タキ

子育て、仕事、学び、人間関係、大切なものに囲まれる生活。少しずつゆるゆると手に入れて肩…

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子育て、仕事、学び、人間関係、大切なものに囲まれる生活。少しずつゆるゆると手に入れて肩肘張らずに、楽しむことが目標💖 子供は不登校で行っていれば小学3年生。マイクラ三昧の日々。オンラインで世界中にお友達。最近はYouTube実況やってるユーチューバーさんのワールドにお出かけ♪

最近の記事

知を知る。

「知る」ということへの、あの抵抗感は何だろう? これまで自分が知らなかったことを知ることに、なぜあんなに抵抗があるのだろう・・・と考えてみたことがある。 何かを知るということは、 「知らなかった過去の自分」 と、 「知識を得た自分」 の分断になってしまわないか? そして、知らなかったことへの羞恥の気持ちや、これまでの自分が、何かを得られなかったという損失を認めざるを得ない自分への蔑み。 色々な負の感情が生まれることへの恐怖心なのではないかと考えた。 私はそうだった。

    • 動と静と。

      「ほら、キックオフなのに居ないという・・・」 と夫に呆れられ、隣室でパソコンに向かっていた私は渋々テレビの前に座った。 夫は生粋のサッカー少年だったが、私は生粋の文化部女子だった。 新聞だってスポーツ欄以外は全部目を通すし、ニュースを見ていても、 スポーツニュースに変わった途端にリモコンを手に取る。 スポーツ観戦に無理やり誘われれば、始まる前から終わるまでずっとビールを飲み続け、グデングデンになって帰っていた。 キックオフと言うらしい。 ザハがデザインしたというスタジアム

      • 子供が学校に行かない

        娘は不登校という道を選んだ。 「学校には行かない」 はっきりそういった。 一瞬、 「どうしよう」 と思ったが、 どうもこうも、私にどうにかすることなんてできない。 本人が「行かない」と決めたからだ。 私は超高齢出産をしている。 娘が大人になった時、自分は大したことはしてやれないだろう。 結局娘は自分で自分の人生を切り開いて行くしかない。 だったら無責任に娘の人生に口出しするわけには行かない。 「学校に行けない」というならいくらでも助けることはできる。 けど、そうで

        • 巣立ちのとき

           初登園の日、キミは記憶に無いだろうけど、私はあの日の全てを昨日のことの様に鮮明に思い出す事ができる。  私は落ち着かない数時間を家で過ごし、正直どんな顔で迎えに行ったら良いのかと、ドギマギしながら再び門をくぐった。  それまで片時も離れ離れの時間を過ごす事なく、あの日産院でへその緒が切れてからも、まるで見えない「緒」で繋がっていたかのような日々が続いていた。来る日も来る日も、私の目の届くところで遊び、常に一緒に過ごした。キミはなかなか歩く事をせず、入園のわずか数日前、い

        知を知る。

          「知識」と「教養」と「読解力」

          いきなり硬いタイトルで恐縮ですが、この違いは何? 昔、私が受けていた教育は詰め込み教育と言われ、「知識」を増やす学習でした。 つまり、単に「知っているか?」「知らないか?」のどちらかです。 知らないことはいくら考えても何も出てこないので、知ることでしか、解決はしません。 そして、知識を測るテストは容易なので、学校では教えやすい、つまり均一に教えやすいのです。 「先生楽してたの?」 と思っていました。 けど、全く違っていました。先生ごめんなさい・・・ 先生がしてくれ

          「知識」と「教養」と「読解力」

          ネットワークビジネスに超アンチな私

          突然ですが、最近ある友人から、数ヶ月に一度のペースで、色々なお話を持ち込まれます。 私はその友人とはとても長いお付き合いで、信頼している唯一のと言っても良いくらいの大好きな人生の先輩です。 その友人(恩人)が、色々な話を持ちかけてきては、 「一緒にやろうよ〜♪」と誘うわけです。 で、なぜ私がその度に話を聞きに行くのかと言うと、 理由は、 その友人に変な虫が付かないため。 変な悪徳商法に引っかからないため。 に他なりません。 私はその都度、論破しに向かうわけで

          ネットワークビジネスに超アンチな私

          「ウチはがんばらないよ」

          保育園の卒園間近、娘を迎に行った時の、 先生との会話。 「もうすぐ卒園だね」 「うん!」 「小学生だね」 「うん。そうだよ」 「頑張ってね」 「ウチはがんばらないよ。たのしむんだ。」 子供に社交辞令は無い。 いつでもちゃんと自分の頭で考えて、ちゃんと答えを出して、ちゃんと正直に伝える。 当たり前のことなのに、自分は全く出来ていないことに気づいた。 そんな真っ直ぐな娘の言葉を聞いて恥ずかしい気持ちになった。 「頑張ってね」 と言われたら、 「うん!」

          「ウチはがんばらないよ」

          PTA〜なぜやりたくないのか

          皆がやりたくないと言うPTA。それでもなくならない理由ってなんだと思いますか? これは私の完全に個人的な見解ですので賛否あると思いますが、私のnoteなので好きに書かせていただきます。笑 これまで毎日、学校の摩訶不思議をnoteに書き連ねてきましたが、やはり公立学校では、文科省の手先となり、「やれ」と言われたことだけをやることが必要です。サービス精神旺盛に勝手なスタンドプレーをしてしまっては、質の均一化が出来ず、「同じファミレスなのに味が違う!」みたいな事になってしまい、

          PTA〜なぜやりたくないのか

          集金?それともカツアゲ??

