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【今の東京ディズニーリゾートに対して感じること~ディズニー・ピクサーの大転換点(無限の彼方まで、さあ行くぞ)】

お久しぶりです。TAKUMIです。数ヶ月ぶりの投稿です。

この前のお盆に、某会社の編集職に勤めている姉から「noteをもっと真面目にやってみたら?」とアドバイス頂いたので、もっと投稿頻度を増やしていきたいと思っています。

人のせいにしてんじゃねーよ。

前回の投稿について、内容については「それなりに言いたいことが伝えられている!」と自信を持っていたのですが、思うようにリアクションは伸びず、姉に相談したら「改行が見にくいのと言い回しを統一した方が良い」とアドバイスを頂いたので、見やすい文章を心掛けて創っていきたいと思います。

べ、別に自己満足で書いているだけだから、真に受けねーし!(メモメモ)そこは人のせいにしていこうね(笑)

良かったら、前回の拙い投稿も閲覧していってね。

実は私、大のディズニー好きで有名です。知り合いの間では有名です。普段の私は凡人です。

そんなことは当たり前じゃねーか。
いや、ちょっと待て。貴方、今、大阪に住んでますよね。大阪在住者ならUSJさんを御贔屓にしなさいよ!すんません、転勤で大阪に来てるから、
そんな固いこといわんといてーな!
話を進めます。

なので直近での私の中での個人的なトップニュースはオリエンタルランドが発表した「パークチケットの値上げ問題」です。勿論、中古車買い取り販売もウクライナ問題も平和的に解決して欲しいですし、関心はあるのですが、個人的にはディズニーリゾートのパークチケットの値上げ問題が一番のビックニュースでした。

そもそも「価格変動制」のシステムが少し前から導入されており、兼ねてより多少の変化はありましたが、2023年10月より混雑日の最大価格が大台の1万円を超えて「最大1万700円」になることが決定しました。

高いよね。分かるよ。高い。諭吉超えるんだもん。来年以降は諭吉じゃなくて渋沢栄一さんが中心になるのかな。

し、渋沢栄一さんって誰だっけ。皆さんご存知?まーいっか。良くないよ。
渋沢栄一さんに謝れ。埼玉県に謝れ。
あなた、今のみずほ銀行さんの母体を設立した
張本人よ。謝りなさい。分かったよ、ママ~。渋沢栄一さん、ごめんよ。

「あー、いいよ。私の認知度も、そこまでだからね~、気にしてないよ、来年から宜しくね~。」

ん?なんか今、声が聞こえたような
気がしました。
失礼しました。彼女の寝息でした。
嘘です。本当です。

どっちだ。どっちでもいいじゃない。いつかは狐のお面も外したいと思っているのよ。その時には「イケメンか」「イケメンかじゃないか」は
教えてね。「ブサイク」っていう表現だけは勘弁してね。話を戻します。


ファンタジースプリングスが出来る2024年度には大台に届くと予想していましたが、想定よりもかなり早く、かなり早く大台を700円も超えてきました。流石、オリエンタルランド。かなり強気な価格設定。

来年度にオープン予定のファンタジースプリングスの総工費は約3500億円、昨年度のオリエンタルランド社の純利益は約800億円、ディズニーシー全体の総工費は約3200億円。いくら20年前とは社会情勢が違うと言えど、いくら物価高の世の中になったとしても、いくらコロナの影響で制作にかかる建材などの輸送コスト増大により見積価格の上昇があったとしても。規模からして、額からして、オリエンタルランドの本気度が伺えます。

まあね、リゾートライナー乗っている時に、ベイサイドステーション付近で見えていた広大な駐車場が、殆ど用地に使われましたからね。
あの巨大な平面駐車場を見るたびに「ここが満車になることなんてあるのか?」とさえ思っていました。本当に広大な駐車場でした。

