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凡人が原稿に集中するための9つの必勝法

原稿を進めるコツは、なによりもまず「自分は意志が弱い」と認めることです。

パソコンをおもむろに開いて、原稿をさらさらと3時間書き進めて「ふーむ、今日はざっと1万字か、やれやれ」みたいな人はいません。村上春樹しかいません。

だいたいの人は、パソコンを開くとまずツイッターかフェイスブックに直行して1時間ほどウダウダし、「はぁあ、原稿やんなきゃあ」とのたうち回った挙げ句、1行進んでは1行消し…とやっているうちにイヤになり、またSNS地獄にハマる、というのが相場となっております。

よって、凡人は「意志の弱い自分を動かすためのあらゆる工夫」をすることが必要なのです。

集中できる時間はどれくらいなのか?
集中できる場所はどこなのか?
どんな音楽を聴けば集中できるのか?

自分をつねに「モニタリング」しながら、最適な環境に身をおいてあげることが大切なのです。そこで新年一発目のnoteは、ぼくが見つけた「原稿に集中するための必勝法」をお届けします。

①ちゃんと寝ておく

ぼくは8時間は寝ます。原稿だろうがなんだろうが、ようは「メンタル仕事」です。メンタルが整っていないと、いい仕事はできません。「寝る」というのはいちばんシンプルで最強の方法です。ちゃんと寝ましょう。

②ネット環境から離れる

原稿が進まないのは「原稿自体に悪戦苦闘している」というよりは「原稿以外のことに気が取られている」ケースが大半です。「メール返さなきゃ」「ツイートにリプライ来てないかな」なんてことをやってるから原稿が進まないのです。必勝法は「その原稿のことしか考えないような環境に身を置くこと」です。

ぼくは「ポメラ」をオススメしています。整理すべき原稿のデータだけ入れて、できればスマホも家に置いて、外で作業するのです。「原稿のことしか考えることがない」という状況に強制的に身を置くわけです。

③作業を小分けにする

何万字もの長い原稿でも小さな項目ごとに切り分けて、終わったところからどんどん潰していきます。紙に以下の写真みたいに「可視化」しておいて、終わったら赤で丸をしていく。赤丸が増えていくのが楽しいからどんどん進みます。

なるべく作業は小分けにして、10分ごとくらいに「達成感」を味わえるような仕組みをつくっておくといいでしょう。

④そもそも長く集中できないと知っておく

原稿を書く作業は、文章の流れを考えたりする以外にも「、」を入れる入れないとか、「でも」にするか「しかし」にするかとか、意識してないだけで超たくさんの選択をしています。思った以上に脳は疲れるのです。

よって適度に休ませながら、淡々と進めるほうがいいでしょう。気合い入れてオーバーヒートさせないほうがいい。そもそも長時間集中できるような人間なんて、ほぼいません。

⑤気分が乗らないときは散歩する

ぼくは「2時間向き合って、1時間ほど休む」の繰り返しをしています。「2時間向き合う」といっても、2時間ずっと集中しているわけではありません。そんなわけありません。とりあえずパソコンを開いて原稿と向き合っている、というだけです。

休むときは、散歩でもいいし食事でもいいでしょう。2時間も原稿を見ていると最後の方はほとんど頭動いてないので、続けても意味がありません。頭が動いてないなと思ったら立ち上がる。いったんクリアにしてから、再開することです。

⑥適度にざわざわした場所にいく

ぼくの傾向で言うと、本当に集中したいときは混んでざわざわしてる喫茶店とかカフェにあえていきます。あまりに会話が気になるときは音楽を聴きますが、基本は聴きません。ちょっと他人の会話や視線が気になるくらいの状態で原稿に向かう。すると、まわりを気にしないようにする力が、原稿に集中する力に変わるのです。

あとは「ここまで進めるぞ」と決めて、ルノアール的なちょい高めの喫茶店に入る作戦もたまにやります。すると、原稿に集中できなくて帰りたくなっても「いやいや、せっかく700円とか払うんだし、元とらなきゃ…」と思って無理やり進めることができるのです。

⑦終わったらやりたいことを決めておく

ようするにご褒美です。「これ終わったら飲みに行こう」「これ終わったらサウナに行こう」など、自分なりにテンションの上がることを用意しておくことです。人参をぶら下げておくということです。

⑧締切日を宣言する

これがいちばん有効かもしれません。人は締切がないと、基本動きません。締切日を宣言するというのは、心理学的に言うところの「他人効果」と「締切効果」のダブルパンチです。「◯日までに送ります」とクライアント、もしくはSNSなどに宣言してしまいます。これで自分にかなりのプレッシャーを与えることができます。

⑨質より終わらせることを優先させる

「完ぺきを求めない」ことです。いくらでもあとから修正できるのだから、とにかく「最後まで終わらせる」ことを優先させる。いきなり完成品をつくろうとしなければ、変に力が入らなくてスイスイ進みます。全体を何度も漆塗りするように、原稿のクオリティを上げていけばいいのです。

上記の方法で、ぼくは年末年始の原稿を乗り切りました。

それでは、今年もよろしくお願いします。

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株式会社WORDS代表取締役。経営者の言語化・コンテンツ化をサポートする顧問編集者。『メモの魔力』(前田裕二)、『佐藤可士和の打ち合わせ』(佐藤可士和)、『福岡市を経営する』(高島宗一郎)など書籍の編集・執筆も。SNS時代の「伝わる文章」の探求をしています。ポテトサラダが好き。