見出し画像

コロナ禍のトレーニングメニューの変更について

 まずはじめにこの記事は筆者のベストセラー「ボディビルのトレーニングメニューの組み方」を参考にしている人用に書いている。

 筆者自身は長らく2オン1オフ、ダブルスプリットで九日で1サイクル回すパターンをやってきた。おそらく13-14年くらいこれでやっている。

 しかし2022年新春に患ったオミクロン株以降、このサイクルをまともにこなせていない。ざっと思い出して計算してみたところ、連続で出来たのは3回が最高、つまり27日間コロナに感染しなかったのがコロナ不患の最長記録である。他はずっと軽いコロナにかかったりしてトレーニングを中断していたわけだ。

 どうも筆者の体感上、コロナウィルスというのは一定量を浴びるまでは平気である。しかし許容量を超えて浴びると一気に症状が出てくる。つまりバケツのようなものを想像してもらうとわかりやすい。

イメージ図、一定以上のウィルスが体内で処理しきれなくなると症状が出る

 このバケツには免疫という穴が開いている。だから免疫で排除できる範疇のウィルスを浴びている程度なら発症はしない。しかしウィルスを排出しているキャリアが居る空間でその呼気を吸ったりし続けていると免疫がウィルスを排除できるキャパシティを超えてしまう。結果ウィルスがどんどん体内に溜まっていく。

 つまり密閉空間ほどリスクが高いのだが、密閉空間でも普通に呼吸しているだけならウィルスは鼻粘膜で止まる。おそらくこの記事を読んでいる人の中には2021年あたりから頻繁に鼻風邪っぽいクシャミばかり出る謎の現象に襲われている人が多々いるだろう。それはコロナである。

 コロナが鼻の粘膜で止まり、鼻で免疫がウィルスと格闘している状況なのだ。しかしジムのようにハードに息を吸ったり吐いたりする密閉空間ではウィルスは鼻では止まってくれない。ダイレクトに肺に入っていく。特に口で息をするようなハードなトレーニングをしていたら猶更である。

 そしてこのコロナは罹患すれば罹患するほど症状が重くなっていくし、更に罹患しやすくなるという凄まじいウィルスである。何度も罹っているうちにバケツの底に溜まったウィルスが免疫という穴を叩き潰して埋めていくので、ウィルスが取れなくなっていくのである。フェーズは以下の通りである。

<フェーズ1 コロナ連続罹患2-3回>
・何か身体がダルいな、と感じる日が多くなる
・デッドリフトで頭痛や息切れがキツくなりレップ数が出来なくなる
・不眠
・クシャミが止まらない(花粉症との見分け方は夜寝る前に急に激しく出る点、花粉症なら外に出た時にクシャミが出る)

<フェーズ2 コロナ連続罹患4-6回>
・トレーニングメニューがこなせなくなってくる。オフ日を追加してしまう
・常に異常に眠い
・気が付いたら気絶して眠っている
・1日18時間くらい寝ても寝足りない
・朝起きられない
・歯茎が痛い

<フェーズ3 コロナ連続罹患7ー9回>
・人の名前が思い出せない
・後頭部に脳がへばりついているような感覚
・緑色もしくは異常に黄色い粘土状の緩い下痢ー異常に便器にこびりつく
・食欲がない、もしくは吐き気が常にある
・10円ハゲ
・髭、眉毛、髪に白髪が目立つようになる
・歯周炎を発症
・何故か口内炎が立て続けに出来る
・乾癬を発症(手が荒れて割けて血が出る、肘がカサカサになって痛くなる、指の爪の周りが向けていつも血が出ている、等の症状。また水虫も乾癬の一種)

<フェーズ4 コロナ連続罹患10-12回>
・目がかすんでよく見えない
・指先、足の甲が痺れる
・皮膚に赤い異常発疹ーヒリヒリして痛い
・寝てる時に熱が出て毎朝汗だく
・歯茎が減退
・心臓がなんか痛い
・自律神経異常


<フェーズ5 コロナ連続罹患13回以上>
・目ヤニで目が開かない
・血便、または毎日嘔吐
・眩しくて外に出られない
・歯が抜ける(特に虫歯を治療した歯)
・謎の神経痛
・金玉もしくは卵巣が激痛
・脈が異常に速い
 


 このうちトレーニングが続けられているのはフェーズ3までが限界であろう。フェーズ4以降はもうトレーニングどころではないはずだ。都度きっちり免疫がウィルスを根絶するまで大人しくしていればやがてフェーズ1まで戻るのだが、今の社会ではそうはいくまい。

 日本は折角リモートワークになったのに会社以外に友達がいないバカ世代のおかげで元に戻ってしまった企業も多い。また「コロナ終わったよ」とかほざいている政府、そしてそういうことにしたい企業、ましてやジムなんかも「いかにもコロナなんて存在してない」かのように振舞うせいで、通常の人は大迷惑である。何度もコロナに罹患してフェーズ4以上になってしまっている人も多い。

 今回はそのような人のためにトレーニングメニューの変更を提案する。勿論筆者の記事「ボディビルのトレーニングメニューの組み方」の例に合わせて逐一解説する。また本記事では不本意ながらスーパーサプリについても少し触れる。そしてそれとは別にコロナの症状緩和に効くサプリの紹介もする。


<1>共通項

A)ジムでの振舞い方

 まず、ロッカールームで携帯をロッカーに仕舞い、それ以降トレーニングを終えてシャワーを浴びるか手を洗うまで携帯に触るのは厳禁である。ダンベル、バーベルを触った手で携帯をいじると携帯にコロナが付着し、洗浄するまで14-17日間携帯の表面上で増殖を続ける。異常な繁殖力なのである。

ここから先は

16,697字 / 33画像

¥ 12,800 (数量限定:残り 16 / 20)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?