小林 えり

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最近の記事

最近美味しかったもの

今よりも一月程前、スーパーに度々生ほたるいかが売られていた。 見るからに美味しそうだったので、ボイルほたるいかよりは値は張ってしまうけれど、2回程買って食べてみた。 30秒くらいほたるいかをゆでて、オリーブオイルとりんご酢とお醤油と、コリアンダーパウダーとブラックペッパーをかけた。 1度目は驚くほど美味しかった。2度目も美味しかったけど、同じ味に飽きてしまった部分もあった。

    • 最近美味しかったもの ③

      バターチキンカレーをつくった。 バターを熱して、グローブ、カルダモン、クミン、唐辛子を熱する。そのあとにんにく、生姜、玉ねぎを投入。そして、フルーツトマトを熱して脱水。鶏肉を塩胡椒で別のフライパンで焼いてから、カレーの素と混ぜてあげる。パウダースパイスはコリアンダー、ターメリック、パプリカパウダーを入れた。そのあとにヨーグルトだったかなあ。あと調理中に飲んでいたにんじんジュース(さわやかな感じの)を少し入れたらいい感じになったので、そのジュースに使われているにんじんと同じ農

      • 最近美味しかったもの ②

        3じのビスケット。友人からいただきました。素材は小麦粉、米油、粗砂糖、小麦ふすま、食塩、重曹だけなのだそうですが、まるくてあたたかい味わいで、食べれば食べるほど美味しさが増していくんです。 休みの日にこういうお菓子があるとすぐに食べきってしまう…。同時に2つとってそれを連続で口にいれるのが好きです。 ちなみに小学1年生の時、当時好きだったビスケットを、遊びに来た友達に勝手にふるまったら、母親に結構おこられたのは何故だったんだろう…。ということをビスケットを食べる度によく思

        • 最近美味しかったもの

          以前は、お昼過ぎまで寝ていた休日。だけどふとした時に早起きをしてみてから、朝早く起きるのもいいなあとか思って、今日もまあまあ早起き。 とはいっても午前中は、ぽりぽりぽりぽりスナック菓子を食べながらけんちん汁?みたいなのを飲んでいたくらい。 EAT REAL HUMMUS CHIPS -CHILLI CHEESE 45G 気づいたら1袋食べ終わってしまうこのスナック菓子。イギリスでつくられているものらしい。1袋で213kcalだから罪悪感もない。写真はないけど、この間深夜

        最近美味しかったもの

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        • 世界各国のカレーをつくってみた
          13本
        • あの街ぶらり
          3本

        記事

          かつおだしで煮詰めたポークビンダルー

          いやあ、なんでかね。味見をしたら、ねぎを入れたくなって、それならばとかつおだしも入れて煮詰めてみた。本当は、油揚げも入れたかったんだけどなあ。冷蔵庫になかったもので。インド、ポルトガル、日本。3つの国がぶつかり合うカレーになった。 どうしてこうなったのかというと、多分だけどこのだしはこれっていう鰹節がおいしすぎて、何にでも入れたくなってしまうからだ。ここ最近。この鰹節のおかげで、完成したカレーだ。 一本釣りでつられたかつおを使っているそうだ。 このカレーは、いちばんやさ

          かつおだしで煮詰めたポークビンダルー

          冬やさいたっぷりのクリーミーカレー

          ああそうそう、だいたいこんな感じ。 4日間追求することによって、ようやく思い描いていたものになってきた。 ほーーー。 初めのスパイスは八角、カルダモン。 蒸したまねぎ、にんにくしょうがを順にいためる。 きざんだパプリカ、セロリをいい感じに脱水。 トマトピューレ、そしてトマトもこれまた様子を見ながらいい感じに脱水。 今回のカレー粉は コリアンダー、ターメリック、カシューナッツ、パプリカ、カイエンヌペッパー、ブラックペッパー、カレー粉、ガラムマサラ。 そしてお肉

          冬やさいたっぷりのクリーミーカレー

          冬やさいのごろごろ中華カレー

          「勝負をしろよ、勝負をさあ〜」 映画の「海よりもまだ深く」で阿部寛さんがこんな風に叫んでいるシーンがあった。 このカレーにもそう思った。うまく丸め込もうとしすぎたあまり、面白みが足りないような気がした。 次はもっと攻めたい。 今回、ホールスパイスは最後にテンパリングをして加えてみることにした。 最初に、蒸した玉ねぎを炒める。すりおろしにんにく、しょうがを加える。 刻んだカラーピーマン、トマト、トマトピューレを順に加えて脱水。 カレー粉(コリアンダー、ブラックペッ

          冬やさいのごろごろ中華カレー

          純喫茶カレー

          新年にまず作ってみたカレー。 初めのスパイスは、クミン、八角、グリーンカルダモン、クローブ 蒸してあるたまねぎ、パプリカ、トマトを順に加えて脱水。 次に、牛豚合挽き肉を炒める。その時に出た油はできるだけふきとる。 ローストしたカシューナッツパウダー、花椒、ブラックペッパー、カレー粉(スピンフーズに売っている、インデラ カレーパウダー)を加える。 ヨーグルトはなめらかになる気がするから、小岩井のものを、結構多めに、徐々にいれる。 隠し味として、梅干し、魚醤油(按田

