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「かわいい~」というコメントを連発するタレントを見て8歳の娘がいったこと

皆さま、こんにちは^^

今週は、子どもたちと朝からずっと一緒に過ごしています。

子どもたちのサマースクールが終了し、外で朝食をとることも。

パンケーキ、美味しそうでしょう^^

さて、今日は公証役場に用事があって、外の気温が一番高そうな時間帯に歩いて行ってまいりました。

日陰を探しながら、てくてくと。たまに風があるのが救いでしたが、その風はまるでドライヤー並の熱風でした。

無事に到着すると、隣のブースからは、私と同年代くらいの男性と女性が「まじ、めちゃめちゃ暑いんだけど」といいながら担当者の方を待っていました。

ほんの10分ほどでしたが、「めちゃめちゃ」「まじで」という言葉を何回使っていただろう、というくらい耳に入ってきたのです。

そういえば、我が家では子どもたちが動物の「おもしろ映像」のような番組が好きで、よく見ています。

あるとき、某番組にゲスト出演されていた20代の売れっ子モデル兼タレントKさんが、動物の映像を見るたびに「かわいい~」を連発していたのです。

それに対して、8歳の娘が「ママ、あの人はどうして『かわいい~』しか言わないの?もう、『かわいい』ということは、わかっているよ!」と、イラッとしながらいったのです(笑)

Kさんの場合、コメントの9割が「かわいい~」だけだった上、ものすごく感情を込める言い方だったので、くどさが耳に残ってしまうという影響もありました。

何を言うにも「めちゃめちゃ」「まじで」「かわいい~」が多い人は、あなたの周りにもいませんか?

使うこと自体は良いにしても(私はほぼ使いませんが)、頻度が増えるとマイナスの印象にななることも。

9月末に発売予定の幻冬舎新書からの新刊にも、同じような事例を書いています。

想像力を使わなくても済む言葉ばかりを使っていると、自分の持っている言葉が徐々に減ってきてしまうのではないかと心配になってしまいます。

人の話に対して「まじで」とだけ反応していると、話を展開しようと質問する想像力も、「それは素晴らしいですね!」といった賞賛の言葉も伝える機会をだいぶ失ってしまうのです。

動物を見て「かわいい~」と感じることは自然なことかもしれませんが、「何がかわいいのか」「かわいいからどんな気持ちを抱くのか」「本当にかわいいだけなのか」などという考えを持ってみると、言葉が変化するはずです。

街で犬の散歩をしている人を見かけ、「あのワンちゃん、かわいい~」と娘がいうとドキッとするのは、目で見た情報のすべてが「かわいい」という言葉で処理されているのではないかという危機感があるからです。

そういうときには、私が「どんなところが?」と質問をしたり、ときに、「そんなに、かわいいかな?ママは、さっきの柴犬のほうが好きだな~」などと、あえて議論に発展しそうな一言を発します。

「『かわいい』ばっかり言ってたらだめよ!」と注意すれば、「言ってはいけない言葉」としか娘は認識できず、それでは意味がありません。

色々な言葉がある中で、どのような表現を自分で選択するのか、そういうセンスを子供と一緒に、学んだり、発見し続けたいと思ったのでした♪






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