「大人」リノベーションのお話し⑪(大事なこと)
リノベーションを考え始めて感じたモヤモヤ。
そのモヤモヤについて解説というか、お話し
してきました。
今日は。
その流れで、もう一つお話ししておきましょう。
突然ですけど。みなさん。
リフォームやリノベーションで設計士に頼むって
どんな印象を持っていますか?
そもそも。
新築の場合でも、設計士にお願いすることって
なんだかハードルを感じる方が多いみたいです。
新築ですらそうなので。。
リフォームとかリノベーションになると、
さらに、依頼先の候補になることって、
少ないのかなと思います。
ただ。
過去に人気のあった、リフォームのテレビ番組で
「匠」と呼ばれる設計士が登場していたので、
その印象が残っている方は、憧れのような感覚を
もっているなんて方がいるのも事実です。
この番組では、「匠」はデザイナーする人と
神聖化されてたおかげで、身近な感じというより
憧れみたいな印象になってしまったのかなと
思っています。
というのも。
リノベーションのお客様から問い合わせいただくと、
「リフォームやリノベはお願いできますか?」
という内容が、ファーストタッチで必ずあるので
そう感じてるんだと思います。
部分的なリフォームはさておき。
間取りを変えてしまうくらいのリノベーションの場合、
設計士へ依頼することって、すごく有効なのかなって
思っています。
素敵なデザインを提案してくれるからですよね?
って思う方が、すごく多いと思います。
でも。
それって、役割の一つにすぎません。
少し前にお話しした中でも。
同じ土俵で、相見積もりができることとか、
その見積もりをチェックしてもらえることと。
それも、役割の一つになります。
実は、それ以外に。。
もっと大事な役割があるんですよね。
何かっていうと。。
工事をチェックしてくれることです。
新築と違って、リノベーションの場合って、
もとの構造のこととか、耐震のことも含めて、
新築とは違うむつかしさがあります。
「なんとなく」この柱抜いても大丈夫でしょう。
この方法の方が工事しやすいからこうしよう。
客観的な立場からのチェックがあるかないかって、
とても重要なんじゃないかって思います。
工事している会社で自主検査してます。
そういったとして。。どこまで検査できそうなのか。
第三者で、しかも設計者でもある人がチェックする。
その方が、より確実にチェックできそうじゃないですか?
工事する側も、そういう視点があれば、
より慎重に工事してくれると思いますよ。
この、工事をチェックしてくれることって、
見落とされがちですが、素晴らしい家づくりには、
とても重要なことだと思っています。
みなさんは、どう思われますか?
ということで。
このお話しは、ここまでです。
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