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コミュニケーションのベース、印象(おさらい②)

前回に引き続き、おさらい編です。
リフレッシュ研修って大事だと思うんです。
新人研修って受けたら、そのままなこと多くないですか?
1年も経てば、自己流にもなるし、忘れるし、本来の意味を忘れたり。
それを立て直す、改めて見直すことで、実践に繋がると思うし、だからこその受ける意味があると思っています。
需要があればお店単位とか、お友達同士の小グループ単位で研修みたいなのをやりたいと思ってますが、数か月後のリフレッシュ研修というか、フォローアップというか、そういうのを込みを基本で、と思っているくらいです。
(ホテル時代は入社時に1回きりが多かったので・・・)

ということで、ちょっと思い出すための「おさらい」記事です💦

③身だしなみ編

前回は挨拶と表情について書きました。
まずは「身だしなみ」って何だっけ?

「周囲に対する礼儀として、良い服装やふるまいをすること」
(意味解説辞典より)

評価基準は他者です。
個性を表現すること、これは「おしゃれ」なのです。
評価基準は自分ですよね。

身だしなみはビジネスのシーンだけでしょ!と思った方。
ビジネスシーン、です。
プライベートはおしゃれを大いにしていただきたいのですが、ビジネスも含め、改まった場や公の場、ドレスコード(服装指定)、服務規程がある場ではおしゃれではなく、身だしなみを意識する必要があります。
もちろん、TPOをわきまえた上で個性を出すのもいいと思いますし、それはそれでおしゃれ上級者だと思いますが✨

相手を不快にさせないように身なりを整えることが、身だしなみを考える上で重要です。

身だしなみのポイント
 ●清潔感
 ●機能性
 ●調和

私は相手が自分と一緒にいて恥ずかしくない格好、これに尽きるかと思います。
清潔感、調和は特に重視するべき点かもしれないですね。

」とつく部分は人から見られる部分だとか。
口元、目元、手元、襟元、首元、足元
身だしなみの最終チェックはここをポイントにすると確認しやすいかもしれません。

ちなみに「清潔感」は「清潔」にしていればいい訳ではありません
毎日、頭を洗っているからと言って、ボサボサだったら清潔感に欠けます。
手入れをしているか、ですのでお間違いなく✨

身だしなみというと、どうしても外見、見た目のことに意識が行きがちですが、目に見えない、「匂い」についても注意が必要です。
キツイ香水の香りは、印象が良くないです。
普段から使う方は、匂いに慣れてしまって麻痺していることも多いです。
思いの外、ニオイに敏感な方は多いですし、食事の場では同行者にも周りで食事する方にも迷惑になってしまいます。
香水だけでなく、柔軟剤の匂いがキツイ場合もあります。
規定量を守って使いましょう(笑)

ビジネスの場においては、信頼感に繋がることもあるので、より意識する必要があります。

④態度(立ち居振る舞い)編

何気ない動作、仕草で粗雑な印象を与えることもあれば、丁寧さや上品な印象を与えることもあるのが、立ち居振る舞いです。
普段からの、また一瞬の動作で、仕事ぶりや性格まで判断されてしまうこともあるので、日常から自然にできるようにしておくに越したことはありません。

立てば芍薬シャクヤク座れば牡丹 歩く姿は百合の花

これは女性の立ち居振る舞いが美しいことを表すことわざですが、言葉もなにやら美しい。
思わず姿勢を正したくなる言葉です。

花の姿から立ち居振る舞いを例えているのですが、以下のような意味があります。

立てば芍薬…真上にまっすぐ伸びる芍薬を思わせる美しい立ち姿
座れば牡丹…低い位置で咲く牡丹の花を思わせる美しい座り姿
歩く姿は百合の花…風に吹かれて揺れている百合を思わせる美しい歩き姿

