでは、普段使用している3Dプリンター(Prusa i3 mk3s、Anycubic i3 mega)で発生したトラブルと、実際に自分が対応した方法について随時まとめます。 2.トラブル事例2-1.電源が入らなくなった ここで言う「電源が入らなくなった」と

          3Dプリンターのトラブルシューティング

          テクダイヤ式ノズルのレビュー

          1.はじめに ご縁あって、テクダイヤ代表 小山真吾様(Twitter)より3Dプリンター用ノズルを提供頂きました。i3 megaに取り付けて、その性能についてレビューします。  仕様については、下記のページに記載されている通りです。  実際に使用したところ、フィラメントの吐出がスムーズである事、造形物の仕上がりでは細部の造形がはっきり出ていた事がポイントとして挙げられます。特に細部の造形では角部のエッジが際立っており、ノズルを変える事でこれだけ差が出た事に驚愕しました。

          テクダイヤ式ノズルのレビュー

          i3 megaのヒューズ外付け化の改造

          1.はじめに Anycubic i3 megaを使用中、突然ディスプレイの表示が消え動作が停止するという状況が発生しました。電源を入れなおしても再起動する様子もありません。原因を調査したところ、マザーボードに取り付けられているヒューズが飛び電源との接続が切れていた事が判明しました。  マザーボードそのものの交換も考えたのですが、今回はヒューズを外付け化する事で対応します。次回以降裏蓋をあけて確認する手間が省ける為、結果的に使い勝手の向上が図れます。  なお、作業前の注意点とし

          i3 megaのヒューズ外付け化の改造

          Prusa i3 mk3sのエクストルーダーモーターへ冷却ファン取付

          1.はじめに 以前Y軸モーターに冷却ファンを取り付けましたが、今回はエクストルーダーモーターへ同じように冷却ファンを取り付ける事にしました。  きっかけになったのは、動作中にエクストルーダーモーターの表面温度が60℃程度まで上昇していた事です。Prusa i3 mk3s(以下mk3s)の部品はPETGで製作されている事や、直ぐ側にフィラメントを通る関係上、熱で変形したりY軸のそれと同じように何かしらの異常が発生したりといった懸念があります。thingiverseでも同じよう

          Prusa i3 mk3sのエクストルーダーモーターへ冷却ファン取付

          Prusa i3 mk3sのモーターを冷却し、レイヤーズレを防ぐ

          1.はじめに Prusa i3 mk3s(以下mk3s)でASAを出力していたところ、レイヤーのズレが発生していました。  直近のエラーログを見ると、Y軸に異常があったという事です。幾つか原因が考えられます。  1つ目は、例えばフィラメントの残材がベルトに付着し、そのままギアと挟まれたという場合です。これについては目視で確認する事が出来ます。あるいは手でY軸方向に動かし、スムーズに動くかどうかを確認します。  2つ目は、ベルトがゆるくなっている場合です。mk3sはCalib

          Prusa i3 mk3sのモーターを冷却し、レイヤーズレを防ぐ

          フィラメントの湿気と対策

          1.はじめに Prusa slicerで3DBenchyをスライスし、Prusa i3 mk3sとanycubic i3 megaで同じフィラメントを使い何回か出力したところ、i3 megaの方で造形に大きな差が発生しました。  まずはPrusaで出力したものです。  底面の文字もはっきりと視認できます。デフォルトのプリセットでここまで形成されていれば問題ないです。  続いてその翌日にi3 megaで出力したものです。  表はそこそこキレイに出ていますが、ところどころス

          フィラメントの湿気と対策

          手動送りノブ取付による、i3 megaのフィラメント送り出し機能改善

          1.はじめに エクストルーダーの軸に送りノブを3Dプリンターで出力して取り付けるだけ、という大変地味な内容なのですが利便性に優れていた為、i3 megaの改造の一つとして記事にしました。 2.改造内容3Dプリンターで 取り付けるとこのようになります  STLデータは下記サイトより頂きました。  エクストルーダーの軸に固定するノブです。軸の切り欠きに合わせて押し込み取付けます。役割としてはfilament inやfilament outと同じです。(ただし、このノブを回す

          手動送りノブ取付による、i3 megaのフィラメント送り出し機能改善

          複数台の3Dプリンター同時稼働に向けた消費電力の検証

          1.はじめに 3Dプリンターの消費電力がどれほどなのか。買ってしばらくはもしかしたらPCよりも(例えば300W以上)電気を食っているのではないか、という懸念事項もあり複数台の3Dプリンターを所持していても同時に動かす事を躊躇していました。その為、今回は消費電力チェッカーを用いて3Dプリンターの消費電力そして電気代について検証します。  結果のみ先に書くと、平均値も最大のみ見てもPCを下回り複数台同時稼働させる事によるリスクは少ないというものでした。次項より検証方法等を記載して

          複数台の3Dプリンター同時稼働に向けた消費電力の検証

          i3 megaのメッシュベッドレベリングについて

          1.はじめに Anycubic i3 megaのベッドレベリングは通常、ヒートベッド下四隅のネジで調整します。この場合、たとえ四隅の調整が完了したとしてもヒートベッド中央部のレベルが狭くなるといった問題が起こります。つまり、適切な水平出しが出来ていないという事になるのですがこれは同時に造形物の定着不良を引き起こす原因となります。  ここでは、カスタムファームウェアを入れメッシュベッドレベリングを適用する事でどれだけこの問題が改善されるかを検証しました。 2.カスタムファーム

          i3 megaのメッシュベッドレベリングについて

          サンドボックス

          記入テスト 1.test123123 2.test123123 3.test123123 引用 4.動画埋め込みテスト5.画像埋め込みテスト

          ご挨拶

          皆様はじめまして。タンドール窯(仮)です。 モノを作っている世界に関わっている類の人(もしかしたらいつかは過去形になるかもしれませんがそれはそれで)です。モデリングソフトを弄ったり、3Dプリンターを買って出力したりした結果、家でもモノを作るようになりました。 そういった訳で、モデリングソフトや3DCADの成果物を整理する為にNoteをはじめました。Twitterでも同様の事をしているのですがそれらのまとめ、という事になります。 ちなみにモデリングソフトはblender、