          純喫茶カレー

          ジャークチキンカレーのレシピ

          多くの人たちに食べてもらいたくなるような、自分のカレーレシピをここ数ヶ月間、探求していた。すっと食べてしまえるようなカレーにしたかったため、以前つくった食欲をそそるスパイスお料理、ジャークチキンを参考に、カレーにつくってみた。 ジャークチキンカレー (2〜3人分くらい) ●マリネ用 ・鶏もも肉 300g ・ヨーグルト 1カップ ・レモン汁 小さじ1強 ・刻んだパクチー 大さじ1 ・すりおろした玉ねぎ 1個分 ・オールスパイス 小さじ1/2 ・ブラックペッパー

          ジャークチキンカレーのレシピ

          ジャマイカのジャークチキン

          ジャークチキンは、ジャマイカで生まれたお料理だ。 一説によると、人里はなれた山奥で暮らしていた、Maroon(マルーン)とよばれた民族が作り始めたとそうだ。16世紀のことだ。彼らは、アフリカから連れられてきて、スペイン人の奴隷をしていたが、その生活から逃げ出していた。 そんな日々の中では、明日、食糧にありつけるかなんてわからない。だからこそ、目の前にある食材を、最善の方法で保存して食べて行かなければならなかった。そこで、マルーンは、お肉を身近にあったスパイスで漬けこんで食

          ジャマイカのジャークチキン

          都内から特急で3時間、中三依温泉

          中三依温泉に行ってきた。縄文時代から人が住んでいるという、小さな集落だ。 都内(浅草)からは、東武鉄道の特急リバティ会津に乗って約3時間。鈍行で行く場合は、東武鉄道や野岩鉄道などを乗り継いでいく。 ゆっくりと走る電車が、山をかき分けながら、進んで行く。 車内は、田舎にありがちながらんとしたものではなく、乗客それぞれの、休日を持ち寄っているような雰囲気。 駅に着いた。中三依温泉駅は、小さな小さな、無人の駅。だけど、電車の窓からは、たくさんのテントが目に入った。ふだんは静

          都内から特急で3時間、中三依温泉

          カンボジアのアモック

          ほんわかとした爽やかさを乗せた、卵のお料理を、食卓に添えてみる。速度を速めた春の風に、うまく乗せてもらうことができなくて、どこかぼやっとしてしまう日の私を、暖かく包んでくれるような気がする。あー、ちょっと外にでもでて、お花でも摘んでこようかなあ。 料理の名はアモック(amok/fish amok)。主に、カンボジアで食べられているものだ。 タイカレーの風味をほんのりと感じながら、カラーピーマンやら、レモングラスやら、コブミカンの葉やらの爽やかな香りを享受する。おお、これは

          カンボジアのアモック

          アフガニスタンのカライ

          あっ、普通においしい。じゃなくて、これいいね。今まで作ってくれたカレーで一番だわ。という感想をもらった。それはトマトソースにちょっぴりのカレー粉を混ぜただけの何の変哲もないカレーだ。 こちらのお料理の名前はカライ。北インド、パキスタン、アフガニスタンなどで主に食べられている。中でも、具材がシンプルで、辛さが控えめな今回のカレーは、アフガニスタン風なんだそうだ。 食欲をそそる、ある地点まで煮込んだトマトに、大好きなスパイスの香り。そんなソースを絡めながら、こんがりと焼いたチ

          アフガニスタンのカライ

          午前のごはん

          特に出勤をする必要がない日の朝は、ヨーグルトとナッツを食べてから、外に出て少しだけ走る。朝の日差しを浴びに。 どうもペースが上がらない日は、頭にリディアシモン選手を思い浮かべて走る。少しだけ下を向きながら、静かに、でも実はとても太く、一歩一歩を重ねているような姿がいつからか好きになった。シドニー五輪の映像を今見ると、あの走る姿に引き込まれる。 家に戻ったら、昨日の残りのスープがあればそれを飲んで、それからその日の作業を始める。たまに、ジョギングがてら足を伸ばして買ったパン

          午前のごはん

          インドネシアのルンダン

          CNNが運営するサイト、「CNNGO」では、毎年Facebookでの投票を元に、「世界で最も美味しい食べ物TOP50」を発表している。 例年、ランキング上位の座を掴むのは、日本のお寿司や中国の北京ダック。更には、イタリアのラザニアやトルコのケバブと、かなり多くの場所で言わずと知れている料理たち。 だがしかし中には、どんな料理なんだこれ…、といくら想像を巡らせても、自分の今までの蓄積だけでは、うまくイメージできないものもある。 その一つにインドネシアのカレー料理、ルンダン

          インドネシアのルンダン

          深夜のボロネーゼ

          ボロネーゼは、深夜に一人で、ラーメンみたいにすすって食べるのが好きだ。誰も知らなくて、何も残らないような時間を過ごしている気がするから。そして毎回、食べたらすぐに布団に潜って眠る。次の日にはこんなこと、ほとんど忘れている。 今日は沢山働いた。こんなに働いた日を、この1年では思い出せない。きっと3年ぶりくらいか。いや、100万年ぶりかもしれない。恐らくそうだ。 にんにくの香りは、疲れた身体を労ってくれる。身体のどこか奥の方に、静かに火を灯してくれているような感じだ。明日自分

          深夜のボロネーゼ