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ダイレクトエクストルーダー化に伴うi3 mega用スプールホルダーの変更

1.はじめに

 前回i3 megaのダイレクト化を行いました。それに伴いスプールホルダーとフィラメントセンサーの位置を変更する必要があった為、いくつか部品を作成し脇から上部へと移動させる事にします。


2.主に必要な物

・スプールホルダー

・フィラメントセンサーブラケット

・コードブラケット

上3つはthingiverseにあげました。

・AWG24電線(フィラメントセンサーのケーブル延長用)

・インシュロック(3.5mm幅)

・はんだ道具

・6001Zベアリング


3.改造内容

 まずはフィラメントセンサーのコードを切断します。間に電線を継ぎ足す形になりますので、コネクタの根本から離した所で切断します。アルミフレームの上部中心から外側を這わせるようにしますので、追加する電線は50cmもあれば十分です。今回ははんだ付けした電線に熱収縮チューブで後処理をしました。

 続いて、小さいコードブラケットはフレーム側面のボルトを一本外して同じところに固定させます。こちらは根元側のコードをインシュロックで固定させる為のものです。

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 また、フィラメントセンサーを取り付けていた磁石付きの部品がありましたが、今回これを流用しました。コードをインシュロックで固定させてフレーム上部に設置させます。

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 更に、フィラメントセンサーに付いている小さな鉄球は不要なのでボルトを緩めて外します。

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 フィラメントの通り口がフィラメントセンサーブラケットの外側に向くようにインシュロックをブラケットに通して固定させます。印刷中にフィラメントセンサーがある程度自由に動くようにする為、インシュロックは締め切らず緩めた状態にします。もう一箇所インシュロックを通す場所があるので、そちらはコードを固定させる為に使います。

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 あとはスプールホルダーを組み立てて、フレーム上部にフィラメントセンサーと共に取り付けます。

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 なお、フィラメントはフレームの後ろからエクストルーダーに挿入します。こうする事で、従来通り200mm高まで印刷出来るようになります。

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4.所感

 とりあえず、となりますがスプールホルダーとフィラメントセンサーの位置変更は完了しました。エクストルーダー周りの配線に関しては、ケーブルベアに配線を通したい為、オートレベリングが出来るようになってから考える事にします。

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