パパにできる子育てって何?初めて子供が生まれたら理解すること、3選
初めて生まれたばかりの赤ちゃんを見たとき、感動しますよね。
小さな手、ぽやぽやの髪の毛。きれいな瞳。
意外に大きな体で、それがお腹に入っていたとは信じがたい印象。
そして、恐る恐る抱っこすると、しっかりとした重さを感じる。なんとも言えないあの赤ちゃんの香り。
あぁ、この子のために頑張らないといけない!
強く心にパパ、ママは思うはずです。
とは言え、ここからがリアルに大変な日々が続くもの。パパとママが協力して育児をしていく必要があります。
今日は初めてのパパに知っておいてほしいこと。そして、具体的に何をしたらいいかをご紹介します。
ちなみに私自身は、子育てを全くしておらず、仕事ばかりやっていました…しかし、3人目の子供である長女が生まれたことで育児に目覚め、今に至ります。
完全に気づくのが遅かったのですが、家族は大事。子育ては大事ですよ〜
1.パパとママの優先順位が変わる
赤ちゃんが生まれれば、赤ちゃんが最優先になります。
当たり前?
いや、パパにとって、最初は理解できませんので、ご安心を(笑)
なぜ理解できないのか?
パパとママが、夫婦として2人で暮らしていた時。
・外出は好きな時に、好きな所へ行けましたよね?
・眠たくなったら、寝ましたよね?
・買い物は、好きな時にいけましたよね?
赤ちゃんが生まれると、
しばらく、お預けです
この意味と感覚がわかるパパは、この章は読み飛ばしていただいて大丈夫です。もうすっかり子供がいる生活に慣れているはずです。
ようわからん!というパパへ、解説させてください。
赤ちゃんが最優先ということは、赤ちゃんに全ての行動の決裁権があります。会社だったら社長です。
外出したい!
→生後間もない赤ちゃんと一緒に外出はできず。外食も同様です。
オムツ交換の頻度が高いうちは、特に大変。
眠むたい!
→赤ちゃんが泣いてしまうと、寝れません…
赤ちゃんが寝てくれたわずかな時間=パパママの睡眠時間です。
買い物に行きたい!
→赤ちゃんが泣いてしまったら無理。
パパかママ、どちらかが面倒を見る必要があります。
なんだかネガティブな印象かもしれませんが、現実です。
決裁権のあるボスに従いましょう。
数ヶ月経てば、お散歩などの外出も可能ですし、予防接種も始まり外出の機会も増えてきます。
また、夜の授乳や夜泣きが収まれば、安定的な睡眠が可能になります。そこまでの辛抱です!
2.パパ歴とママ歴は変わらない
これもパパはぜひ覚えておきたいこと。
ママはお腹に赤ちゃんがいる時から、ママになっていきます。
一方パパは、その大きなお腹を見ることで、パパという自覚をうっすら感じながらも、実際には生まれてきた赤ちゃんを見て実感する。
この期間は確かに差があります。
ただし、抱っこをするのも、授乳をするのも、泣き止まない赤ちゃんをあやすのも、
ママも初めて=パパも初めて=親歴は変わらない
これ、すごく重要。
なんとなく、なんでもママができそうな雰囲気があるのですが、
できません。
できるようになるまで、何回もやったから、できるようになっただけです。
太字が多くて、何が重要か分からなくなった教科書みたいになってしまいましたが、大事なことなので強調しました。
授乳にしても、ミルクを飲ませるにしても、そのあとのゲップを出させることも、全部最初は初めてです。
どうやったら飲んでくれるの?どうやったらゲップが出るの?吐き戻しがあったらもう一回飲ませればいいの?
全部、わからない。
全部、初めて。
全部、試行錯誤。
これがママの気持ちです。ママだからって、最初からできません。
だから、パパも調べてください。ググってください。自分の母親がいれば、聞いてください。同僚や上司にパパやママがいれば聞いてください。
そうして、ママと一緒に悩んでください。試行錯誤してください。
目の前で泣いているのは、パパの子供です。
横で困惑しているママは、パパが大好きな人です。
一緒に子育てしましょうよ!
