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スポーツ外傷とスポーツ障害の違い

今回は、スポーツ障害とスポーツ外傷の違いについて紹介します!

1.スポーツ外傷とスポーツ障害

まず、それぞれについて簡単に紹介します!

スポーツ外傷とは、1回の外力によって生じる怪我のことです!

また、スポーツ障害とは、繰り返される負荷によって生じる怪我のことです!

この2つの大きな違いは、1回の外力の大きさです!

外力とは、相手にぶつかった衝撃や、転んだときの衝撃、また、ボールを投げるときの遠心力などがあります。また、歩くときの床からの反発力なども含まれます。しかし、その外力が小さい場合は、その外力を負荷と呼ぶことが多いです。

よって、その小さな外力、負荷が積み重なり、スポーツに影響を及ぼすとき、スポーツ傷害となります。


2.主なスポーツ外傷

主なスポーツ外傷は、肩関節脱臼、前十字靱帯損傷、足関節捻挫、骨折などがあります。

スポーツ外傷には、プレー中の接触や偶発的なものが多く予防が難しいことがあります。

スポーツ外傷から競技に復帰するときに、怪我をした場所が治れば競技に復帰していいと考えられがちです。しかし、治るまでの安静期間で、身体は衰えてしまいます。なので、競技復帰するまでに段階的にトレーニングをつんでから競技に復帰することが大切です。

例えば、サッカーで足関節捻挫をして、2週間安静と診断されたときに、2週間の間は患部である足関節に負荷がかからないように、上肢のトレーニングや体幹トレーニングを行います。

2週間の安静期間がおわったら、まずはジョギングなどの負荷が軽い運動を行います。次に、ダッシュなどの負荷の高い運動を行います。そして、練習に部分復帰します。このときに、非接触の練習から復帰します。最後に接触のある練習に復帰して完全復帰となります。

これは、あくまで1例なので、実際には、医者と相談して負荷量を変更します。


3.主なスポーツ傷害

主なスポーツ傷害は、腰椎分離症、野球肘、オスグッド・シュラッター病、ジャンパー膝、疲労骨折などがあります。

スポーツ傷害の主な原因は使いすぎ(オーバーユース)です!

僕がスポーツ傷害に対して難しいなと感じるところが、チームメイト全員に同じ練習を行っているのに、スポーツ傷害が発生する選手とそうでない選手がいることです。

よって、肩の痛みや腰の痛みなどが発生したときに、周りのチームメイトやコーチに相談しずらかったり、自分が弱いせいで痛みが発生すると考えてしまうことがあるからです。

また、スポーツ障害の原因はオーバーユース以外にも、不良な競技動作や、柔軟性低下・バランス不良・筋力不足などのコンディショニング不良があります。

よって、競技復帰にむけて、患部を治療しつつ、姿勢や競技動作などの修正を行う必要があります!


4.まとめ

今回はスポーツ外傷とスポーツ傷害について紹介しました。

この記事が少しでも参考になったら嬉しいです!


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