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眠れない2時34分。孤独の心情。

 面白いほどに眠れない。
 現在午前2時34分。
 起床予定時刻は4時30分。

 あと2時間しかない。
 早く寝たいのに、
 目は閉じることを拒否している。
 早く閉店してほしいのに、
 頑固な店主はまだ暖簾を下ろさない。

 いつもはうるさい弟も、
 流石にもう眠っている。

 外から聞こえてくるのは、
 バイクの迷惑な騒音だけ。
 それも来ないとなると、
 いよいよ静まりかえってしまう。

 実は21時〜23時30分までは
 ちゃんと眠っていた。
 そこから急に目がさえて、
 こんなことになっている。

 布団にもぐったり、
 本を読んだり、
 睡眠用の音楽を聴いたりして、
 足掻いてみるけれど、
 どれも効果は見出せない。

 だからこうして書いている。
 文章を書いている。
 どうにもならない感情を、
 とりとめもなく書いている。

 スマホと向かっているから、
 眠くなっていく訳でもない。
 しかし、この心情を、
 誰かに知っておいてほしかったのだ。

 だから私は、文章を綴っているのだ。

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