肩が弱点の人は二通りある。ひとつは元々の体質、即ちテストステロンが生まれつきあまりなく、骨格、筋肉共に上半身が発達しにくいタイプである。このタイプは反対に脚が鬼太い事が多い。 もうひとつは手首が硬く、ダンベル等を正しいポジションで持てないタイプの人である。このタイプの人はプレスではダンベル、バーベルを握りきれなくて肘が内側に入りすぎてしまい、サイドレイズ等では逆に握り込みすぎて手首だけが上下し、肝心の肘が動いていない。 尚上記の二つに当てはまらない場合は以下の二通り
健康寿命という言葉を聞いたことがあるだろうか。 以下引用 「一方、健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいい、2019(令和元)年の健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっています。 2001(平成13)年から男性の方が女性より健康寿命は延伸しており、男女差も若干縮小しています」 要は寝たきりにならず、日常生活が送れる健康状態を保てる期間という事である。これが事実上の寿命だと筆者は考えている。そして健康寿命と筋力に
まずはじめにこの記事は筆者のベストセラー「ボディビルのトレーニングメニューの組み方」を参考にしている人用に書いている。 筆者自身は長らく2オン1オフ、ダブルスプリットで九日で1サイクル回すパターンをやってきた。おそらく13-14年くらいこれでやっている。 しかし2022年新春に患ったオミクロン株以降、このサイクルをまともにこなせていない。ざっと思い出して計算してみたところ、連続で出来たのは3回が最高、つまり27日間コロナに感染しなかったのがコロナ不患の最長記録である
ボディメイクとはただメニューをこなしていれば筋量が無限に増えるわけではない。そんなに単純ならこの世にトレーナーという職業はいらないし、みんなもっとデカくなっているはずである。 もしただメニューをこなしていくだけでデカくなれるならミスターオリンピアは毎年どんどんデカくなっていくはずである。今のほうが昔よりずっとトレーニングの環境、食事、金策、いろんな方面で昔より有利なはずだからだ。 ところが現実はそうでないし、個々の選手自体も毎年体重を増やして出てこれるわけでもない。
ボディビル競技において背中は非常に重要なパートだ。というのもこのパート一つでバックダブルバイ、バックラットの二種類のポーズの優劣が決まってしまうからだ。 勿論この2ポーズはハムケツを最初に見られるのだが、それは絞れ具合である。同じ絞れ具合なら背中の筋量が多いほうが勝つ。そして背中という部位はかなり体型に左右されてしまうものなのだ。そして背中が弱い人のパターンはいくつかある。 1 背中がなんか広がらない人 筆者の「ボディビルのための背中のトレーニング」「骨格に適した
方々から要請があったのでリクエストに答えよう。初心者とはここではトレーニングを始めて1年くらいまでの人を差す。いや、身体がショボければそれは初心者として扱おう。 本記事はボディビルのみならず、クラシックフィジーク、フィジーク、海での露出用に鍛える人、単に趣味で鍛えまくる人まで幅広く読める記事である。また初心者に教えるトレーナーにも有用な記事である。 ※フィジークに関しては単体で別記事を書く予定もあるのでフィジークのみを目指している人は本記事を読む必要はない。 初
最近筆者は1-2週に一回コロナを食らっている。前々から頻繁に食らっている事はトゥイッター等で発信してきたが、ここに来てもはやどうしようもない事態になってきた。日本は今、筆者が去年体験していたレベルくらいであろう。2か月に一回貰うくらいであろう。 それと同時に筆者が前に書いた「ボディビルのトレーニングメニューの組み方」を参考にした人々から結構な訴えがあった。曰く最近常にダルかったり、起きれなかったりしてあの記事の通りにトレーニングメニューが組めない、という。 確かにあ
少々タイトルに煽りが過ぎるか?正直なところ、身長が低い人は高身長の人とは逆で関節の耐久力が骨の長さを上回っているため、何をどうやろうが怪我なく無駄なく発達する。 しかしここでは一歩進んでコンテストでいかに目立つか、勝つかまでを勘案したボディメイクを提案しようと思う。低身長は栄養がある程度いい加減でも完成するし、トレーニングも大抵教科書通りにやっていれば完成する。 しかしコンテストとなると話は別である。階級別では勝ててもオーバーオールとなるとなかなか勝てない。というの
