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知らない人がいるということを知る

初めての施設を利用する時ってドキドキしませんか?
娯楽施設や飲食店、宿泊施設やお店など、ちょっと開拓してみたかったり、気になっていて利用してみたり、きっかけは様々だとは思うのですが。
そんな時にちょっと気になるのが、利用方法だったり、その施設のルールだったり、ちょっとドキドキ周りの利用者の様子を伺ってしまうことも多々ありです。

毎回のことですが、あくまでも私個人の感じ方や考え方なので、「そんな考えもあるんだね」とご理解の上、読んでいただければと思います💦

誰もが知っているわけではない

県内外に関わらず、年に数回、宿泊施設を利用します。
概ね、チェックインの際などに説明してもらえるので、確認したいことは尋ねますし、後で思い出したときにはお部屋から問い合わせたりもします。
恐らく、私の場合はCA時代にホテル宿泊は数えられないくらいしていますし、その後はホテルに勤務していたので、宿泊施設というものに慣れているといったら慣れていると思うんですよね。
なので疑問についても思い浮かびやすいので、割と事前にだったり、チェックインの時に確認ができたりします。

それでも施設によって利用方法が違ったりしますので、たまに疑問が出てきます。
中には「ここの施設を利用するのは初めてなんだから、先に教えてよ」という事項もあったりするのです。

沖縄のホテルでは当たり前のことでも、他県からの旅行者や県内の方でもホテルをあまり利用しない方にとっては、当たり前でないこともあるのです。
でも、スタッフが沖縄では当たり前のことが他県では当たり前ではないことを知らなければ、ゲストに尋ねられてからしか案内できない状況が発生します。
毎回、聞かれることに嫌気がさして、「なんでこんなこと聞いてくるんだろう、当たり前のことじゃん??」なんて文句が出てしまうこともあるかもしれません。

それって・・・あなたが他を知らないだけです。
初めての人にとって与えるべき情報や案内に想像が及ばないだけです。
逆に自分の想像力のなさに反省することもありました。

声掛けも相手への配慮

ある宿泊施設を利用した時のこと。
夕食もそこのレストランを利用しました。
和食でしたがコースのようになっており、食後にはデザートも付いています。
カウンターで料理人の方が一品一品提供してくれるので、自然と料理人の方とも会話が弾みました。
夕食時間は2回転させるためでしょう、90分制とは言われていました。
ただ、そろそろ時間になりそうなんだけど、デザートが来ない。
料理人の方も私たちと会話をしつつも、片付けと次の回の準備をしていました。

あれ、もしかしてデザートはなくて、私たちがおしゃべりして長居しちゃっているのかな??と思い始めたころ、スタッフから「デザートですが、ラウンジで提供いたしますので、ゆっくり召し上がってください。」的なことを言われました。

あ、次のお客さん入れないといけないから、さっさと出てってことだったのかな?
いや、デザート出てくるの待ってたんだけど・・・

なんて思ったりしたのですが、ラウンジに案内されて行ってみれば、皆さん、デザートを召し上がっているではないですか。

そう、恐らくここの宿では食後のデザートはラウンジ提供で、飲み物は珈琲、紅茶、日本茶などソフトドリンクがフリーなのでお好きなものをお好きなだけ、時間もお好きなだけ、というスタイルだったようです。

であれば、食事の際、席に案内する時や食事の案内をする時に一言、「食後のデザートはラウンジで」と伝えてもらえれば、食後の「デザートを待つ時間」をなくせたのになぁ・・・と思いました。
料理人の方だって、片付けや準備に集中したいでしょうし、カウンター周りの片付けもスタッフは時間に追われながらしなければならないでしょう。
もしかしたら「食事が終わったなら早くラウンジ行ってよ」と思ったかもしれません。
って思ったら、「え?悪いのうちら??」なんて感情も持ってしまったり。

過去に宿泊経験がある方へならまだわかります。
いや、それでも常連でない限りは一言、案内があってもいいかなと思いますし、案内に躊躇するのであれば、お品書きに「甘味(ラウンジでご提供)」など書かれていればいいのにと思いました。
ちなみに私たちは初利用だったので、案内があればよかったと、ちょっと残念な気持ちになりました。
(この件については宿のアンケートには書かせていただきました💦)

自分たちの当たり前を知らない人もいる

業界には当たり前のこと、働いている人にとっては日常なので当たり前の知識であることが、初めて利用する人やあまり興味のない人にとっては知らないことはとても多いです。
CA時代、お客様への案内などには専門用語は使わないようにと言われてました。
もちろん中にはマニアや業界にとっても興味のある方など、業界用語や専門用語を使われる方が嬉しい方もいますが、ちょっとそれは置いておいて(笑)

航空業界もホテル業界も、今やどの業界もカタカナ用語や横文字が多いですが、みんなが理解できるわけではありません。
私は特にご年配の方にご案内する時は、できる限り「日本語」を使うようにしていました。
もちろん、世間一般的に知られている言葉は使いますよ。
あとは省略もしないように気を付けていました。

お話をしていく中で、使う程度を見極めたり、案内をどの程度するかを判断したりはしていましたが、「知らない」を前提でまずはご案内をするよう心掛けていました。

ついついその業界だったり、環境にいると「当たり前」と思っていることが、実際には業界特有だったり、そこの地域だけだった、なんてことありますよね。
よくある、標準語かと思って使ていた言葉が方言だった、なんてこと。

こういう食べ方が当たり前と思っていたら、他の地方では別の食べ方が当たり前だった、というような感じです。
Aという食べ方の地域に、Bという食べ方が普通の方が来て、Bという食べ方をしていたら、「普通じゃないよね」「食べ方を知らないよね」と非難をしてしまいがちです。
ですが、Aという食べ方が地域特有だと知っていれば、Bの方に食べ方を説明することができます。

つまりAという食べ方を知らない人がいる、かもしれない、ということを意識することも、相手へ恥ずかしい思いをさせない、や気後れしない、といった配慮や気遣いに繋がるのではないのかな、なんて思ったのです。

私の当たり前が、相手の当たり前ではない。
相手が戸惑うことや後で恥ずかしい思いをしたり残念な気持ちにならないように、相手が知らないかもしれない、当たり前のことではないかもしれない、と想像し、先回りをした声掛けや説明、案内をしていくことが気配りに繋がるのではないでしょうか。

これはお友達同士、家族同士でも同じことが言えると思いますので、「なんでそんなこと知らないの??」と思った時は、そこに想像力が働かなかったと自己反省をしてみるのも、いいトレーニングになるかもしれませんね。
私も毎日反省です・・・

身につけるのではなく、「磨く」ことを意識してみてはいかがでしょう✨

❀✿❀表紙写真について✿❀✿

スマホ写真ですが、せっかく帰省中に色々写真も撮ってたので内容とは全く関係ない写真ですがちょっと披露しましょうかね(笑)

群馬県にある四万温泉入り口手前でしょうかね。
四万甌穴群です。
甌穴自体は上流の工事のため増水しており
隠れてしまったたのですが
なんとも気持ちのいい場所でした。
写真はもうちょっと渓流っぽいところを切り取りましたが。

沖縄では見ることがない風景にテンションあがりました(笑)
とにかく旅行の際には「高原」「渓流」「温泉」を求めてしまいます。
ないものねだりですね。
代わりに沖縄は亜熱帯のジャングルと澄み渡る美しい海が見れますが。

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