外構のお話し(植栽のこと③)㊴
昨日は、外構に使う植栽についてでした。
いろんな樹種をたくさん庭に!というよりは
シンボルツリーとして最小限の植栽を植えて、
楽しむ方向け。
その中でも、常にグリーンの葉をもつ
常緑の樹種について、一部をご紹介しました。
グリーンもいいんだけど。。
せっかくなので、時期になると色鮮やかになる。
そんな紅葉する植栽について
お話ししていこうと思います。
皆さんは、紅葉する植栽っていったら、
どういった樹種を思い出しますか?
いろいろ思い出すとは思いますが、
その中でも、真っ赤になる、あの樹種は
その一つなのでは?と思います。
イロハモミジ。
手を広げたような葉の形が特徴的で、
驚くほど美しい赤に紅葉するさまって、
素敵じゃないですか?
それがシンボルツリーだったら。。
常緑の木とは違う楽しみがあります。
冬には落葉して、寒々しい感じはありますが。
それ以上の美しさがありますから。
イロハモミジっていうと。
紅葉することが印象的なんですけど、
シンプルに、木の形が自然ときれいだなって
思います。
一本立ちでもいいんですけど、株立ちにすると、
華奢な幹が風で揺れて、涼し気な感じに。
そうそう。
イロハモミジって、あまり手が掛からない
って聞いたことがあるので、その辺も安心です。
和風庭園でよく見かける樹種なんですけど、
個人的には、モダンなデザインに合わせても、
素敵だなって思います。
それと、もう一つ。
お客様から、よく耳にする樹種として、
アオダモがあります。
葉の形が、先端に向かって細く尖っていて
シャープな印象なんですよね。
しかも。秋になると、真っ赤に紅葉して、
冬になると、一気に落葉していきます。
その紅葉するさまは美しいのですが。
個人的には、枝がスッとシャープに伸びるので
モダンなかっこいい感じに見えることも
人気の一つなのかなと思っています。
寒さや暑さにも強くて、日影でも育つので、
あまり手入れをしなくてもよいそうです。
このほかにも。
カエデやヤマボウシ、ヒメシャラとか
あるんですけど、その辺りは、
植物図鑑等を見ながら、樹形や葉形、
紅葉の色合いとか手入れをチェックして、
ご自身の感性に見合うものをセレクトして
もらえばいいかなと思います。
もちろん。
図鑑でもいいのですが。。
植栽選びは、庭屋さんに確認するのが
一番いいと思いますよ。
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