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健康寿命を延ばすためのウェイトトレーニング
健康寿命という言葉を聞いたことがあるだろうか。
以下引用
「一方、健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいい、2019(令和元)年の健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっています。 2001(平成13)年から男性の方が女性より健康寿命は延伸しており、男女差も若干縮小しています」
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要は寝たきりにならず、日常生活が送れる健康状態を保てる期間という事である。これが事実上の寿命だと筆者は考えている。そして健康寿命と筋力には密接な関係がある。
筋肉が衰えて長距離を歩くことが出来なくなったり、それが原因で背骨が曲がってしまったり、あるいは単純に筋力、または筋持久力不足で長時間立っていられない、などこれらの症状が出始めると寝たきり生活が始まってしまう。
人間の体力、筋力は自然のままにしておけば20歳前後で全盛期を迎え、そこからは落ちていく一方なのであるから、身体を鍛えなければ健康寿命が延びるわけもない。60前後で病気や事故のワンパンで寝たきりまっしぐらとなってしまう。
筆者のフォロワーには親がそろそろそのくらいの年齢を迎える、なんて人も多く居るであろう。両親には出来るだけ健康で長生きしてもらいたい、そう考えるのは人間として当たり前の事である。
但し高齢者にいきなりハードなジム通いしろ、なんてのは無理な話である。ここではそのような人向けに比較的ソフトで、継続可能なトレーニングメニュー作成を紹介する。
尚見た目のためのボディメイクではなく、健康維持のためのトレーニングなので健康維持に必要のないエクササイズは一切行わない。見た目をキープしたい目的なら、筆者の前作
の購読をお勧めする。
尚この記事は高齢の親を持つ人間が親に教える、また介護施設に出入りしている人間が高齢者に教えるための記事となっている。そのような人向けである。
ひょっとしたらパーソナルジム経営者でこの記事に興味のある人もいるかもしれないが、本記事のメニューは高齢者でもパーソナルジムに来るような体力のある人向けのメニューではない。そもそもホームジム前提の話なので、パーソナルジム経営者がこの記事を買っても落胆するだけだと思われる。
1)用意する器具
用意するものは可変式ダンベル、またはバーベルのセット。金がないのならこのような物に砂を入れるだけでも良い。
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