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\次女が進みたい道/地方公務員の私の進路決定についての考え方とは

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は、次女の進路について書かせていただきます。

今日は、次女が久しぶりに猿払に帰ってきた。稚内に行って会うことはよくあるが、猿払の自宅に帰って来れるのは本当にたまにです。

次女は現在高校3年生、猿払村のとなり町稚内市の私立高校に通っています。バレーボールでお声かけいただいて入学したので、当然部活はバレーボール部。

今年は小学2年生からはじめたバレーボール生活の集大成となる年です。そして、いよいよ進路の選択の時期が迫ってきました。

高校進学で猿払村を離れた当初から、高校卒業後は猿払村で就職したいという意思表示をしていました。

私としては、高校生活で何かなりたい職業だったり、行きたい学校を見つけてくれるだろうと思っていました。

しかし、1年生を終わっても、2年生が終わっても次女の考えは変わらずに猿払村に就職したいというものでした。

一方で長女は、高校に入る時から看護学部のある大学に進学するという希望を持っていました。

だいぶ、二人の方向性が違います。

どちらが良いとか、悪いとかということではないです。

私自身、高卒ですぐに就職しています。

次女の第一優先は、猿払村での暮らしです。都会で生活することは考えたくもないと言います。

どうして、ここまで猿払を気に入ってるのか。長女と同じ育て方をしたのでちょっと不思議ですね。

長女と次女の進路決定に関わる中で、私の考え方も変えてきました。

長女の時の、私の進路に関して期待する考え方は次の通り。あくまでも、なりたい職業のイメージがあって、そこに向かって進学してもらうというイメージでした。とりあえず進学したいは認めない方針でした。

①なりたい職業のイメージがある。
②なりたい職業に近づくための学校に進学する。
 →学校に進学しなくても就ける仕事なら就職。
③なりたい職業に就職する。

ですが、次女には、なりたい職業のイメージはなく、暮らす場所のイメージが強くある。

そこで、私の考えを変えること
①なりたい職業を見つけるために大学等に進学
②なりたい職業を見つける
③なりたい職業に就職

こちらの考え方をことあるごとに次女に説明してきましたが、意思は固く進学は考えていないということ。

私が進学した方が良いのでは、という考え方は選択肢を増やすためです。現在なりたい職業がないのであれば、それに出会うために、色々なことを経験してほしいと思うわけです。

少しでも多くのことを知った上で、社会人としてしたいこと、なりたい職業を見つけることができたらいいのになぁと。

進学しても、猿払村に帰ってくるという選択肢は残っているわけで、それからでも良いのではという考え方です。

自分自身、公務員に限っても高校生時代に知らなかった官庁や職種がありました。民間にも広げたら、それこそ無限に仕事の種類はありますね。

ですが、この案も猿払村で暮らしたいという次女の気持ちの前では無力でした。

そこで、同時に考えてきた猿払村での就職。

小さな村ですから、毎年新規採用を予定している企業はごく限られています。

毎年となると、私の所属する会社が唯一と言っていいかもしれません。

そう、猿払村役場です。次女にとっても、親が役場職員なので一番身近で馴染みがある職業でしょう。なんとなく、どんな仕事、どんな役割があるというのもイメージはあると思います。

想像をこえる幅広さや、大変さは深くはわかっていないでしょうが。。。

例年、猿払村では宗谷管内の各町村と合同で上級試験(大卒程度)と初級試験(高卒程度)を実施して、いずれも若干名を採用してきています。

ここ数年は、2名から4名ほど採用してきていますね。

そして、先日令和4年度採用試験に関して情報が解禁され、初級試験(高卒程度)での募集もされることがわかりました。

三者面談でも先生と次女と私で方向性を確認し、公務員試験を受験し猿払村職員を目指すことになりました。

まずは、筆記試験に合格し面接に進むことができるか。面接試験を潜り抜けて猿払村職員になれるのか。

猿払村に暮らしたいという次女の希望は叶うのかわかりませんが、受験するからにはなんとか合格して欲しいものです。

3年間猿払村から離れて暮らした経験が、仕事に活かされることも出てくるかもしれません。村を離れて生活する経験は41歳の私でもしたことがないものです。

自分の考えを貫き、猿払での暮らしを実現させようとしている次女の希望が叶うように、私にできるサポートは全力でしていこうと思います。

次女がどんな社会人になっていくのかとても楽しみです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。





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