          子供に持たせて教材費を支払うための封筒「集金袋」 現在どのぐらいの小中学校で使われているのでしょうか? しかも、私の娘が通う都内の小学校は、ジッパーもついていない、昭和チックなクラフト封筒で、こんな原始的なツールを作っている会社がある事にも驚きました。 しかもこの集金袋に、「お釣りのないように」翌日持たせなくてはいけません。 一番最初の集金で、「〇〇円おつりお願いします」と封筒に書き込んでお金を入れたところ、次の集金のお知らせに、「※おつりのないようにお願いします」と注意

          集金?それともカツアゲ??

          金平糖の中のマジョリティ

          画一的な学校教育を受けさせていると、時々不安になる事があります。 「軍隊のように同じ事をみんなでやる事をよしとする教えだけど、社会に出たときは逆にそれが全く評価されなくなる。なのに、なぜこんな明治の頃の教えを続けているのか?戦争はしないと言っているけど、実は軍事国家にしたいのか?」 冗談はさておき、学校には訓示のようなものが必ずありますが、そこには、「個性を認める、育てる、尊重する」などの意味のものが含まれている事が多いです。 でもこれ、どうやって育てるのでしょう???

          金平糖の中のマジョリティ

          藁半紙ノスタルジー

          学校からのお便り。 いまだに藁半紙でノスタルジックな匂いを感じる毎日です。 私の娘の学校では、以下のようなお便りがそれぞれに月1ぐらいのペースで配布されます。 ・学校だより ・学年だより ・保健だより ・給食だより ・地域のお便り ・PTA便り ・防災通信 それと、地域の不審者情報や災害など重要なものも同じように配布されます。 他、学校のブログ、メール配信、まなびポケットというアプリのサービスでの、校長先生や、担任の先生からのメッセージも受信します。 どう思いますか

          藁半紙ノスタルジー

          欠席の理由に仮病を使わない理由

          私は、子供が「学校休みたい」と言った時には、休ませて自宅学習をさせていますが、義務教育の間、仮病を使うのは禁物です。 子供が休みたいと言った時は、必ず何か理由があるはずです。 たとえ、前の日の夜にゲームをやり過ぎて寝不足だったとしても、寝不足のまま学校に行かせて、交通事故に遭ったり、体育の授業で怪我をしたりのリスクがあります。私個人的には休ませて自宅学習をさせるのが良いと思います。 それが続いてしまうようなら、例えば時間が来たら画面が見えないように設定するとか、構造的な部分

          欠席の理由に仮病を使わない理由

          不登校という選択

          子供が「学校に行きたくない」と言ったら、保護者はどうするのが良いのでしょうか? 私の長女は、小1の次女より17歳年上で24歳です。 現在は東京のかなり隅っこのほうで、絶賛子育て中です。 4歳になる男の子と、7月に生まれたばかりの女の子がいます。 今日はその長女の話。 長女は小学校1年生からずっと、断続的不登校でした。私自身もあまり学校が好きではありませんでしたが、みんなが行っているし、一人だけ違う事が出来ずに仕方なく行っていた感じです。いじめられたりもした事はありませんし

          不登校という選択

          英語教育

          外国語を学ぶときの目的って何ですか? 私の身の回りでも、幼児英語教室に通わせたり、英語教材を購入したりしているご家庭があります。子供たちもとても楽しそうに英単語を学んでいて、ユーモアに溢れたテンション高めのアメリカ人の先生や、笑顔の優しいオーストラリアから来た女性講師。濃いめのキャラでいつも楽しそうに教えています。 小さい頃から習っていると、耳が良くなり正しく発音が出来るとの営業トーク。 小学校の必修になるから、今から習っておかないと周りから取り残されてしまうというデメリ

          英語教育

          ひらがな

          小学校に入学してまず習うのが「ひらがな」です。 今年は大半がコロナの自粛で、家庭学習になりましたが、休校が明けてからは、学校で毎日2文字ずつ練習し、裏面のトレーニングは自宅でやっていました。 なぜ、こんなにも時間をかけてひらがなを練習するのか、知っている人は少ないかも知れません。 ひらがなは、なかなか難しい筆記です。いろいろな鉛筆使いが必要で、払ったり、止めたり、はねたり。あらゆる表現を使い分けなければいけません。 世の中には、「そんなの読めればいいじゃん」という意見

          ひらがな

          宿題

          家庭学習と聞くと、何を想像しますか? 学習塾、習い事、通信講座、オンライン受講・・・ それに、なんと言っても学校からの宿題です。 4月に入学してしばらくの間、家庭学習を余儀なくされた今年の小学1年生。 学校というものを知らぬまま、淡々と届く課題。オンライン授業もないまま、鉛筆の持ち方や、ひらがなの練習、それぞれの家庭で課題をこなすのは、会社勤めを辞めて家にいる私でさえ、ほぼつきっきりで子供と関わり続け、かなりの疲労感でした。 しかし、悪いことばかりではありません。本来なら