見出し画像

神社巡りをしてきた⑧諏訪大社, 祭祀


 これまでは、
・諏訪の神様のふんわり神話
・諏訪大社の境内style
について書いた。

あと書くのは、4社それぞれについて、と、祭りについてだろう。

特徴的な祭りに、御柱祭(おんばしらさい)・御頭祭(おんとうさい)・遷座祭(せんざさい)がある。

ーーーーー

御柱祭とは、各社拝殿の四隅にそびえる巨木を立て替える行事だ。これらの柱は、諏訪大社の境内styleを特徴づける。

御柱祭は、数え年で7年毎に行われる。寅年と申年に行われるのだそうだ。

選ばれし巨木を、切り出し、坂道を上り下り、川を越え、各社まで引いていく。この様子が、前宮の資料館で放映されていたが、なんとまあ壮観なことだ。見たいけど、猛々しくて参加できない。

この祭りにて御柱を立て替え、何かしらの神事を行う。御柱の意味についても、振り返ると、なんだか濃〜い意味があるぽい。ちなみに、倒した古い御柱は、お祓いをし、普通の気に戻して利用するらしい。

ーーーーー

 御頭祭について、これはなかなか驚きの祭りで、文字通り「頭」をどうにかする祭りだ。

これは上社の祭りで、本宮から神様を前宮の十間廊(じっけんろう)に迎え、捧げ物を奉納するのだ。この捧げ物が「頭」だった。頭を75、用意する。鹿などの頭を供したらしい。

こちらの祭りは、五穀豊穣や、特に狩猟による恵への感謝を表しているようだ。改めて調べると、なかなか深淵に沈みそうなので、これくらいにしときましょう。

ーーーーー

最後に、遷座祭について、こちらは下社の祭りだ。春・秋の名が付くように、神様には、季節毎に遷座してもらうのだ。はて、神様が常にそこにいるのか、呼ぶ場所を変えるのか、どういう事でしょうかね〜。

ーーーーー

なんか、いくらかのミステリーが潜んでいたため、終了する。つまみ食いで胸焼けした。ちょっと、おじいちゃんになりながら味わっていきたい。

まあ、何が言えたかと振り返れば、ご覧のように、4社それぞれに、特徴的な意義があった。たくさんの社を祀る神社は、その関係性に目を向けると楽しそうだ。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?