子育ては、よくわからないことを、なんとか解決させていくこと。
正解はありません。でも、情報はあふれています。
ググれば出てきます。本もたくさんあります。
でも、
選び、実践するのはパパとママです
目の前の我が子に合ったやり方を模索し、実践していく。
合っているかどうかは、やってみないとわかりません。だから、正解はない。
やってみて、結果的に正解だったということが判明するし、子供の月齢や性格によって日々変化する。
それが育児です。
3.パパができるようになるべきこと
これ、めっちゃめちゃあります(笑)
食事が作れた方がいい、掃除も、洗濯も。ゴミ捨てだけじゃダメですよ。
ミルクを作り与える、沐浴に入れる、寝かしつけ、夜泣きの対応…
あげたらキリがない。
唯一決まっていることは、赤ちゃんが最優先なので、そのお世話の合間に家事をやらざるを得ないということ。
だから私がオススメなのは、
やらないことを決める。完ペキを求めない。
まずはこれです。
1番目に書いたことを見直してください。そう、赤ちゃんが最優先です。
対応に時間がかかります。かつ、不規則で、コントロールできない。
つまり、隙間時間にやろうと思っていたことが、突然赤ちゃんが泣き出すことで、計画が狂います。
ということは、計画していた家事もできなくなる。そこにストレスを感じることが最初はあるかもしれません。
だからこそ、やらないことを決めましょう!
・洗濯は減らせませんか?
・掃除、毎日しなくてもいい部屋はありませんか?
・買い物はまとめ買い。余裕があれば、ネットスーパー。
・料理は夫婦ぶんはさらっとしたものでも。余裕があれば惣菜を。
これはサボりではありません!立派な生存戦略です。
夜に満足に寝れず、1日の睡眠時間が3時間程度の日々。
その上で、日中も目と手が離せない赤ちゃんがいる状態。
まさに、24時間営業。
それをなんとかこなすには、やらないことを決める。これがベストです。
だからパパは、仕事から帰ってきて、部屋が散らかっていても怒らない。掃除していない、食事の用意がない。そんなことで怒らないこと。
ここは旅館でも、レストランでもありません。
夫婦2人の時は、仕事から帰ってきたら夕飯があったのに…
お風呂の準備がされていたのに…
はい、そう思ったパパは、1番から読み直しです(怒!)
追加料金をいただきますよ。
赤ちゃんが最優先。その最優先業務をこなしていて、2番目以降の優先業務ができないのは当然です。なんら問題はない。
だからこそパパは、やれることを増やしましょう。
2番目以降の優先業務を、実施してください。
あら?なんでそんな顔をするの?2番目以降の優先業務まで、ママに求めますか?さすがに酷ではありませんか?
パパは仕事をしている?確かにそうです。疲れています。頑張っています。でもそれは、ママも同じです。
はい、2番目の記事から読み直しです(笑)
4.もう一度パパに考えて欲しいこと
パパへ。
赤ちゃんが生まれる=生活が変わるということです。
今までの一人暮らし、夫婦だけの時はやらなかったことにも、チャレンジしてみましょう。
赤ちゃんに授乳はできなくとも、その間に料理を作れれば、赤ちゃんが落ち着いたタイミングで夫婦で食事が取れます。
作り置き料理ができれば、ママは空いた時間に食べることができます。
腰痛で苦しむママを、マッサージでサポートすることができます。トコちゃんベルトだけが、サポート役ではありません。
そう。できることは山ほどある。活躍の場はたくさんあります。
ベンチャー企業の求人募集みたいですが、まさにそんな感じ。
やる気があれば、権限も与えますので、是非やってみましょうよ!
パパの代わりはいません。赤ちゃんもママも、パパが頼れる存在です。
パパならできるから、赤ちゃんが家にやってきてくれたはず。
試行錯誤、しましょうよ。
よくわからないことにチャレンジしましょうよ。
今までやっていなかった家事も取り組んでみましょうよ。
大変だけど、楽しい家庭はパパとママで築くもの。
誰かに与えられるものではありません。
さあ、育児に取り組みましょう!
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