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小林 えり
2018年5月18日 09:40
ジャークチキンは、ジャマイカで生まれたお料理だ。一説によると、人里はなれた山奥で暮らしていた、Maroon(マルーン)とよばれた民族が作り始めたとそうだ。16世紀のことだ。彼らは、アフリカから連れられてきて、スペイン人の奴隷をしていたが、その生活から逃げ出していた。そんな日々の中では、明日、食糧にありつけるかなんてわからない。だからこそ、目の前にある食材を、最善の方法で保存して食べて行かな
2018年4月20日 15:54
ほんわかとした爽やかさを乗せた、卵のお料理を、食卓に添えてみる。速度を速めた春の風に、うまく乗せてもらうことができなくて、どこかぼやっとしてしまう日の私を、暖かく包んでくれるような気がする。あー、ちょっと外にでもでて、お花でも摘んでこようかなあ。料理の名はアモック(amok/fish amok)。主に、カンボジアで食べられているものだ。タイカレーの風味をほんのりと感じながら、カラーピーマン
2018年3月8日 13:05
あっ、普通においしい。じゃなくて、これいいね。今まで作ってくれたカレーで一番だわ。という感想をもらった。それはトマトソースにちょっぴりのカレー粉を混ぜただけの何の変哲もないカレーだ。こちらのお料理の名前はカライ。北インド、パキスタン、アフガニスタンなどで主に食べられている。中でも、具材がシンプルで、辛さが控えめな今回のカレーは、アフガニスタン風なんだそうだ。食欲をそそる、ある地点まで煮込ん
2017年11月2日 17:24
今晩は。ヒュールリーっと冷たい風が、隙あらば体と心の中を駆け抜けていく11月。脳内は、やはり森昌子さんの越冬つばめのヒュールリーの部分が駆け巡る。うーむ、体と心をあっためたい…。何をやるにせよ、まずはとにかく体と心をあっためてから、動きたい…。そんな時に食べたいカレーが…!その名も、パラクパニール!!!■ほうれん草とチーズのカレーなんだか、美味しい燻製ハムとチーズが入ったイタリアの