手触り感のある契約書
おはようございます。
自営業の居酒屋さんがあります。
店を訪れると気持ちよく声をかけてくれます。
食べている最中もいかがですか?と
忙しい中気にかけてくれ、
帰りはおかみさんと料理人の大将が
店先まで見送ってくれます。
来てくれてありがとう、また来てくださいね
という気持ちが心から伝わってきます。
チェーン店でも威勢よく挨拶はいただけますが、
ここまでの伝わり方は簡単ではありません。
自営業とチェーン店の違いです。
高齢者施設でもそれは感じます。
入居するときに契約書を交わしますが、
自営業の施設では、
契約書の中に気持ちを感じます。
諸条件を第何条と取り決める前に、
本施設の運営の考え方を書き、
この方針に賛同してご利用いただきます
などと書いてあります。
契約書なのですが、
書き方や文体に手触り感があるのです。
こうなった場合はこうしますなどと
後から付け加えたような条文も散見されます。
色々なことが起こり、そのたびにどうしよう、
こうしようと決めてきた様子がうかがえます。
私はチェーン組織の
洗練された契約書も好きですが、
自営業の手触り感のある契約書が大好きです。
今日もよろしくお願いします。
安島
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