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ケガ、寝たきり、それでも動く!(エクササイズ編)

今回は前回記事の内容を踏まえてエクササイズを紹介したいと思います。特に寝たきり、ケガで長期臥床となった高齢者に対する運動療法を紹介したいと思います、皆さんの家族などに当てはめていただければ幸いです。

目的
・関節や筋肉が硬くならないようにすること
・心肺機能の維持
・糖尿病や高血圧などの疾患の予防

ストレッチや可動域訓練、筋力トレーニングを紹介したいと思います。痛みがある場合は無理に行わないようにしましょう!

ストレッチ、可動域


まずはストレッチ、可動域訓練で体が硬まらないようにしましょう。

両手でバンザイができる場合はタオルや棒を持ち挙上しましょう。


捻りが強く痛みが出る場合は、①仰向けで両膝を立てた状態から②胸、顔は正面のまま両膝を倒しましょう。

肩や背骨が辛い方は、胸にタオルを入れ補助しましょう、腰痛予防、猫背の予防にもなります。腰の痛みが強い、背骨が丸くなり変形がある場合以外はおすすめの体操です。


膝が痛くなる場合は中止しましょう。
股関節が硬い方は無理に引き寄せる必要はありません。最初のポジションを取るだけでも訓練になります。


筋力トレーニング

筋肉を使い疾患の予防をしましょう、また慣れてきたら、心肺機能向上のため回数を増やしましょう!

姿勢を維持する時に使う筋肉の強化です、座位や立位にも繋がる運動です。

お尻の筋肉の強化や姿勢保持の訓練です。
お尻を上げる高さは膝・腰・肩が一直線になる高さです、またお尻を上げるとき膝がつま先と同じ方向を向くようにしましょう。

おわりに

まだまだ行いたい運動はありますが、継続することが大切です、少しずつ楽しみなが実施してもらいましょう!時間がない、体力的にしんどいという場合はストレッチ、可動域訓練だけでも実施しましょう。

今回もご覧いただきありがとうございました、この記事が皆さんのお役に立てれば有難いです。


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