祭りにいっつも行けない。いっつも
十月到来。夏がすっかり生き絶えたという感じがする。
そんな夏の風物詩といえば祭りだ。誰が何と言おうと祭りに決まっている。「夏フェス」というぐらいだから間違いない。
しかしもう何年も行っていない。東京は開催数が多いのか、時折歩いていると祭りに出くわしてしまうことがある。行きはしないが遭遇する。
そんな祭りがわりかし苦手だ。大嫌いというわけではないが苦手だ。
あの数え切れない人数が、同じ座標軸に寄り添っていく感じが空しい。あんなに側にいるのに、それでも同じ場所に立つことは