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正面玄関から始まるパートナーシップ

 企業や自治体の力を借りてアイデアをカタチにしたいと思うものの、そもそも先方と連絡が取れず交渉の場にすらたどり着けないことも少なくない。というわけで今回は、正面玄関から始まるパートナーシップ構築の手法をメモしておこう。

 第一のアプローチは正面玄関から。企業や自治体の担当する課や部署に連絡を取る。そもそもどこに連絡すれば良いか分からない場合は、問い合わせフォームなどの一般窓口から躊躇なくアタックを。

 例えば、ミカンの新しいシロップを作るプロジェクトであれば、シロップの製造を行う企業のR&D部門に直接メールを送ったり、六次産業化につき地域振興課にサポート可能な制度があるかを確認するようなイメージ。

 第二のアプローチは関係者へのアクセス。残念ながら正面玄関から連絡をしても、返答がなく涙することは日常茶飯五。けれどもそこで諦めず、次はその会社や自治体の関係者を探し始めることがポイント。

 たとえば、提携したい会社が関与しているイベントを見つけ出し、そこで関係者と話をすることや、狙っている自治体が後援する取り組みに顔を出し、そこで情報を得てつながりを求めることが効果的。

 第三のアプローチは知人友人のネットワーク。正面玄関からのアプローチや関係者へのアクセスがうまくいかない場合、知人や友人に関わりそうな人を紹介してもらうよう積極的な依頼が欠かせない。

 例えば、会う度に自分のアイデアを披露して、関連する企業や自治体を知っているかを尋ねる。またSNSを活用してこんな方をご存じないでしょうかと質問することも有効。もちろんすぐには見つからないかと思うので、いつでもどんな時でも伝え続けることが重要になる。

 アイデアをカタチにする企業や自治体とのパートナーシップ。それを成し得るためにはまず、正面玄関からアプローチを始め、関連する機会を探し、知人や友人からきっかけを得る。そんな風にして繋がりを増やしていこう。アイデアをカタチにしたいと願う皆様の一助となりますように。

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