そんな駐車場を用地として開発が進む、完成が近づいているファンタジースプリングス。期待が膨らむ。期待しかありません。

ただ一方で、前々から「この駐車場は新しい開発、第三のテーマパークの切り札になる」と思ってました。その切り札を恐らくオリエンタルランドとしても想定外なほど、かなり早期に使ってしまった感は否めません。
それはファンタジースプリングス前身の開発プロジェクトを見れば明らかです。恐らくアナ雪メインのエリアとしてインディージョーンズ後方に広がる謎の砂の山が積まれている辺りに建設予定でした。(今でもディズニーリゾートライナーに乗ると見れます。建設機械が放置されているけど)確か10年くらい前に、そのような趣旨で情報リリースされていました。ところが、2017年くらいにご破算。というかプロジェクトの刷新、拡大が発表されました。その結果、2019年くらいにファンタジースプリングス(当時は名称未発表)の開発プロジェクトが発表されました。

驚きとワクワクと共に「オリエンタルランドも相当追い込まれているな」と思いました。恐らく上海ディズニーランドの開業が影響していると思います。

何故、切り札かと言えば、あの広大な駐車場を用地として使用した場合に使える用地が他に見当たらないからです。

本当に。あとは何処使うの。
また、埋め立て地を作るしかないんじゃないか。

そう思っていました。

アジア圏におけるマーケットは香港と日本で分け合い、且つ、人気や土台自体も日本に分があったため、上海ディズニーが出来るまでの
オリエンタルランドは正直、儲かっていたと思います。

調べてないけど、純利益とかすごい金額になっていそう。
恐らく相当、ため込んでいるね。
そらそうだ。そうでもなきゃ、緊急事態宣言出て、9割以上の収入源のテーマパーク運営がストップしても尚、傾かなかったのは
余程の余剰金があったに違いない。

「真実はいつも一つ」それはコナン。「せやかて工藤」それは服部。
「あんた、話が逸れるの多いわ~」それは和葉ねーちゃん。

蘭を出せよ。なあ、出せって。それにしても何で蘭ねーちゃんの前髪って、あんなに尖ってるの。凶器じゃん。いつも同じ髪型やし。形崩れへんし。ワックスべた塗りしてるんかな~。セットめっちゃ時間かかるやん。
「俺のターン、ドロー!」それは遊戯。
「次回、城之内死す、デュエルスタンバイ!」それは城之内。
あかん、工藤、話し戻すで~。私はTAKUMI。

実は東京ディズニーリゾートは世界で唯一アメリカディズニー社の傘下には入っていないフランチャイズ経営をしているディズニーテーマパークです。その他のディズニーテーマパークは何処もかしこも、アメリカディズニー社の直営です。だからオリエンタルランドがあるんです。なるほどですね。

つまり、同じ看板を引っ提げてるけども、
明確に競合他社に該当するのです。

なんでフランチャイズ容認したのかですが、恐らくアメリカも「こんなにオリエンタルランドが成功する」とは思っていなかったのでしょう。

惜しいことをしたと思います。
もう遅いです。嘘です。
そんなことありません。

確かフランチャイズ容認契約は2045年まで最近で延長されたけども、その後の話は正直、どうなるか分かりません。

「生殺与奪権を持っている」とは、
まさにこのことですね。

何はともあれアメリカ本土は明確にオリエンタルランド包囲網をアジア圏に形成してきています。

アジア圏の顧客、もっといえばアジアのグローバルスタンダードを守り抜いていく為には最後の切り札を使うしかなくなったのです。
恐らくオリエンタルランドが想定していた10年くらいは使うのが
早かったと思います。

そうやって完成が近づいているファンタジースプリングス。

「夢と魔法」とは言えディズニーもオリエンタルランドも立派なビジネスです。

パーク崩壊の一歩と叫ばれたストームライダーのクローズも、カントリーベアシアターのクローズ説も、チケット価格の直近10年での大幅な上昇もオリエンタルランドが立派なビジネスである証です。