身長の高低によって各種目の重量が変化してくるのは皆も知っているだろう。例えば身長190cmの人のスクワットと、身長150cmの人のスクワットでは仕事量が変わってくる。 仕事量は重量x移動距離、すなわち190cmの人はより多くの仕事量をこなす。反対に150cmの人は仕事量が少なくなる。この場合、150cmの人が220kgのスクワットを挙げたとして、190cmの人の仕事量が同じになるのは160kgくらいの重量である。 また同じエクササイズを行っていても人間本来の関節の太
デッドリフトほど誤解が広まっている種目も珍しい。殆どの文献でこれは背中のトレーニングとされているが、実際この種目で怪我するのはほぼハムストリングスである。つまり主動筋はハムストリングスなのである。 また大殿筋と中殿筋もめちゃくちゃ使っている。だがデッドリフトで大殿筋、中殿筋を切ったという報告は無い。これは両者がフルストレッチしないのと、筋繊維が動きに対して斜めなので怪我しにくいからである。 例えばミスターオリンピアに何度も輝いたロニーコールマン、彼は背中のトレとして
好評?だったこのシリーズも今回で最終回となろう。これらの記事を書いていて思ったのが、250ccが一番面白いという事だ。250ccは日本の免許、税制にかなり有利。更に車検制度によって無限改造出来るようになっている。だからカスタム例も多い。 また日本の4大メーカーがこのクラスに滅茶苦茶力を注いでいるので珍バイク、馬鹿みたいに設計費をかけたバイク、なんとかして法の目をかいくぐってやろう的なバイクも多いのだ。(例えばKLX300をボアダウンさせたKLX250など) よってこ
1 AX-1 今でこそマルチパーパスという概念が定着しているが、このバイクが出た当時はそんなものは無かった。そしてこの中途半端さが異常にキモがられ、全く人気が出なかったバイクである。 この分野はホンダがAX-1で切りひらき、それをすぐにヤマハがTDR250で追う、市場が成熟してきたところでカワサキがKLE250アネーロで横からかっさらう、みたいな事をしていた。 外国では見事このジャンルが花開いたが、国内では2010年以降じゃないのかな?このジャンルが受け入れられた
トップ画像をボバーにしてみた。ちなみに筆者はボバーとかカフェレーサーとか大嫌いである。単に乗りにくくしてるだけでちっとも格好よくない。同じ理由で殆どのチョッパーも嫌いである。バイクを改造して歩行者から目立ちたいなら、身体を改造しろ。 そもそも歩行者から見て格好良いバイクとバイカーから見て格好良いバイクは違うのである。ボバーとかカフェレーサーとか、チョッパーとか走ってる姿は滅茶苦茶ダサい。止まって置いてある時だけ恰好良い。だからそのまま置物として飾ってたほうが良いんじゃな
じゃあ続きでもやろうか。 今日の一発目はこれから 1 BROS ホンダもなんて適当な名前つけるんだ!って思ったこのバイク。外国で乗ってたらブロ?ユアブロスブロスブローズ、とか言われちゃう感じのバイクである。 こいつは何故かアルミツインスパーにアメリカンのエンジンを積み、片持ちプロアームのくせにマフラーが右出しというわけのわからんバイクである。ホンダは何がしたかったのか、というよりも00年代にホンダが良くやった余ったパーツで稼ごう的な何かだったと思う。 65
さて、第二弾である。とまあその前にただの不人気車で筆者がお気に入り、というかカッケーと思っているバイクでも挙げておくか。いつかは手に入れて乗っておきたいバイク達だ。 1 VT250スパーダ このバイクは産まれる時代を間違えた。というかこれからあっと言う間に人気が出るであろうから、興味のある人は買っておくと良いと思う。このバイクはカタログの印象と実物の印象が随分違う。実物はSDR200ばりに細くて恰好良い。 特にバーハンにすると乗りやすく、ジムカーナなどでも人気のあ
最近頼まれていたデッドリフトの記事をずっと練っているのだが、10日ほど前にまたコロナを貰ってしまい下痢がヤバすぎて外出すら出来ないので暇つぶしの記事を書く。 俺はバイク改造愛好家である。カスタムビルダーと言えば聞こえがいい。まあこの手の愛好家はちょっとしたバイク整備の才能と、創造性があればいくらでも産まれる。バイクは大きなプラモであるので、切った張った、更に溶接まで出来ちゃえば自由自在に面白バイクが作れてしまうのだ。 で、中古車市場には不人気車と言う物がある。所謂糞