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全国市町村国際文化研修所「自治体におけるSNSの活用」という研修で事例発表することになった話。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は全国の市町村職員さんを対象としたSNS活用に関する研修で事例発表する事について綴ってみます。

今回私にお声がけいただきましたのが、公益財団法人 全国市町村研修財団 全国市町村国際文化研修所様です。経過としては、公益社団法人日本広報協会広報アドバイザー、全国広報コンクール ウェブサイト部門審査委員の方から推薦があったということだそうで、2月下旬にお電話をいただきました。

内容としては、猿払村におけるSNSの取組みをご紹介してほしいということで、質疑応答を含めて70分間でお願いしたいという内容です。コツコツと取り組んでいる自負はあるものの、先進的な取組みということでないですし、圧倒的なクォリティを誇るわけでもありません。いったい他の市町村の参考になるのか疑問があったのと、上司の確認も必要でしたので、とりあえず検討しますということでその時は受話器を置きました。

当時の上司に相談すると、声がかかるのは光栄な事だから、準備等大変だと思うけどやってみたら。と背中を押していただきました。4月の機構改革と人事異動で現在はSNSを担当する部署には配属されていません。

そして、一番大切なことは猿払村の事例をお話しすることで、受講者の皆さんの参考になるかということも考えました。

当村のSNSの取組みは、先述したとおり先進的でもなく、圧倒的なクォリティを誇るわけでもありません。あくまでも素人がスタートして、素人が運営するSNSです。

何か売りはあるだろうかと考えたところ、スタートして以来計画的な更新・投稿を継続できているという事はあるかなと思いました。どのようにスタートしたのか、どのように継続させているのかということは少しは参考としてもらえることがあるかもしれません。

もう一つ、複数の業務を兼務しながら対応せざるを得ない状況で、情報発信を専門としている係ではなかったということがあります。一般的に規模の大きな自治体でしたら、プロモーション・広報といった括りで仕事を担当します。ただ、我々の様な小規模な自治体は他にも数多くの仕事を抱えざるを得ません。

例えば、猿払村Facebookページをスタートした平成26年(2014年)に私が所属していた部署は企画政策課企画係という部署です。係長の私と、もう一名の係員という2名体制です。

この2名で担当していた仕事といえば、
広報、ホームページ、総合計画、地方創生、移住、町内会、自衛官募集事務、統計などなど。これだけ抱えていると、さすがに深く・濃く一つ一つの仕事に向き合う時間が足りないのが現実です。これは、猿払に限った話ではなく多くの小規模自治体でも抱える課題なんだろうと思っています。

この様に考えると、スタッフが少ない体制の中でも継続して来れたというところが、他の自治体の皆様に少しは参考になるかもしれないとも考えました。

こうして、2つのことを軸に据えてお話ししようと覚悟したところです。

計画的な更新・投稿を継続するには
複数業務を抱えながら運営をこなすためには

4月の人事異動で私は、広報・プロモーションの部署から離れた身ですが、8年間担当してきたことを少しでもお伝えできる様に準備を進めているところです。

おまけ

話は変わりますが、このような研修所で開催される自治体職員対象の研修に参加した経験がありません。距離的な問題もあるので簡単ではないですが、オンライン受講を駆使するなどで、遠くの自治体からも参加できるといいのになぁと思ったところです。

本当に魅力的な多様な研修が行われているので、いろいろと学びたいという想いです。特に、若い職員にはたくさんの経験を積んでいただけたら、まだまだ伸びる要素しかありません。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。


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