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【2023年の1基目。愛農かまど作りワークショップ1日目in徳之島(鹿児島県大島郡)】2023年3月9日(木)、朝9時、現場へ到着し

まずは汚損防止のために養生ビニールを各所に貼ります。
晴天で25度以上になったでしょうか。
雪国からやってきた私にとってはいきなり真夏の陽気でした。
さて、参加者は島民の女性2人(日帰り)+子ども1人で他に伝承者の私、施主さんでした。
通常は3日間のワークショップですが、
今回は離島ということで不測の事態に備えつつ、
ゆっくり4日間で実施します。
夕方までに10段のうち、3段が積みあがりました。

当日、飛び入りで参加してくださった島民3人は「面白かったのでまた来ます」と言ってくださいました。

物を作って渡す施工業者ではなく、
物語や夢を育むお手伝いをする伝承者でありたいと思っています。

こちらこそ楽しい時間をご一緒できて嬉しかったです。
ありがとうございました。

作業後は、施主さんのご友人から、
愛農かまどに使用する赤土をいただくことができました。

それぞれの風土に根ざした材料が増えていくことは、
歴史を受け継ぎ、リレーしていくにあたっての道標になりますので、
とても好ましいことです。

さて、ここで終わりかと思いきや、
夕方から別の任務が用意されていました。

愛農かまどから派生して、
なんと!このあたりで特産になっている、
黒糖を作る工場の「かまど」を観てほしいとのことです。



製糖所へ行ってみたら驚きました。
想像以上に大きな、長さ3mぐらいのステンレス容器が4つも並んでいます。

実際のところ、こんなに大きなかまどを作ったことはありません。
それも正直にお伝えしたうえで、まずはお話を伺いました。

いくつか、こちらからも質問をして導かれた課題は3つありました。

煙突の長さ、煙突の位置、薪の含水率。

愛農かまどだけではなく、各所の博物館や個人邸のかまど、
古民家や、遺跡で観察してきた竃たち。
登り窯や薪ストーブや囲炉裏、ロケットストーブ、焚き火など、
火にまつわるあれこれに触れて、
実際に使ったり、試行錯誤してきた経験が支えになりました。

いつの間にか、「かまど職人」と紹介されていますが、
まだまだそこは駆け出しです。

この春から自分たちで作り直す予定があるそうで、
何らかのヒントやきっかけになればと思いました。



ほんのり温かさの残る坑道や工場の写真も撮っておきましたので、
必要があれば様々なジャンルの師匠たちとも相談したいと思います。

ヤギ肉炒めで今夜は締め!


愛農かまどとは?

焚き火システムキッチン「愛農かまど」物語



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