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最近のメモ

  • ロベール・ドローネー

  • ソニア・ドローネ

  • 図録 ドローネー展―ロベールとソニア (1979年)

  • 図録 杉本博司「瑠璃の浄土」

  • アブストラクトと写真

  • 実験

  • コレクション展 野崎道雄コレクション受贈記念 
    見えないもの、見たいこころ@神奈川県立近代美術館

  • ゲルハルト・リヒター

  • コレクション展 セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見@東京都写真美術館

  • 図録 田沼武能「人間讃歌」

  • 図録 プリピクテ「FIRE / 火」 横田大輔

東京都写真美術館には「コレクション展 セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見」の展示を見みために行ったので、田沼武能さんの人間賛歌はコレクション展ではなく図書室で図録を見た。

目が奪われた。

江ノ島での海水浴での笑顔や、紙芝居屋さんに向ける真剣な眼差し、家具も無い家の中でもチャンバラごっこで遊ぶ姿。ノートも机も無い中で工夫している学校の授業や農作業を手伝う様子。過去から現在、日本と海外。様々な人たち、特に子供たちの笑顔の写真が多数収められている。

しかし、笑顔ばかりではない。途中に何枚か差し込まれる冠婚葬祭の様子や虐殺、栄養失調に苦しむ姿。

そして最後にまとめられている自然を中心とした風景写真。

時代や場所を超えた人間の湧き上がるエネルギーや社会の現実や環境。そんな一冊に感動した。

これは子供にも見せたい。むしろ、写っている子供たちとちょうど同年代である今の内に見ておいて欲しいと感じ、そのままショップに立ち寄って買って帰った。

「え?こんな黒い子供がいるの?」

帰宅後、子供が図録をざっくり開いて最初に見たのが「ソマリア内戦から逃げてきた家族 エチオピア ドロオド難民キャンプ 1992年」のページだった。

こんな顔の人もいるの?
なぜこの人達は集まっているの?
なんでこんな服なの?

その後、自分でどんどんページをめくりながら話しかけてきた。

やはり買ってきて良かったと思った。



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