見出し画像

「時間」を写真的に捉えるか、それとも映像的に捉えるか

時間の捉え方って「写真的な捉え方」と「映像的な捉え方」の二通りがあると思ってます。

写真は「一瞬を切り取る方法」で細部に気づきやすい。映像は「時間軸で捉える方法」で経緯や文脈に気づきやすい。

でも、どうしても時間の捉え方は「写真」に偏りがちだと感じています。映像的に捉えることで気づくこともたくさんあるのに。

例えば、5W1Hの視点でWhenを考えてみると、どうしても一点の時間を切り取る思考になりがちだと感じています。「いつ?」だと一点になるのも仕方ないですよね。

ロジカルな思考は具体方面に対するアプローチ。時間に対してこの思考を適用すると、どうしても一点に着目してしまう。「具体方面」だけでなく「抽象方面」に思考をシフトすることも大切だと思うのです。

自分も一枚の図を作っているときにジレンマがあります。

図では「時間の経過」を十分に表現できません。例えば矢印やフロー図的なかたちで表現したとしても、目に飛び込んでくるのは一瞬のため映像的な認識は薄れてしまう。

「表現できること」と「表現したとおりのイメージを受け取ること」はまったく別の話です。二次元の図の限界なのかもしれません。

だからこそ「映像的に捉えようとする感覚」も大切にしようと思うのです。


いただいたサポートは探究したいテーマの書籍代等として使わせていただきます☺️