明石。明石海峡大橋。
みんなで一緒に渡りましょう。
嫌だよ。高いところ怖いから。
兵庫、ごめん。

何はともあれ、個人的にはビジネスである以上、昨今の情勢も考えればオリエンタルランドの考えは理解ができます。だから値上げには賛成です。それでオリエンタルランドが頑張れるなら、それで良いです。値上げしてください。でも2万円になったら流石にきついです。宜しくお願い致します。
By TAKUMI

実は私は人生の晩年はディズニーキャストになりたいと思っています。
晩年。本当に晩年。守るべき存在が無くなってからの話です。アルバイトで良いです。フリーターで良いです。そうやって死期を迎えたいです。

面接通りますかね。この気持ち、
伝えたら通るんじゃないですかね。
なって、どうするんですか。
知らないよ。分からないよ。

でも思っちゃってるから仕方がない。
未来の事、考えても仕方がない。

「無限の彼方まで、さあ行くぞ ~Let's go beyond infinity~」


ところでディズニーとピクサーもここ10年くらいで大きく変わったと思っています。昔のディズニー映画、ピクサー映画、何がありますかね。

シンデレラ、美女と野獣、アラジン、
トイストーリー1,2
最近で言えば、そうですね、アナ雪、カーズ3、
トイストーリー3,4

前者と後者には明確な違いがあると思っています。何ですかね。

「夢は叶う、努力は報われる、恋は成立する、登場人物はハッピーになる」
これまでのディズニー・ピクサーが打ち出してきたコンセプトは
前者の様な気がします。

ところが最近は違います。
良いと思ったプリンスは最低野郎だし、おもちゃはいつかは捨てられるし、
いくら才能のあるレーシングカーであっても劣化には勝てない。

特にトイストーリー3,4とカーズ3の続編は衝撃的でした。

恐らくディズニーを観る気になっている視聴者が目を背けたいところにスポットを当てて話を描いていると思います。
※観ている人も恐らく予見できる未来のはずです。

だから、トイストーリー3はまだしも
トイストーリー4の評判は実はそこまで良くない。周りでも「良くなかった」という声を多く聞きます。

恐らくこれは「ジュラシックワールド~新たなる支配者~」を観た観客の気持ちに近いです。

恐竜を観に来たのに、よく分かんないけど、
でっかい、気持ち悪いイナゴが出てきた。
観たかったのはこれじゃない。きっとそう。
でも遺伝子組み換えという本質においては
的を得た題材だったと思う。
個人的にはね。

似たような感じで「ディズニーは、こうでなくては」という
固定観念が強い様に思います。
トイストーリー2終了から3の制作に時間が掛かったのは恐らく、
そういった大人の事情も含まれていると思います。

「クレヨンしんちゃん~嵐を呼ぶモーレツおとな帝国~」の制作時にスポンサーからGOサインが中々出ることがなかったのに似てます。

「アンディは一生、子供のアンディでウッディやバズたちを大事にする」
「マックインは年齢に負けずにいつまでも勝ちっぱなしのレーサー」
「クレヨンしんちゃんはお尻振って小さな子供を元気にさせる」

「こうあるべき」というある種の期待を裏切り、新しい価値観を発信していくことは凄くパワーが必要だし、正解がどこにあるかも分からない。
仕事と一緒です。

今の世の中、思い通りにいかないことの方が
多いし、人生を終わらせたいと思うこともあるし、
本当に自ら終わらせてしまう人もいます。
殺し合いも起きるし、不正も蔓延します。

そんな世の中で生きていく杖として、
人は憂さ晴らしに娯楽を求めます。

そんな憂さ晴らしに一役買い続けてきたディズニー、ピクサー。
汚れた荒んだ世界に希望を与えるのではなく、
「こうありたい」という理想を疑似体験させるのではなく、
現実主義に走って、観る人、体験する人に共感を与えるのも
優しさの一つかもしれません。


ゴールはわからないけど。
「無限の彼方まで、さあ行くぞ ~Let's go beyond infinity~」




おしまい

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