WEB記事
BOTANICAより

この3つの花は咲く時期も牡丹(座る)➡芍薬(立つ)➡百合(歩く)と続くため、一連の所作としても例えられているようでです。
この言葉が生まれたのは着物文化の江戸時代ですから、日本人女性の立ち居振る舞いの美しさが言葉としても美しく表されているなと感じます。

ちなみに花を一番美しく鑑賞する方法としての意味もあるようです。

○立てば芍薬…芍薬は立って鑑賞するのが一番美しい
○座れば牡丹…牡丹は座って鑑賞するのが一番美しい
○歩く姿は百合の花…百合は歩きながら鑑賞するのが一番美しい

WEB記事
BOTANICAより

これは女性の立ち居振る舞いを表す言葉ではありますが、一連の動作が美しい、またはスマートであれば印象UPになるのは男女関係なく共通ですよね。
粗雑とワイルドは違うと思います・・・よ?
男性らしく、とか女性らしく、ということではなく。

待ち合わせの際、遠くから見かけた立ち姿、座り姿がだらしないとちょっと溜息出ちゃいませんか?
ましてやそれが初対面だったり、そこまで親しい仲ではなかった場合。

友人に貸していた物、例えばペンとか本とかを手渡しで返される時に、ちょっと手を添えられてたり、両手で渡されたり、丁寧にされたら自分の物を大切に扱ってくれていると感じないでしょうか。

普段、あまり意識しないことが多いがゆえに、ちょっと気を付けたらステキに目を引くかもしれませんね。

所作は日本人特有の感覚もあると思いますので、海外の習慣とは違う部分も多いかとは思いますが、海外の方と接する時こそ日本らしさの演出として所作で魅せるのもいいかもしれません。

私も経歴から計算すると、まぁまぁ年齢がわかると思うのですが💦
若いうちは何やっても「若いからね・・・」で許される(笑)けど、このくらいの年齢になってくると差が出てきます。
立ち居振る舞いや言葉遣いなんて今日明日でできるものでもないので、若いうちから意識していくに越したことはないです。
なんせ年取ってからの修正は大変ですから(笑)

でも!若くない人でも大丈夫!
最初は違和感あるかもしれませんが、意識して行うこと、これがとても大事です。
まずは1日、そして3日、1週間と意識して日常生活の行動でやってみること。
そうすればいつの間にか自分に馴染んできます。
その場限りの所作はボロが出るし、馴染んでないので不自然です(笑)

まずは食事の時やデスクに座る時の姿勢から。
人と話す時の姿勢、歩き方、物の受け渡しの際などちょっとずつやってみてください。
指先まで意識をしてくださいね🎵

よくCAさんって立ち居振る舞いがキレイだよね、と言われることがあるのですが、「CAだから」ではないのです。
毎日、仕事でも通勤中でも人に見られていることが多いので(しかも期待を持った目で見られることも多々)、意識するし、それこそ毎日やるので身についてしまうからだと思うんですよね。

ぜひ日々の生活の中で意識してみましょう✨

事細かな部分については、マガジン「所作に関する記事」を見ていただければと思います。


やっぱり終わらなかった・・・ので最後の「言葉遣い」については次回。
短い記事になっちゃいますが・・・

❀✿❀表紙写真について✿❀✿

素敵な写真を、使わせていただきました✨
シャクヤクの花。
華やかで美しいですよね。
牡丹と同じボタン科ボタン属の花だそうです。
花びらが幾重にも重なって
ふわっとしてコロンとした感じが好きなのです。
(だから桜も八重桜みたいなの好きです)
見た目だけでなく香りも華やかなシャクヤク
花言葉は「謙遜」や「恥じらい」

豪華でエレガントでありながら謙虚
そんな女性に憧れてる私は
記事を書きながら自分がまだまだ至らないと
実感する日々です💦

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🖋 🖋 🖋 参考記事 🖋 🖋 🖋

記事作成にあたって参考にしたサイトや、おすすめ記事。

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